パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

恥しかない ロシア軍の強奪とウクライナ人への性的暴力と 民族浄化の遂行は 第二次世界大戦後の経験も 人類の安泰も一切教育されていないロシア人社会の低能さを表している。 彼らこそ民族浄化されるべき民族である。

ロシア軍が盗んだ大量の農業機械、遠隔ロックで使用不能に ウクライナ関係者証言

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CNN.co.jp

テンサイの作付けを行うウクライナ人農家=3月26日

(CNN) ロシア軍が占領したウクライナ南部のメリトポリで、農業機械を販売店から盗んでロシア南部チェチェン共和国に送ったと、現地の実業家が訴えている。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

 

しかし盗まれた農業機械は全て遠隔操作でロックがかけられ、使用できない状態だった。 民家の略奪の横行に加え、ロシア軍が農業機械や穀物、建築資材を盗んでいるという報告は、ここ数週間で増えている。しかしメリトポリの販売店から農業機械が持ち去られた事件は、ロシア軍の輸送手段まで使った略奪作戦の組織化が進んでいることを物語る。 メリトポリは3月上旬以来、ロシア軍の占領下にある。販売店から持ち去られた農業機械は総額約500万ドル(約6億5000万円)相当。コンバインハーベスターだけでも1台30万ドルの価値がある。 CNNは、この事件に詳しいメリトポリの関係者に話を聞いた。 それによると、まずコンバインハーベスター2台とトラクター1台、種まき機1台が接収され、その後数週間の間に残る全てが撤去され、全部で農業機械27台が持ち去られた。カメラがとらえた映像によると、使用されたトラックのうち1台は車体に「Z」の文字があり、軍用トラックのようだった。 ロシア軍の中でも対立するグループがあり、午前中にやって来るグループと、夕刻に来るグループがあったという。 農業機械は近くの村に運ばれたものも、1100キロ以上も離れたチェチェン共和国に運ばれたものもあった。行き先をたどることができたのは、農業機械に装備されていたGPS(全地球測位システム)のおかげだった。 チェチェンに輸送されたコンバインハーベスターなどの機械は、遠隔操作が可能だった。「侵略者は盗んだハーベスターチェチェンまで運んでから、電源さえ入らないことに気づいた。ハーベスターは遠隔操作でロックされていた」と関係者は打ち明ける。 農業機械は現在、チェチェンの首都グロズヌイ付近に放置されているらしい。ただ、「略奪犯がロシアで見つけたコンサルタントが防御をかわそうとしているようだ」と関係者は述べ、「スペア部品用にハーベスターを売っただけでも幾らかの金は稼げる」と話している。 メリトポリ地域の別の関係者によれば、ロシア軍は穀倉地帯の同地で貯蔵庫に保管されていた穀物も盗んでいるという。 ロシア軍は地元の農家に対して50%対50%の利益分配を持ちかけているが、ロシアに占領された地域の農家は農産物を動かすことができない状態にある。 「エレベーターは1台も作動しない。港はどこも機能していない。占領された地域からどこへも穀物を運び出すことはできない」(地元関係者) つまり、ロシア軍は単純に穀物を奪っているだけだとこの関係者は主張、「彼らはこれを盗んでクリミア半島へ持って行くんだ」と訴えている。 メリトポリ市長は先週、穀物を積んでメリトポリを離れるトラックの車列とする動画を投稿。「彼らがメリトポリ市のエレベーターから穀物を降ろした証拠がある」とCNNに語った。

 

 

