いまだに北朝鮮の思惑で動く議員や公務員がいることに家族会の方々は憤りを感じておられただろう!
「非情な結果となった」 飯塚繁雄さん死去 飯塚耕一郎さんがコメント
北朝鮮による拉致被害者、田口八重子さん(66)=拉致当時(22)=の兄で、拉致被害者家族会の前代表、飯塚繁雄さんが18日に死去したことを受け、八重子さんの長男で、同会の事務局長を務める飯塚耕一郎さん(44)が同日、コメントを発表した。全文は以下の通り。 【写真】家族と海を眺める小学6年のめぐみさん 父および前家族会代表の飯塚繁雄は、去る12月18日午前2時ごろ、(埼玉県)上尾市内の病院にて死去しました。享年83歳でした。 本来でしたら、生前お世話になりました皆さまに丁重にご連絡すべきところ、このような形でのお知らせとなり誠に申し訳ございません。深くおわび申し上げます。 別途、改めて記者会見や皆さまへのご挨拶の機会としてお別れの会などを設ける予定です。 葬儀については家族葬を予定しており、父をしめやかに送りたいと考えております。その点、ご了承頂きたく存じます。 生前、父が本当に全国の多くの方々にお世話になり大変感謝しております。 改めて息子である私からも御礼申し上げます。 ただ、田口八重子さんとの再会がかなわなかったことが無念であり、非情な結果となってしまった形です。 2002年に父、飯塚繁雄が妹を救う活動を公の場で開始して以降の長い年月が過ぎてしまいました。もう少しなにかできなかったものかと悔悟し、今後、私個人として、この悲しみ、怒りをどうすべきかとも考えております。
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長 飯塚耕一郎
北朝鮮への圧力は十分に効いております。緩めることなく、拉致問題解決(特定失踪者問題を含む)なしでは一切の支援も受けられないことは、やっと通じ始めている。 コメの一粒、マスクの1枚贈るべきではないのです。
ご冥福をお祈りします。
拉致被害者の兄・飯塚繁雄さん死去 横田早紀江さん「家族にとってはつらい人生」 家族から悲しみの声
FNNプライムオンライン
北朝鮮による拉致被害者・田口八重子さんの兄、飯塚繁雄さんが、18日未明、亡くなった。83歳だった。死因は肺炎だという。訃報を受けて、同じ拉致被害者の家族からは悲しみの声があがった。 【画像】飯塚繁雄さん死去を受けて拉致被害者の家族からは悲しみの声があがった 拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんは、18日午前、神奈川県・川崎市の自宅で取材に応じた。早紀江さんは、「本当によくやって頂いたことに感謝しています。優しい方で、穏やかな方で、きちんと、まともなことをおっしゃていた。家族にとってはつらい人生だと思います」と語った。 また、拉致被害者の家族が高齢化していることについても、「次から次から、(拉致被害者の)お父さま、お母さまが亡くなっていくのを見て、なぜ、みんなが会えないのかと思う」と悔しさをにじませた。 飯塚さんは、2007年から14年にわたり、拉致被害者家族会の代表を務めてきたが、11日、体調不良を理由に退任した。飯塚さんの後を継ぎ、家族会代表に就任した横田拓也さんは、18日朝、「全拉致被害者の即時一括帰国に向けて一生懸命活動していこうと私自身も誓っています」などと話した。 飯塚さんは、この数年、入退院を繰り返し、11月中旬から再び入院していた。田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんは「八重子さんとの再会が叶わなかったことが無念であり、非情な結果となってしまった形です」とコメントを発表し、後日、お別れの会などを開く予定だという。