夏本番へ 猛烈な暑さになる所も 万全な熱中症対策を
2019年07月23日19:18
この先、急に気温が上がり、猛烈な暑さになる所が多いでしょう。特に、来週中ごろは東北や北海道でも気温が35度くらいまで上がる所がある予想です。
23日(火) 東海で気温35度近くに
23日(火)は、夏の太平洋高気圧は勢力がまだ弱いものの、日本付近に南から暖かい空気が流れ込みました。最高気温は、全国で最も高かったのは静岡県浜松市佐久間で34度9分でした。そのほか、九州から東海、北陸、甲信で30度以上の真夏日が続出。宮崎市33度8分、福岡市32度3分、兵庫県神戸市32度0分など、いずれも今年最も高くなりました。
24日(水)以降 太平洋高気圧とチベット高気圧 日本列島を覆う
24日(水)から25日(木)にかけて、太平洋高気圧が張り出すのは九州付近でしょう。26日(金)以降は、太平洋高気圧は本州付近にも張り出し、勢力を強める予想です。
更に、チベット高原の上空の高気圧が、24日から次第に日本付近へ張り出す見込みです。この高気圧はチベット高気圧と呼ばれる、太平洋高気圧より上層の高気圧です。太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われるようになると下層から上層まで続く「背の高い高気圧」に覆われることになります。高気圧内では、上空の乾いた空気が下降しながら気温が上がるため、高気圧の背が高くなるほど地上の気温が上がりやすくなります。
昨年7月23日、最高気温が埼玉県熊谷市で41度1分、東京都青梅市で40度8分など、記録的な高さとなったとき、本州付近は太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われていました。
更に、チベット高原の上空の高気圧が、24日から次第に日本付近へ張り出す見込みです。この高気圧はチベット高気圧と呼ばれる、太平洋高気圧より上層の高気圧です。太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われるようになると下層から上層まで続く「背の高い高気圧」に覆われることになります。高気圧内では、上空の乾いた空気が下降しながら気温が上がるため、高気圧の背が高くなるほど地上の気温が上がりやすくなります。
昨年7月23日、最高気温が埼玉県熊谷市で41度1分、東京都青梅市で40度8分など、記録的な高さとなったとき、本州付近は太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われていました。
本格的な夏に 厳しい暑さ続く
日本付近に次第に張り出してくるチベット高気圧は、8月に入る頃にかけて特に本州付近で勢力を強める予想です。
九州から東海では、24日以降も最高気温が30度以上の日が続く所が多いでしょう。
九州から東海では、24日以降も最高気温が30度以上の日が続く所が多いでしょう。