パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

【告知】6/26 トゥール ムハメット氏 講演会について‏

中央アジア研究所主催講演会

「新中華ファシズムの現れ:“6・26”ウイグル人集団暴行事件および“7・5”大虐殺の本質」


6月26日(土)18:00~20:30
落合第一地域センター 第B会議室


2009年6月26日、中国広東省の玩具工場で強制連行で労働に
従事させられているウイグル人が、中国人のデマが発端となる
集団暴行事件に巻き込まれました。200 人のウイグル人が6000人の
中国人に暴行を受け、100人が撲殺されるという恐ろしい事件が起きました。
同7月5日、この事件が発端になり、東トルキスタン新疆ウイグル自治区
の中心都市ウルムチで、積年の中国の弾圧に対する抗議デモが行われました。
しかし、中国側はウイグル人のデモを武力で鎮圧した上、ウイグル人による
「暴動」と宣伝し、情報を統制して真実を隠してきました。そして、その後から
現在まで、東トルキスタンを中心に中国全土でウイグル人への徹底的な弾圧が
人民解放軍、治安警察、それらによって操られた中国人暴徒らによって行われてきています。
この一年の間、“6・26”ウイグル人工場労働者虐殺事件について、
その真相はまったく明らかにされていません。“7・5”ウルムチ大虐殺事件
についても、中国は鎮圧の正当性を主張し、所謂“暴動”の参加者として、
東トルキスタン全土で大量逮捕を行い、2万人近いウイグル人が不当に逮捕され、
投獄されています。その内、ウルムチ市だけで9回非公開裁判が行われ、
83人について判決が下され、33人が死刑の判決をうけ(28人の刑が執行されています)、
50人が無期および有期懲役を受けていますが、残りの大量の逮捕者はどうなっているのか、
まったく知られていない。明らかに、ウルムチで行われた裁判は中国側の所謂“法治国家
のパフォーマンスに過ぎません。不当に逮捕されたウイグル人たちの多くは、このような
裁判も無しに、様々な形で殺害され、蹂躙され、誰も知らない形で命を絶たされるでしょう。
中央アジア研究所は、国外におけるウイグルの個人や団体・ウイグル語その他のメディアが
公表した証言や情報を収集して参りました。この度、“6・26”集団暴行事件および“7・5”
大虐殺の一周年にあたり、講演会を開き、この二つの事件について感心をもっていらっしゃいます
皆様に出来る限りの情報を伝えると同時に、その裏に隠されている新中華ファシズムについて、
告発します。奮ってご参加頂きますよう、謹んでお願い申し上げます。

中央アジア研究所主催講演会
「新中華ファシズムの現れ:
“6・26”ウイグル人集団暴行事件および“7・5”大虐殺の本質」

6月26日(土)18:00~20:30
落合第一地域センター 第B会議室

東京都新宿区下落合4丁目6-7
連絡:rare.metal09@gmail.com

講  師:トゥール ムハメット


講師略歴

東トルキスタン出身のウイグル人
1985年北京農業大学卒業、その後新疆農業大学助手・講師、
1994年九州大学大学院入学、1999年同大学より農学博士学位取得。
帰国を断念し日本の民間企業に就職し、現在に至る。

主な活動
1997年東トルキスタンのグルジャ市で起きたウイグル人の若者を中国軍が武力で弾圧したことにより、
当時留学していた九州大学でその弾圧の真実を周りの日本人に伝えることを皮切りに活動を開始。
福岡でウイグル語教室を開き、ウイグル語を教えながら、東トルキスタンの歴史や現状を伝える。
2007年3月、在京ウイグル人有志とウイグル人の組織を立ち上げることを模索始める。
2008年6月、日本ウイグル協会の設立に参画、副会長に就任。同9月、表に出て活動できないため、
副会長を辞任し、退会。
その後、一個人として日本でウイグル人の現状を訴える活動を継続。
2008年5月、週刊朝日主催の“少数民族座談会”に出席、ウイグル人代表として発言(2008年5月号に掲載)。
2008年5月、櫻井よしこ先生主催“異形大国中国の異民族弾圧座談会”に出席、ウイグル人代表として発言(週刊新潮2008年5月号に掲載)。
2008年9月、月刊誌「WILL」にボグダ・トーソンの匿名で“中国はウイグル人に何をしたか”を掲載。
2009年7月8日、一般財団法人国家基本問題研究所でウルムチ7.5虐殺に関する質疑会に出席し、大虐殺の真実を訴え、
それにより当研究所は事件の真相を明らかにする為日本政府が調査団を派遣するべきという提言を発表。
2009年10月、「WILL」にボグダ・トーソンの匿名で“中国はウイグル人女性に何をしたか”を掲載。
櫻井よしこ先生、青山 繁先生はじめ多くの関係者にウイグル関連情報を提供。
現在は組織に属することなく、独自に活動を継続中。
ラビヤ・カディール世界ウイグル会議総裁、ドルコン・エイサ世界ウイグル会議事務局長とは常時連絡し、指導を受けている。
日本では左・右問わず、東トルキスタン問題を取り上げて下さる団体・個人と連絡をし、信頼関係を築き、協力する立場をとっています。