パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

一路一帯(政策)の恐ろしい結末


宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)9月14日(金曜日)
        通巻第5829号  より 転載

(読者の声2)貴誌5828号、

「一路一帯(政策)は、対象国の資源略奪」

に関して、先生に質問があります。
アジアー中近東ーアフリカ、中南米、地球上のあらゆる発展途上地域に、中国の投資・融資が行われており、現在までに実行された(投資・融資)の累積額は、いったい何兆ドルになるのでしょう。
それに加えてリーマンショック以降の「莫大なる国内投資・融資」です。
これらの莫大な、内外に中国が実行した投融資、とても中国プロパーの資金・財力で賄ったとは、私には考えられません
ではいったい誰がどのような金融機関が、中国に融資しているのですか?
トランプが中国を倒そうとしていることは、中国に融資している国際金融勢力の利益に反するのではないでしょうか? シロウトの質問です。
(KI生、尼崎市
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宮崎正弘のコメント)

習近平が拡げた風呂敷は、口約でしかなく、実際に融資された金額は3兆ドル弱と推計されます。対外援助、融資はドル建てですから、中国の外貨準備高から類推できることは、対外債権が1兆6000億ドル。中国から外国の銀行からドルで借りている分を、中国の計算方法では外貨準備に参入しています。
ですから外貨準備は事実上底をついており、これ以上のドル建て融資を行うには対米輸出黒字が絶対必要条件となります。展望は真っ暗でしょう。つまり、今後の融資はほとんどが口約束に終わるでしょう。
げんにニカラグア運河、ペネズエラ新幹線は中止、ラオス、タイの新幹線も、モンテネグロにかけている橋梁も、まもなく挫折でしょう。

中国国内の融資は中国工商銀行など四代国有銀行が主力です。対外融資は中国輸出入銀行がメインです。ドルがなくなれば、この国策銀行は貸し渋りに転じ、つぎは貸しはがしに移行するでしょうね

中国の債務は33兆ドル。高度成長でトリックが成立できていましたが、これからおこることはリーマンショックの数倍規模の大破局とみて、間違いないと思います。

ご質問の国際金融筋ですが、すでにゴールドマンサックス、JPモルガンなどは引き揚げています。AIIBはADBとの協調融資を当てにしています。BRICSは、すでに機能不全状態です。背後で中国の金融を支えている国も機関もありません。



平成30年9・29反中共デー東京大会のご案内

 「暴支膺懲!」。
暴戻支那討つべし!」
 暴戻支那とは、「中国共産党」が支配する「中華人民共和国」すなわち中共の事です。中共は「反日」「共産」「中華」の三悪国家であり、我が国の敵国です。断じて友好国ではありません。

 昭和47年9月29日、我が国は中共との国交を樹立しました。この46年間、主権侵害、内政干渉、領土・領海・領空の侵犯など、中共による敵対行為は数限りなく繰り返されてきました。中共の脅威に晒されているのは、我が国だけではありません。満洲南モンゴル東トルキスタンウイグル)、チベットなどに対する侵略・虐殺・苛政。台湾に対する併呑の野望。中共に支配されている全ての人民たちの苦難。中共の存在は、アジア全民族の脅威であり、人類の敵と断言できます。
  私たちは草莽とはいえ、興亜憂国の志士と自負しています。この重大な危機を坐視する事はできません。平成14年9月29日、所謂「日中国交正常化」30年の秋、私たちは中共との国交断絶を目指して、9・29反中共デーを開催しました。昨年も東京だけではなく、北海道(札幌)でも、中部(名古屋)でも、関西(大阪)でも、九州(福岡)でも、中共デー闘争は展開されました。本年も「9・29反中共デー」の旗の下、勝利を目指して、同志道友の皆さんが共に起ち上がり、共に闘う事を熱望します。勝利を信じて、闘いましよう。
記録

とき   
9月29日(土)雨天決行。 午前11時~集会開始。
             正午~行進出発
ところ  三河台公園
(東京都港区六本木4-2-27/六本木通り沿い/俳優座の横)
[合意事項]
(1)国旗の掲揚は大歓迎します。また、旭日旗Z旗の掲揚も歓迎します。
(2)南モンゴル東トルキスタン(ウイグル)、チベットなど、中共に侵略され、独立を目指して戦っている国々の方が、ご自分の国家や民族を象徴する旗を掲揚する事は歓迎します。
(3)超党派の運動の為、会旗など団体の旗を掲揚する事は禁止します。
(4)拡声器の持参は歓迎します。
(5)車輛での参加はご遠慮ください。
[連絡事項]
  本年も東京大会だけではなく、北海道大会(札幌)も、中部大会(名古屋)も、関西大会(大阪)も、九州大会(福岡)も、開催される予定です。参加者には記念品を贈呈します(数に限りがあります)。
 連絡先 電話 04ー2934ー6570  FAX 04ー2934ー7868
    (平成30年9・29反中共デー東京大会共闘委員会)