中国政府 玉樹県のチベット人を見殺しにするのか
中国政府は、震災に見舞われた青海省玉樹チベット族自治州玉樹県の人々を見殺しにしているとしか思えない情報が入った。 海外からの支援も断ったが、かといって救援隊が十分に救助活動しているわけではない。役人の家の被災者を救助したり、ものを運んでいるだけだ。 軍人たちは立っているだけで救助活動はしない。 ボランティアのチベット人や外国人が現地に行こうとすると追い返している。結局、僧侶たちが救助活動をしたり、法要を行っている。 温家宝首相がいち早く現地を視察に行ったがマスコミ向けのパフォーマンスに過ぎないことが分かった。一部、救助シーンを撮影すれば、後はそれを流し続ければ、中国政府はチベット人のことも考えているとアピールできる。このことは中国がいかにチベットのチベット人に対する考え方を表しているかを示していいる。 胡錦濤国家主席と温家宝首相宛てに、地震のあった地域からダライ・ラマ法王の来訪を求める手紙が出され、またダライ・ラマ14世も、地入りしたいと要望しているが、実現してほしいものだ。 http://ameblo.jp/0404nuu/ 中国政府はいつまでこのような無策をチベット人に行うつもりなのか。一人でも多くの被災者を助けるのが政府の義務だ。自国の力だけではなく国際社会に救援を要請すべきだ。チベットは国内問題だというならなおさらだ。 胡錦濤国家主席も外遊から帰国し、生き埋めとなった被災者の救助に全力で取り組むよう指示した。しかし、それとは裏腹に、現場での救援作業の状況に差がありすぎる。 http://www.asahi.com/international ロイター通信 http://af.reuters.com/article/idAFTRE63D0DX20100416 BBC http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8621565.stm 以下、チベットNOW@ルンタの記事から、要約。 http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51434523.html 1.海外からの援助を断る 現地には空港が有るにもかかわらず、日本からの救助提案を中国は断った。外国の救援が早ければもっと命を救えた可能性もある。 2.救助隊は主に役人の被災者を助けているだけ 救助隊は役人の家や政府庁舎から人を救いだしたり、物を運び出すことに、今のところ専念しており、一般のチベット人の壊れた家から人を救いだしたりす ることは、ほとんど行なっていないという。 3.武装警官隊などは人を救助活動はせずに立っているだけ 街の至る所にいるが、ほとんどはただ警戒のために立っているだけで人を救助することには手を出さない。それどころか、瓦礫を取り除いて人を救いだろうとすると、止められた、という報告もある。 4.軍人たちは自分の命を守ることだけを考えている ダムが決壊する危険があると言って軍は人々を山に追いやっている。軍人たちもチベット人を助けることより、自分の命を守ることばかり考えてる。 5.救助活動をしているのは主に僧侶たち 一般人を救い出すために働いているのは主に僧侶たちだ。ケグ僧院から700人、セルジュ僧院から同じく700人、セルタ僧院から500人が現場に駆け付け救助活動を行なっている。 その他の僧院、尼僧院からも大勢駆けつけている。 6.当局はボランティアに向かおうとするチベット人や外国人を追い出している 現地にボランティアで救助に向かおうとしている外人やチベット人を検問で追い返しているという。中に入れるのはごく限られた特別の許可証を持つものだけのようだ。 http://www.rfa.org/english/news/ 7.中国は実際には多くの救助隊を現場に送っているわけではない それは、上流のキグ・ダムが決壊するおそれがあるからだ。多くの住民たちはこのダムが決壊するという話を知って、山の上に避難し始めている 8.中国は今回の地震の規模をマグニチュード7.1と発表しているが、アメリカの地震局はマグニチュード6.9と発表 http://earthquake.usgs.gov/ 「中国では2008年の四川大地震の後、学校倒壊が問題になった。そこで当局はすべての学校はマグニチュード7.0に耐えるよう設計されるべし、 という通達を出した。もしも今回の地震がマグニチュード7.0以下であれば、当局は責任を追及される羽目に陥る。だからこれを避けるために7.1にしたの だ」という。 9.青海総合テレビでは温家宝首相の現地視察と、募金活動の様子ばかり流している。 募金しているのはチベット人の僧侶や学生ばかり、不思議な金の周り方だと思う。 10.捜索犬は現地では使い物にならない 探索犬が列を組んで飛行機に乗せられて行く、という映像は流れていますが、現地では平地から来た犬も高山病でふらふらになり使い物にならないとか。 11.この地区の遊牧民は強制定住政策により欠陥住宅に定住させられていた 政府は近年彼らを強制的に道路わきの集合住宅に移住させた。ヤクを売り、テントから安普請のコンクリート・ブロックの家に移るしかなかった。 地震で倒壊した家の多くは日干しレンガ積み、或は中空セメント・ブロック積みであることがわかる。 ビデオや写真を見ると、なんと驚いたことに、倒れて地面に転がっている中空ブロックの中身はどれも空っぽだ。普通日本なら中空部分には鉄筋とモルタルがはいる。鉄筋はあたり前にないとしても中にモルタルも詰めずにどうやって積み上げて行ったのか?不可解でならない。 おそらく注意深く積み上げた後、壁の外側に仕上げのモルタルを塗るだけで済ませていたのであろう。これでは人が足蹴をくらわしても崩れるほどの脆い壁で あったろう。 ニュースチベット文化圏 2010年4月17日