パルデンの会

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中国の中央銀行にも異常事態    副総裁逮捕につづき、中央銀行前書記を汚職で逮捕

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)10月18日(水曜日)
        通巻第7963号  <前日発行>
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 中国軍の異変につづいて中国の中央銀行にも異常事態
   副総裁逮捕につづき、中央銀行前書記を汚職で逮捕
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 2023年6月20日、中国人民銀行中央銀行。米FRB、日本銀行に相当)の氾一飛が規律違反で逮捕された。
 同年10月16日、今度は中銀の元書記だった劉連阿が『汚職』容疑で逮捕されたと裁判所が発表した。

 外相、国防相、ロケット軍司令と政治委員、いずれも姿を消した。中国はいずれも逮捕ともなんとも発表しておらず行方不明のママ数ヶ月が過ぎた

 軍で異変が起きていることは想像がつくが、中国の中央銀行でも異常事態が発生していた。
米国で言えばFRB議長と副議長が汚職で逮捕されたようなもの。日本なら日銀総裁と副総裁が逮捕されたと同等の事件だから、はかりしれない権力闘争が奥の院で起きていることは間違いないだろう

 七月に全国人民代表大会全人代)常務委員会は新しい中央銀行裁に同行党委員会書記を務める潘功勝を充てる人事を決めた。
潘功勝は副総裁を11年務めた実務家だが国際金融界ではまったく無名。主として党務を担ってきた人物であり、経済学的な知識があるのか、なのいのかも一切不明である。
潘は総裁職に先立ち、7月1日から中郷銀行の党委書記に就任していた。つまり党書記は総裁より高位である。
               (註 氾一飛の「氾」は草冠。劉連阿の「阿」は舟扁)

       ◎☆□☆み☆□◎☆や△◎□☆ざ☆□◎き◎□☆◎   
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