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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)7月8日(月曜日)
通巻第8322号
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英国選挙、保守党は惨敗したが、労働党が大勝したわけではない
ウクライナ支援派継続、移民政策はより厳格な規制
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結果を見れば労働党の大勝利である。
労働党412,保守党121、自由党72、緑4(定数650)
スターマー率いる労働党は211議席増。スナクの保守党は251
やや絶望の空気と刷新への期待が有権者に広がり、そのくせ投票率
国民の多くが「所得減」を実感しており、「保守党」の看板が飽き
もう一つの要因は同時に進行中のアメリカの大統領選挙とプランス
第一に英国のウクライナ支援の姿勢には「毫も変更がない」として
第二に労働党が掲げた政策実現のための雇用である。
「2029年までに、6500人の教員を増やし、5000人の税
第三に環境、クリーンエネルギーへの取り組むだが、これも薔薇色
風力発電を二倍に、太陽光パネル発電を三倍に、洋上風力発電を四
現在、英国は発電の三分の一がガスによる。
「問題は、それより移民対策が優先だ」とブレア元首相がスターマ
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