ネットは マスコミに対抗できる手段である。
しかし 論点なき 選挙とは 恥じるべきである。
論争をやって 政策で 争う社会が少し 近づいた。
左翼ほど 政策がないことが露見
「在日特権を許さない市民の会」の前会長で政治団体代表、桜井誠氏(44)は31日夜、開票前から100人近い支持者が集まる東京都中央区の事務所に顔を出した。素人が集まり、ボランティアに支えられた選挙。それでも30日夜、「最後の訴え」をしたJR秋葉原駅電気街口には多くの支持者が集まり、駅前を埋め尽くした。
「手応えはあった」と選対幹部。開票前には「鳥越(俊太郎氏)にどれだけ迫れるかな」という声も支持者の間から聞かれた。
既存メディアを徹底的に批判し、ネットの訴求力に頼った選挙だった。
開票直前、ある新聞社が事務所が入るビルのインターホンを鳴らして、中に入れるよう頼んだようだったが、支持者から「中に入れるな、帰れ」という声が上がり、一瞬、険悪な空気が広がった。
開票速報が始まると、投票数の9割が3強に集まったとのニュースでのコメントに「ええっ」という声が上がった。桜井氏はテレビの横に座り、周囲の選対幹部や支持者と会話していたが、支持者の声に前に立ち、深々と頭を下げた。
柔和な笑みを崩さず、「17日間、選挙を闘って参りましたが、力及ばず申し訳ありません」と述べた。
「選挙期間中、メディアは全くわれわれを取材せず、無視されました。3強の闘いと報道されました。でも最終日の秋葉原での街頭演説を見ても分かる通り、3強に一矢報いることができたのではないかと思います」と話すと、拍手が上がった。
「小池さんの当選をお祝いします。困難な局面に先頭に立って立ち向かっていただきたい」とエールも。「今夜はやけ酒だ」と事務所を後にする支持者もいるなか、残った支持者と握手を交わし、「また別の形で運動を続けます」と誓った。