先週、エネス・カンターは 、世界中の良心的な人々によって「虐殺ゲーム」とラベル付けされた北京2022年冬季オリンピックを動かすようにIOCに呼びかけた最初のNBAアスリートになりました。カンターは人権問題をバスケットボールコートに直接持ち込み始め、来たる冬季オリンピックを主催することを許可されるべきではない暴君として習近平を呼びかけるメッセージでカスタムスニーカーを履いてシーズンを始めました。彼はまた、ウイグル人の強制労働の使用における偽善についてナイキを呼びかけ、チベット人、香港人、ウイグル人、およびCCPによって抑圧されているすべてのグループに対する同盟と支援を示し続けています。
カンターがNoBeijing2022キャンペーンへの支持を発表した日、彼はArt forTibetの注目アーティストであるKhenzomAllingが描いたカスタムスニーカーを履いていました。スニーカーの前面には血まみれの手があり、側面には同盟グループの旗があり、「No RightsNoGames」という言葉があります。ケンゾム氏は、次のように述べています。チベット人として、私は主流のメディアや公人に見過ごされている私の人々の闘争に慣れています。ですから、私にとって、このような勇気あるアスリートにチベットの旗が付いた靴を履かせることは、チベットを解放し、北京オリンピックをボイコットするという私たちの運動のマイルストーンを表しています。」
国連女性会議で黄色に抗議しているケンゾムの母親（中央）。北京、1995年
ケンゾムの人権への情熱は彼女の家族にあり、1995年に北京で開催された国連世界女性会議で中国で抗議した9人のチベット人女性のうち2人に母親と叔母がいます。ケンゾムの母親、チミ・トンデンはこれを共有しました。私はSFTと私たちのチベットの若者の長年のファンです。多くの人が不可能だと考える可能性に対してチベットの自由のために戦い続けるという彼らの決意は、私たちとCCPに、チベットの自己決定の運動は決して死なないことを示しています。これはチベットの人々のための多世代にわたる探求。私たちの若者たちは、今日、何が真実で正しいかを思い出させてくれます。」
ダラムサラのチベット人コミュニティからワシントンDCのウイグル人コミュニティまで、習近平に挑戦するカンターの勇気ある行動は広く祝われてきました。先週、亡命中のチベット議会は、カンターの連帯行動に感謝する公式声明を発表した。私たちのチベット人コミュニティからの感謝の気持ちは、彼のゲームで明らかです。全米のチベット協会は、セルティックスの試合に参加して支援しています。エネス・カンターは、原理的なアスリートの縮図です。彼の勇気ある行動が、他の多くの人々、特にアスリートコミュニティに、チベット、東トルキスタン、香港でのCCPの厳格な政策に反対するよう促すきっかけとなることを願っています。
また、SFTが目標の65％に到達したことをお知らせします。ギリシャでの直接行動に関連する法的支援、罰金、交通費を賄うために寄付してください。 私たちは一緒に素晴らしいことを成し遂げることができます。前進し続けましょう！
連帯では、ロブサンツェテン
キャンペーンアソシエイト
来年２月の北京冬季五輪を控え中国国内の人権状況に懸念が高まる中、米プロバスケットボールＮＢＡセルティックスのエネス・カンター選手（２９）が、「北京五輪にノーを」などと書かれたシューズを履いてプレーし注目を集めている。
シューズは風刺アート作品で、中国批判で知られる上海出身のアーティスト、巴●（＝去の土が王）草氏（オーストラリア在住）らがデザインを手掛けた。ウイグルやチベット、香港に対する弾圧を糾弾する内容もあり、世界各地の人権活動家らやファンが熱い声援を送る。
カンター選手はスイス生まれのトルコ系。１０代で米国に移住した。ＳＮＳではチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ１４世の顔や「ウイグルの人々に自由を」などのメッセージがかかれたＴシャツ姿で、中国の習近平国家主席を「冷酷な独裁者だ」と非難している。
中国国内のインターネットではカンター選手の情報が検索不可能に。公式戦映像を配信するＩＴ大手の騰訊控股（テンセント）も同チームの試合動画を削除するなど神経をとがらせている。（共同）
