パルデンの会

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チベット族5百人がデモ 四川省、150人拘束か

チベット族5百人がデモ 四川省、150人拘束か

2009.12.9 00:44産経
 米政府系放送局のラジオ自由アジアによると、中国四川省カンゼ・チベット族自治州で5日、500人近いチベット住民が、投獄されている僧侶の釈放を求めて抗議デモを行い、現地と連絡を取った亡命チベット人は150人以上が当局により拘束されたと語った。
 デモが起きたのは同自治州の雅江県と理塘県で、治安部隊が制圧に乗りだしバイクなどを壊した。僧侶は爆破事件に関与したとして2002年に死刑判決を受け、その後無期懲役減刑されたという。

 チベット亡命人系ニュースサイトは、デモに参加したのは3百人以上で、地元政府施設前で3日間連続してハンガーストライキをしていたと伝えている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/091209/chn0912090045001-n1.htm


2009年12月08日
カム、ナクチュカで新たに大規模な抗議デモ
Tenzin Delek Rinpocheホンコン発12月7日付RFA:
http://www.rfa.org/english/news/tibet/protest-12072009151909.html
http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/tibetans-are-detained-at-new-detention-center-near-nyachukha-county-12072009160103.html

及び12月7日付Tibet Post:
http://www.thetibetpost.com/en/inside/51-news-in-focus/521-ninety-people-arrested-and-twenty-injured-in-nyakchu-district-lithang-eastern-tibet
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によれば、12月5日よりカム、ナクチュカ(ナチュカ)でチベット人数百人がテンジン・デレック・リンポチェの解放を要求する一連の平和的抗議活動を行った。 これに対し当局は多量の武装警官隊を差し向け、抗議するチベット人たちに襲いかかり激しい暴力により少なくとも20人が重傷、60人~150人が逮捕されたという。 テンジン・デレック・リンポチェは今月ITSNも特別キャンペーンの対象に選んでいたカム地方の高僧だ。 リンポチェは2002年12月、一連の爆発事件の首謀者とされ、二年の執行猶予付きの死刑を宣告された。 同時に死刑を宣告された彼の親戚でもあるロプサン・ドゥンドゥップ氏は直ちに処刑された。 国際的人権機関からの圧力が効いたのか、彼の刑期は2005年無期懲役減刑された。 彼の僧院はオトッにあるので、今回も抗議を行った者の中心はオトッと彼を同じく師と仰ぐチベット人の多いゴロッだという。 複数の情報によれば、 この抗議活動は様々な様相を呈しており、今も続いているらしい。 まず、12月5日から300人以上のチベット人がナクチュカの政府庁舎の前で平和的デモと共に座り込みのハンストを始めた。 これに対し、警官隊が出動し、すでにこの中から90人は逮捕され、20人が重傷を負った。 これとは別にゴロッとオトッから一団の陳情グループが北京に向かい、リンポチェの解放を中央政府に訴えようとしたが、彼らは北京で拘束され、打ち据えられ、追い返された。 ボロボロになって帰って来た陳情団を見て、現地の若者たちが立ち上がって抗議した。 ゴロッとオトッから大勢の若者がバイクを連ねてナクチュカの中央庁舎に向かった。 しかし、彼らにも大量の保安部隊が送られ暴力的に鎮圧された。 「衝突のあった中心街には多量の血痕が残されていた」と証言者が語る。 彼らのバイクは軍用トラックに載せられ持ち去られた。 ナクチュカはリタン県に属する。 リタンは競馬祭で有名だが、2007年の競馬祭の時、大きな抗議運動が起こったがこの時も要求の中心はこのリンポチェの解放であった。 この2007年のリタンでの騒動は2008年の蜂起にもつながる大きな事件でもあったのだ。 現在、中国当局は大量の武装警官隊と軍隊をリタンとナクチュカに配備して厳戒態勢に入っているという。
チベットNOW@ルンタから
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51305119.html