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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)8月10日(木曜日)
通巻第7855号
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ハンター・バイデンはカネまみれ、親父の名前を利用しただけか?
銀行口座の記録が「動かぬ証拠」に
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2023年8月8日、マッカーシー下院議長はバイデン大統領に対し「銀行取引明細書を提出する」よう求めた。翌日の8月9日、米下院監視委員会(ジェームズ・カマー委員長)はバイデンが副大統領だった時期、ロシア、ウクライナ、カザフスタンなどのオルガルヒから、バイデンファミリーに送金された2000万ドル以上の支払いを公開した。
とくにロシアのオルガルヒ、エレーナ・バトゥリナや、ウクライナのエネルギー大手「ブリズマ」、そしてカザフスタンの新興財閥ケネス・ラキシェフから数百万ドルを受け取っていた。バトゥリナは2014年2月にハンターのダミー口座「ローズモント・セネカ・ソーントン」に350万ドルを送金した。銀行記録には、2014 年 2 月 14 日に 350 万ドルが送金され、2014 年 3 月 11 日にも同社に 270 万ドルが送金された事実を証明したことになる。
「ジョー・バイデンは副大統領時代、息子のハンターがカザフスタン、ロシア、ウクライナから数百万ドルを得るために父の名を『ブランド』として売り込んだ」(ジェームズ・カマー議員)。
銀行記録によると、カザフスタンの石油寡頭ケネス・ラキシェフは、新しいポルシェを購入するためにハンター・バイデンのダミー会社に14万2000ドルを電信した。そのカネで、ハンターは翌日に新車を購入した。かれら送金者とバイデン副大統領(当時)はその前に夕食会を催していた。
こうした一連のマネースキャンダルは「馬鹿息子が勝手にやったこと」とバイデン大統領は白を切り続けてきたが、さて、どうなる?
◎☆□☆み□☆☆□や☆◎☆□ざ☆□△◎き☆□☆◎