パルデンの会

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<火器管制レーダー照射>場所はまた大和堆

そもそも 場所は大和堆 =EEZであり そこから問題にすべきではないか?

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大和堆

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
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日本海の海底地形。中央部分にある浅い部分が大和堆
大和堆(やまとたい)とは、日本海中央部に位置する浅い部分(海底山脈)である。最も浅い部分で水深236mであり、日本海有数の好漁場となっている。

概要[編集]

大和堆の中央部は北東から南西方向に深さ2000mに及ぶ渓谷によって分割されており、日本に近い側を大和堆、反対側を北大和堆と呼ぶ。大和堆は日本の排他的経済水域EEZ)に当てはまる[1]が、北大和堆はそうではない。大和海嶺の一部であり、北は日本海盆、南は大和海盆に接している。
大和堆は、1924年水産講習所(現在の東京海洋大学)の調査船「天鴎丸」によって発見された[2]。1926年、日本海軍水路部測量艦大和」が精密測量を行い、大和堆命名した[2]。この発見まで、日本海は一様に深い海と考えられていた。
ユーラシア大陸東縁に沿って直線的な形でくっついていた古日本列島が、新第三紀に入って大陸から分離される際、日本海の拡大のために発生した海嶺の跡である。現在は活動していない

<火器管制レーダー照射>場所はまた大和堆 そしてまた韓国の国際合意違反だ

「文大統領へ特大ブーメラン」と、「徴用工問題」で韓国政府が訴えられた件を記事にしようとしていたら、笑ってられない事件が起きてしまいました。
「韓国駆逐艦のレーダー照射、短時間ではなく数分間続く」
海上自衛隊の航空機が今月20日、日本海で韓国の駆逐艦から射撃管制用のレーダーを照射された問題で、照射は短時間ではなく、数分間続いていたことが防衛省への取材で分かりました。
韓国の海軍関係者は「遭難した北朝鮮籍の船の捜索のため艦艇の全てのレーダーを作動させたところ、その範囲内に哨戒機がいるのを把握した」と説明しています。
「一瞬だけレーダー照射された」では無いところに注目です。韓国側は遭難した船の捜索だったと言い訳していますが、この説明は明らかに嘘でしょう。そして、場所は以前にも問題にした大和堆(やまとたい)です。その時も「そもそも大和堆を韓国海域と認識しているかも」と指摘しましたが、おそらく今回も事件の背景には、大和堆韓国海域と認識していることにあるのではないでしょうか?

■外務省は、韓国から謝罪を引き出せ

今のところ、韓国は言い訳ばかりで謝罪をしていません。しかし、今回の事件は、韓国に謝罪を求めるべき案件です。
防衛省、韓国に再び「遺憾」 レーダー照射 「遭難船捜索」に疑問」2018年12月22日
防衛省は二十二日、韓国海駆逐艦が石川県・能登半島沖の日本海海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題を巡り、遭難した北朝鮮船捜索のためだったとする韓国メディアなどの報道に疑問を呈し、改めて「極めて遺憾であり、韓国側に再発防止を強く求める」との声明を発表した。岩屋毅防衛相が事実関係を説明した翌日に、さらに遺憾の意を強調するのは異例だ。
 防衛省は書面で「慎重かつ詳細な分析を行い、当該照射が火器管制レーダーによるものと判断した」と強調。さらに火器管制レーダーは攻撃目標の精密な方位・距離の測定に使用するもので、広範囲の測定に適さず、遭難船捜索だとすれば、水上捜索レーダーが適当だと主張した。
防衛省が再度「遺憾」を表明したように、韓国の「遭難船捜索のため」という理由は、全くのデタラメです。そもそも火器管制レーダーとは、ミサイルで対象を攻撃するために、距離、高さ、移動速度を計測するためのものです。全方位にバラ撒く通常のレーダーとは、全く違うものなのですね。
ですから対照に狙って照射しないといけませんし、海上の遭難船ではなく、上空を飛んでる航空機に向けて発射された段階で、「遭難船捜索のため」ではないことが明らかなのです。
こんな言い訳が通ってしまうことの方が、日韓関係にダメージを与えることは間違いありません。何故って、韓国軍の中に「日本の航空機に火器管制レーダーを発射するぐらいは、やっても良い」と考える人間が、いることになってしまうからです。そんな軍と連携した行動を取ることができるでしょうか? 韓国政府には、日本に謝罪し、韓国海軍の綱紀粛正に勤める責任があるのです。また、日本は謝罪を求めていかなければいけません。

■韓国側の国際合意違反である

謝罪する理由は、他にもあります。2013年1月に起きた中国の火器管制レーダー照射事件を受けて、中国も参加させて結んだ国際合意に、明確に違反していることです。
「日米中など21カ国、海上衝突回避規範で合意」2014/4/22
日米中など21カ国の海軍高官が参加する西太平洋海軍シンポジウムが22日、中国山東省青島で開幕し、海上で他国の艦船と予期せず遭遇した場合の行動規範を定めた「海上衝突回避規範(CUES)」で合意した。無線で行動目的を伝え合うほか、敵艦を攻撃する際に照射する火器管制レーダーを相手艦船に一方的に照射しないことなどを決めた。
日本や韓国など21カ国が2014年に採択した海上衝突回避規範でも同レーダーの照射を回避すべき行為の一つとしている。
2014年に、韓国は「海上衝突回避規範」を採択しています。ここでは、火器管制レーダーの照射を回避すべき行為として決めており、つまり今回の行為は、韓国の明確な国際合意違反なのです。
さらに合意では、「無線で行動目的を伝え合うこと」を決めていますが、今回海上自衛隊機の意図確認に対して、韓国は行動目的を伝えませんでした。これも国際合意違反です。
それなのに「遭難船捜索のため」という理由で、これら合意破りを正当化できるなら、いったい何のために21カ国も参加して、国際合意を作ったのでしょうか?
このままでは韓国のせいで、中国がやりたい放題になってしまうかもしれないのです。日本は、この合意が有名無実化しないためにも、韓国に謝罪と再発防止を求めなければいけません。
「韓国駆逐艦が日本の哨戒機にレーダー照射、日本の抗議に韓国軍困惑」朝鮮日報(2018/12/22)
韓国軍関係者も「韓日はこれまで意識的に軍事的衝突が起こらないよう神経を使ってきた」と話す。ところが、日本の防衛相が自ら出てきてまで今回の事態に対して抗議したことに、韓国軍は困惑している様子だ。韓国軍関係者は「日本の反応はやや過剰な面がある」と述べた。
韓国側の報道では、ことの重大さを軍関係者が全く分かっていません。何故ここまで平然と国際合意反を繰り返せるのでしょう?
外務省には、韓国側に日本がなぜこのような反応をしているのか理解させ、事態を改善できるよう頑張って欲しいです。