パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

米国はCIAへのスパイ網をアフガニスタンで維持していた

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇◆◇☆◇◆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘の国際情勢解題」 
      令和四年(2022)8月5日(金曜日)
          通巻第7423号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(休刊のお知らせ)小誌、週末は休刊です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 タリバンアフガニスタンに潜伏中のザワヒリ。CIAがドローンで殺害
   米国はCIAへのスパイ網をアフガニスタンで維持していた
****************************************

 ザワヒリの隠れ家がカブールにあり、かなりの豪邸で、家族が同居。そして毎朝、バルコニーに出て読書などしていることを突き止めた。
 CIAはザワヒリを顔写真モニターなどで確認し、ザワヒリ容疑者と断定、無人機からヘルファイアー(空対地ミサイル)を二発撃った。

 ドローンは空中で待機していたことになるが、周囲のアフガニスタン人は何を見ていたのか? タリバンには防空能力がないのか。911テロ事件への報復はこれで終わったのか、どうかは別として、いくつかの疑問が浮上した。

 第一タリバン政権は過激派テロリスト組織はアフガニスタン国内にいないと何回も宣言し、資産凍結の解除を訴えてきた。しかし過激派は静かに潜伏していた。

 第二に過激派が隠れ家を獲得できたという実態は、タリバンとテロ組織との癒着、というより、アフガニスタンの再過激派ハッカニ団と親密な関係を示唆する。

 第三にCIAは、どのようにして2021年8月に撤退後のアフガニスタン情報を得ていたか。CIA細胞が残置していたからにほかならず、また無人機を飛ばす秘密の拠点がアフガニスタン国内に存在する筈である。

第四パキスタンの動きが、依然として不明瞭である。パキスタン軍は、こんかいのCIA作戦に協力したのだろうか?
       □☆□☆み□☆☆□や☆□☆□ざ☆□☆□き☆□☆□