パルデンの会

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香港は自由社会ではなくなった、 アグネス(周庭)に禁固十ヶ月の判決起訴理由は「香港大乱を煽動したとか。

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宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)12月3日(木曜日)
   通巻第6720号   
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 アグネス(周庭)に禁固十ヶ月の判決。香港大乱を煽動したとか
ジミー・ライ(黎智英)の起訴理由は「詐欺」。国家安全法を適用せず
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 米国が政治的に内向きとなって青波v赤波の分裂状態。中国はいまがチャンスと踏んだのかもしれない。

 世界が注目した香港大乱が収束して一年余。香港中文大学、香港大学、理工大学などはキャンパスに入るにはIDカードが必要となって、まだ警戒態勢は続いているが、町に平穏が戻った。
香港の異様な風景は外国からの観光客が不在、免税店やブランド店は閑古鳥がないたままである。ただし中国との国門をひらいたので、被害が少なかった香港でも、武漢コロナの第三次感染が広がっている。

 12月2日、香港の法廷は「香港大乱」の広報を務めて世界にメッセージは発信し続けた三名の学生指導者に「暴力行為には参加していないが、そうした行為を潜在的に煽った責任がある」などと理由をつけて、判決を言い渡した。

 アグネス・チョウ(周庭)に禁固10ヶ月。ジョシア・ウォン(黄之峰)に禁固13・5ヶ月。そして林明彦には禁固7ケ月。(註 黄之峰の「峰」は金篇)

 一方、言論の自由の象徴、「リンゴ日報」の創設者で週刊「壱」を経営するジミー・ライ(黎智英)には、国家安全法の適用を避け、「詐欺」容疑で起訴した。
 リンゴ日報本社をガサ入れし、経理書類などを押収した香港警察は、おそらく「外国の関与」に該当する書類など証拠を見つけ出せなかったからだ。
 モンコック警察前で記者会見したジミーは「不当な裁判。断固闘う」とした。 
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