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台湾政権 ここが土壇場か! チベット仏教に救われるか?

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台湾総統ダライ・ラマ訪台同意 台風被災者慰問、再拒否できず

2009年8月28日 中日朝刊
22日、台湾高雄県の台風被災地で、法要を営む僧をねぎらう馬英九総統=栗田秀之撮影
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 【台北=栗田秀之】台湾の馬英九総統は27日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の訪台を、台風8号の被災者慰問が目的として認める意向を表明した。

 馬総統はダライ・ラマの訪台を拒否してきたが、災害対応の遅れで窮地に立つだけに、拒否できる状況にはなかった。ダライ・ラマを「分裂主義者」とみなす中国は復旧支援に積極的な姿勢を強調する一方で、訪問時の動向を警戒するとみられる。

 中台関係の改善を進めて一定の評価を得る馬総統だが、過度な中国傾斜には世論が敏感に反応。昨年12月には、ダライ・ラマが示した訪台の意向を中国に配慮して拒否し、反感を買っている。

 それだけに、支持率が就任以来最低を記録した今、再び訪台を拒否すれば、政権運営の基盤が揺らぎ、年末の統一地方選などに重大な影響を及ぼす恐れが生じてくる。

 今回の訪台が、野党民進党自治体首長による招聘(しょうへい)がきっかけだったことも政治的な論争に結び付いた。与党国民党は「災害復旧でてんてこ舞いの政府に対する奇襲だ」と批判。民進党は「この非常時、舌戦をしている場合ではない」と切り返した。

 台湾総統府は27日、「純粋な人道的、宗教的な目的であり、中台関係が傷付くことはない」と強調。

 ダライ・ラマは30日午後から9月4日まで滞在。被害が深刻な南部の被災地訪問や講演会などを予定しているという。
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貼り付け元 <http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2009082802000150.html>;