ロシア投稿のブチャ虐殺否定動画に矛盾 「死の通り」とは別地点

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  • 毎日新聞

在日ロシア大使館が「ブチャ市の真実」と題して、フェイスブックに投稿した動画の一場面。「動画では、市内路上に民間人の遺体は一切ない」としている=フェイスブックより

 ロシアのウクライナ侵攻を巡り、在日ロシア大使館が「ブチャ虐殺はでっち上げだ」とする動画をネット交流サービス(SNS)に投稿している。だが、「通りには遺体が映っていない」と主張するその動画を毎日新聞が衛星画像などと比較して分析したところ、多数の遺体が見つかった「死の通り」とは別の通りで撮影されたものだった。ロシアがそのような動画を投稿する意図とは――。【賀有勇、菅野蘭、國枝すみれ、佐野格、八田浩輔】 【地図】多数の遺体が見つかった「死の通り」  ◇「ブチャ市の真実」ロシア大使強調  動画の題名は「ブチャ市の真実」。在日ロシア大使館フェイスブックツイッターの公式アカウントで4月9日に投稿し、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャで多数の民間人の遺体が見つかったことを「ウクライナの自作自演だ」と批判している。  ロシア国防省は3月30日にロシア軍がブチャから撤退したと説明しており、動画は撤退後にウクライナ軍が公開した動画などをロシア側が倍速再生したり別の動画を挿入したりなどして、3分程度に編集して作ったとみられる。ウクライナ軍が撮影した元の動画は約8分で、4月2日に動画投稿サイトに投稿された。  「ブチャ市の真実」の動画は、在日ロシア大使館のガルージン大使が4月9日放送の「報道特集」(TBS)のインタビューを受けた際にも提示した。  編集内容が完全に一致しているかは不明だが、ガルージン大使は番組で、動画が撮影された通りが多数の民間人の遺体が見つかった通りと「同じ通りです」と説明。「誰もいないんです。遺体とか」。映像に一見して遺体が映っていないことを理由に「(ロシア軍が)無防備の市民を殺して街の通りに置いたという事実はない」「つまり明らかにウクライナ軍・当局にによる挑発で、自作自演のでっち上げ」と主張した。  ◇動画の撮影場所は1・5キロ離れた別の通り  一方、欧米メディアは衛星画像などの分析を基に、ブチャがロシア軍の支配下にあった3月中旬から、ヤブルンスカ通りに沿って複数の民間人の遺体が野ざらしにされていた、と指摘していた。  真っ向から分かれる主張。毎日新聞は、ウクライナ軍が撮影した元の動画と、ロシアが公開した「ブチャ市の真実」の撮影場所について分析した。二つの動画に映った建物や風景、道路標識などを手がかりに、グーグルアースで公開されている衛星画像で7カ所の地点を特定。すると、そもそもウクライナ軍が撮影した元の動画は、多数の市民の遺体が野ざらしにされ、「死の通り」と呼ばれることになるヤブルンスカ通りから最低でも約1・5キロ離れた別の通りで撮影されたことが判明した。  5月上旬にブチャに入った毎日新聞記者の取材に対して、複数の住民がロシア兵による無抵抗の市民への銃撃など「占領下での虐殺行為」を証言している。  一方、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ」(HRW)が4月21日に公表した、ブチャの民間人殺害についての現地調査報告書でも、殺害された市民が路上で野ざらしになっていた地点はヤブルンスカ通りであり、欧米メディアの指摘と矛盾せず、動画の撮影地点とは離れていたことが裏付けられた。  HRWは、ブチャがロシア軍に占拠されていた3月から電話で市民らに聞き取り調査を開始。4月4日からは現地入りし、目撃者らが撮影した写真やビデオ、衛星写真などの解析から、ロシア軍によって市民が殺害されたとされる地点を記した地図を作成した。その結果、多くの人が路上で殺害されたと認定した地点はヤブルンスカ通りに沿って集中していた。  ウクライナ軍が公開した動画が撮影された通り周辺でも市民2人の殺害があったと認定しているが、埋葬されるなどして、遺体が路上に野ざらしになっている状態ではなかった。HRWの担当者は「ロシアの動画の内容は我々の現地調査員が現地で確認した現状と全く異なるもの」と述べた。  毎日新聞ロシア大使館にも取材を申し込んだが、5月3日までに回答は得られなかった。  ◇国内世論を意識 否定を重ねる情報戦  在ロシア日本大使館の元防衛駐在官で、防衛省統合幕僚監部のサイバー企画調整官も務めた佐々木孝博氏は「ブチャ市の真実」について、ロシアが自国に不利な情報を隠し、印象操作するプロパガンダ動画だとの見方を示した。そのうえで「虐殺との指摘を急いで否定するため、完成度の低いものになったのでは」と分析した。  ロシア側が編集した動画にもキーウからブチャに向かう途中とみられる場所に遺体が映ってはいるものの、倍速で編集されているため、再生速度を落として凝視しないと見つけることは難しい。一方で、ロシア側の動画には、ウクライナ兵とされる人物が一般市民の殺害を試みるような様子を示す、真偽不明の短い動画も挿入されている。佐々木氏は「都合の悪い情報は倍速再生に変更し、切り取る。そのうえで、ウクライナ側の蛮行であることを示す情報が弱いとみて、その部分を付け足したのではないか」との見解を示した。  佐々木氏は、ロシアが最も意識しているのが自国の国内世論だと説明。「情報戦は認めたら最後。否定に否定を重ねていく」と述べ、今後もロシアが情報戦に神経をとがらせていくとの見方を示した。