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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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ウイグルの哲学者が残した箴言が現代人に語りかける
幸福とは何かを追求したウイグルの智恵の結集から学ぶ
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ムフタル・アブドゥラフマン著、三浦小太郎監修
『ウイグル人の考える幸福の智恵』(宗教問題、発売=産経新聞出
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ウイグル古典とされ、哲学の神髄はユスプ・ハス・ハジプが十一世
しかし読んだ人は稀である。
思想哲学は孔孟、アリストテレス、プラトンの時代から説かれ、日
仏典が日本に入ったのは六世紀、それが七世紀には聖徳太子の十七
九世紀には最長、空海が唐留学を終えて、天台、真言の教えを広め
そもそも現代日本語は「智恵」を「知恵」と書く、きっと「智」を
ユスプの箴言がある。
「人は学べば学ぶほどに知識を増やす
しかしどれほど勉強を尽くしても智恵はまなべない」
ウイグルの哲学書『幸福を与える智恵』が完成したのは西暦106
同じ頃、ウイグルはカラハン帝国時代で、仏教だったウイグルはイ
価値観の転換があり、文化、言語に大きな変化が起こったが「国内
「人間の本質とは智恵であること、そしてそれは知識によってもた
ユスプは言った。
「私がいやなことのひとつは嘘つきである。もうひとつは圧迫者で
国王よ、愚の中でも最悪なのは、国家の君主が嘘つきとよばれてい
嘘つきの者は忠義なき者である。至誠心がない者は人民に危害を与
その人が絶対に国王にならないほうがいい。言葉が虚偽であれば、
嘘つきの者は世界を崩壊させる
国王よ、正直な誠実は人をいつも身の回りに呼び寄せてください」
この言葉、北京の奥の院につどう愚者たちの耳にとどいただろうか
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