「石破総裁の責任、進退も含めてしっかり考えるべき」衆院選自民党惨敗で党山口県支部が痛烈に批判
27日に投開票が行われた衆議院議員選挙は、自民党が議席を256から191まで大幅に減らし、与党が過半数割れする惨敗となりました。
自民党山口県連の友田有幹事長は28日、「2000万円を配ったことが要因だ。石破総裁は、進退も含めてしっかり考えるべきで、総裁の責任だった」と痛烈に批判しました。
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山口県内の小選挙区は、3議席を自民党の前職が死守したものの、山口2区の岸信千世氏は、立憲民主党の平岡秀夫氏を相手に、わずか1700票差の激戦となりました。これらの結果については「ほっとしているものの、全国的には大変厳しい判断をいただいた」とし、後半になって大きく伸び悩んだと振り返りました。
「不記載の問題等で、皆さん方からご指摘を受けた中での選挙だった。それで、260ぐらいあった議席が減ったんだろうと思う」と分析。
非公認とした候補者側に2000万円の活動費を支給したことが原因とし、「(非公認の)大変厳しい判断を下した結果が、敗因となった。石破総裁が責任を取るべきだ」と批判しました。
「真摯に受け止めを」 政治の信頼回復求める 経済3団体【24衆院選】
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衆院選で与党の獲得議席が過半数を割り込んだことに対し、経済界から28日、「真摯(しんし)に受け止めるべきだ」(経団連の十倉雅和会長)とのコメントが相次いだ。 【ひと目でわかる】自民「裏金」候補の当落 経済同友会の新浪剛史代表幹事は「政治資金問題を含めた政治改革にまい進すべきだ」、日本商工会議所の小林健会頭は「政策の実現を通じて国民の信頼を回復してほしい」と注文した。 与党過半数割れで今後の政権運営が見通せなくなった。十倉氏は談話で「政治資金を巡る問題に対し、国民が厳しい判断を下した」と指摘。その上で、「自民党・公明党を中心とする安定的な政治の態勢を構築し、政策本位の政治が進められることを強く期待する」と要望した。 新浪氏は「与野党問わず現実を直視した上で、必要な政策を前に進めてほしい」と求めた。小林氏は「連立与党の枠組みがいかなるものであれ、安定的な体制で中長期的なわが国再生の道筋を描くべきだ」と訴えた。
小泉進次郎氏「非公認候補への2000万円誰が決めた?」太田光から追及も「太田さん、誰が?って言いますけど」
衆院総選挙は27日、投開票された。各テレビ局の出口調査では自民・公明の与党がいずれも過半数割れするという厳しい結果をはじき出した。
【写真】党本部でインタビューを受ける小泉氏 口をつぐみ、厳しい表情
TBSの選挙特番では、爆笑問題の太田光が出演。自民党の選挙対策委員長を務めた小泉進次郎氏に迫った。
23日に、非公認候補にも2000万円の活動費が支払われていることが明らかになったことを追及。党は「党勢拡大のための活動費」と説明したが、井上アナは「ここは相当ズレてるなと個人的に思った」と尋ねた。 小泉氏は「お話があった通り、理解を得られなくなって、批判が非常に強くなった後半の要因になったのは間違いない」と素直に認め、「厳しい情勢になったことは申し訳ない」とわびた。 太田が「党勢拡大のため、をどう説明?」と尋ねると小泉氏は「支部に対して資金を出すのは立憲民主党でもどこの党でもやっていること」と話した上で「非公認の候補も地元では支部長なんですね。支部長であることと、非公認であることの制度上の違いを選挙中に説明するのは難しい」と答えた。 「2000万円を決めたのは小泉さんと森山さん?」と聞く太田に、小泉氏は「選挙対策委員長はお金などについては差配をする立場にはありません」とキッパリ否定した。 「では誰が?」と聞かれると「太田さん、誰が?っておっしゃいますけど、厳しい審判が国民からくだっている要因というのは、2年前の冬から政治と金の問題がでてきてから、いまだに決着をつけることができていない、蓄積された厳しい思いが繋がっている」と明言を避けた。 太田は「小泉さんがそういう説明に終始されると、自民党を支持する人は失望するんじゃないか」「あらかじめ予想ができなかった?」と聞いたが「選挙対策委員長が使うわけではない。選対委員長として、自分が与えられた役割を全力で尽くすと。いかなる責任は選対委員長にある」と「誰が?」への明確な答えはなかった。
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どこの誰が今選挙する? 岸破が言っただけで全く意味がない事、マスコミも言わない。