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安倍総理面会後の記者会見



★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2018.03.30-2)

安倍総理面会後の記者会見


 以下は、昨日3月29日に参議院会館講堂で開催された緊急集会で採択された決議文を、本日3月30日に安倍総理に手渡し、面談した後の記者会見の概要です。

安倍総理面会後の記者会見

西岡力救う会会長) 先ほど、このメンバー(※)で安倍総理に面会しました。

※家族会=飯塚繁雄横田早紀江、飯塚耕一郎、市川健一、斉藤文代、松木信宏、松本孟、寺越昭男、北野政男、内田美津夫、浜本七郎、救う会西岡力、島田洋


 この決議をお渡しし、家族会の方々がそれぞれの思いを話し、総理からもお話がありました。

 総理は、「繰り返し、安倍政権で拉致問題を解決すると言ってきた。今北朝鮮が交渉に入ってきたことは評価するけれども、実際に行動するところまで持っていかなければならない」ということを強調されていました。

 我々からは、過去に何回も北朝鮮にだまされてきたことを話しました。総理もそこのとは重々承知の上で交渉に当たっているという趣旨の話をされていました。

 まず飯塚繁雄代表からひとこと話していただいて、後はご質問をお受けします。

◆チャンス到来の今

飯塚繁雄田口八重子さん兄、家族会代表)

 昨日の緊急集会、今日の総理との面会がありましたが、今の情勢を踏まえて「チャンス到来」との見方をしています。それに基づいて我々の要望、お願いをしてきたわけですが、数ある会談の中で一つの大きな会談はやはり米朝会談です。
その前に、日米で会談が持たれる。

 トランプ大統領はこの前、日本の拉致問題解決を約束してくれた。今回はこれを実行する場面であることを踏まえて、トランプ大統領に直に、日本の拉致被害者の帰国について具体的な措置、動きができるよう申し入れをしてほしいというのが一番大きな項目です。今回はまたとないチャンスであって、これを逃がしたらもう後はないという覚悟で注視していきたいと思います。

 総理は若干やせて疲れていましたが、この拉致問題の解決についてでまだ意思が強い。私たちとしては、もう安倍さんしかいないという思いで今後を期待したいと思います。

<質疑応答>

問 面会の中で「最後のチャンスになるだろう」という話があったようです。高齢化ということも踏まえて、どのような思いでおられるのか伺いたい。

横田早紀江横田めぐみさん母) 私たちは多くの方々に助けられてここまでこられました。被害者は大きな使命の中にいると思います。皆様のご支援がなければ彼らは無視されたままこの世から消え去ったかもしれないと思います。

問 緊急集会で「チャンス」ということを多くの方が言われましたが、どう思いますか。

飯塚耕一郎(田口八重子さん長男、家族会事務局次長) アメリカが北朝鮮に対して、「日本が拉致問題の解決を言っている」と言えば、間違いなく(北朝鮮は)再調査の約束や報告書の提出をするということが考えられる。これではだまされるケースになることをまず申し上げてほしいし、アメリカが具体的な解決に結びつくような動きをしてほしいと発言してほしいと思います。日本が見返りを出せることも含めて。

問 決議文には、トランプ大統領に対し、金正恩に言ってくれということを求めていますが、安倍総理自身が金正恩と会って話してくれということが求められていない。トランプさんを通じて言うのと、こちらから直接言うのでは違うのではないかと思う。決議で日朝会談を求めなかった理由は、今後求めることもあるのか。

西岡 決議は総理に持っていくことを前提に書かれているので、「政府は……」となっている。日米が主となって作り上げてきた圧力の結果、北朝鮮側がアメリカに会いたいと言った。その機会を拉致解決に結びつける。

 総理も「圧力を最大限にかけて政策を変えさせる」と言っている。この政策の中に、核問題と拉致問題が入っているとおっしゃっていた。北朝鮮に圧力をかけた結果、政策を変えるかもしれない。しかし、政策を変えたふりをしてものなどを取るかもしれません。

 そこを見ながら、「こちらから会ってくれ」ではない。会うことが目的ではないので、向こうが被害者を返す決断をして、「会いたい」と言ってきた時に首脳会談をすべきであって、会えないということが負担になるようなことになると、北朝鮮は、「会ってやろうか」「面会料を寄こせ」ということがあったので、我々が今求めることは、「拉致で会いたい」と(北朝鮮が)言ってくるように持っていってほしいということです。

 今の段階で、一部の論調にあるように、「日朝首脳会談だけがセットされてい
ない。日本は遅れている」ということで、首脳会談のための首脳会談を要求するということは、逆に北朝鮮を利することになる。

 トランプ大統領は、「北朝鮮が被害者を返せばいいことがある」という記者会見までした。今は圧力をかけて政策を変えさせることをすべき時期で、首脳会談は目標ではない。今の段階では、向こうが折れてきてアメリカに会いたいということなので、アメリカの大統領と打合せをする。こちらから「会ってください」ということは言うべきではないと思います。

 我々は4月22日に国民大集会を予定していましたが、この間金正恩がトランプ大統領に会いたいと言ったので緊急集会を開いたのです。

以上



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