パルデンの会

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検察判断で釈放決定、政府は追認 ?? 本当に三権分立か??

検察判断で釈放決定、政府は追認…官房長官

 仙谷官房長官は24日夕の記者会見で、「検察が捜査を遂げた結果、処分保留という現在の判断で身柄を釈放するという報告を受けたので、それはそれとして了とした」と述べ、検察の判断で釈放を決め、政府はそれを追認したと強調した。

検察が釈放理由に外交的な配慮を挙げたことについては、「検察官が総合的判断の下に処分を考えられたとすれば、そういうこともあり得る」と語った。

中国側がフジタの社員4人を拘束したこととの関連については、「結びつけるのは強引過ぎる」と述べた。「粛々と国内法に基づいて手続きを進めた結果だ」と強調し、圧力に屈したという見方を否定した。

さらに、「日中関係が悪化する兆候が見えてきたことはまがう事なき事実だ。日中の戦略的互恵関係の中身を豊かに充実させる方途を、両国とも努力しなくてはならない」と語り、関係改善への期待を示した。

柳田法相は24日、「法と証拠に基づいて適切に判断したものと承知している。指揮権を行使した事実はございません」とする談話を発表した。

しかし、野党からは「中国の圧力に屈した印象を持たれるのはよくない」(谷垣自民党総裁)という批判の声が上がっている。沖縄の米軍普天間飛行場移設問題を巡って日米同盟関係が揺らぐ中、中国に足元を見られたという指摘もある。
最終更新:9月24日(金)22時34分
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<中国人船長釈放>「圧力に屈した」捜査現場は反発

毎日新聞 9月24日(金)21時43分配信
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尖閣諸島沖の衝突事件で逮捕された船長が拘置されている八重山署に詰めかけた報道陣=沖縄県石垣市で2010年9月24日午後9時2分、津村豊和撮影
 尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と衝突した中国漁船船長(41)の釈放が突然決まった24日、捜査の現場や識者からは「中国政府の圧力に屈した」「外交的敗北」との反発の声が上がった。北京の日本大使館が襲撃された05年4月の大規模な反日デモ以来とも言われた日中摩擦。政治問題として事態がこじれる一方で、両国の貿易や人の交流は当時より深まっており、問題の長期化を懸念する人たちの間には安堵(あんど)感も広がった。【井本義親、石原聖】

 公務執行妨害容疑で逮捕された※其雄(せん・きゆう)船長の釈放を決めた那覇地検鈴木亨次席検事は会見で「今後の日中関係を考慮した」と述べ、決定の異例さを認めた。報道陣が日中関係と釈放決定の関係をただすと、何度も言葉を詰まらせ「差し控えたい」を繰り返した。口を真一文字に結んだ苦悩の表情。時折、天井を見上げた。

 「釈放決定に政治的決断があるのか」との質問には語気を強めて「そんなことはない。検察当局として決めたこと」と即座に否定。しかし「日中関係の考慮」への説明を求められると、ペーパーを確認しながら「外交などに与える影響を、あくまで本件の諸事情の一つとして考慮したに過ぎない」「中国政府に配慮したことはない」と、慎重な言い回しに終始した。

 一方、船長を逮捕した海上保安庁那覇地検の決定は「寝耳に水」だった。「類似事案への対処で現場に迷いが出かねない」との不満も漏れたが、「不自然な決定をせざるを得なかった検察はつらいだろう」との声もあり、庁内は複雑な空気に包まれた。

 逮捕を決めた7日は、海保や外務、法務など関係省庁の非公式会議が2度開かれた。だが、事実上の捜査終結が決定された24日は会議が招集されず、海保に決定の連絡があったのは午後2時過ぎだったという。庁内では、職員が異例の決定を流すテレビを見て憤り、「圧力に屈した」「公務員、辞めたくなった」との声も出た。

 ある幹部は「検察主導で公務執行妨害で立件したのに。あしき前例を作った」とつぶやいた。しかし、検察として日中関係まで考慮したなどとする地検の判断を聞くと徐々に冷静に。「海保の対処の適正さは証明されている。日中関係も考慮したとあえて発言し、検察が責任を負った形にしたのだろう」とおもんばかったが、最後は「残念な結果だ」と脱力した表情で語った。

 ◇苦情電話も殺到

 海保には「なぜ処分せずに釈放したんだ」と苦情の電話も殺到。午後7時までに60件前後に上り、「役所に文句の電話をかけたことはなかったが、今回ばかりは許容できない」「気持ちが収まらない」と断ってから不満をぶつける人もいた。だが、処分権限が地検にあることを説明すると多くの人は納得し、「今後もきちんと取り締まってほしい」と激励に変わったという。

 馬淵澄夫国土交通相は午後5時半過ぎ、国交省内で会見。「粛々と法にのっとった対応なのか」と問われると、「外交、あるいは検察当局の立場で判断されたもの。今回の判断について特段の思いはない」と述べた。

 ※は「簷」の竹カンムリを取る




容認できない!民主議員も釈放撤回求め抗議文

読売新聞 9月24日(金)20時31分配信
 沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で逮捕した中国人船長の釈放を那覇地検が決めたことに、野党の多くから批判の声が出た。

 野党側は9月28日に行われる参院外交防衛委員会の閉会中審査や10月1日からの臨時国会で、政府の判断をただす方針だ。

 自民党の谷垣総裁は政府の対応について、小泉政権の時は尖閣に上陸した者を国外退去とした。そういう処理もあり得た」と指摘した。那覇地検が釈放理由として日中関係への配慮などを挙げたことについては、「捜査機関が言うべきことではない」と述べた。

 同党の安倍元首相も「釈放は那覇地検というより、菅政権の判断といっていい。極めて愚かな判断だ。領海侵犯は明々白々で、中国の圧力に政府が屈した」と語った。自民党は27日に緊急の外交部会を開いて政府、検察の対応を検証し、政府を国会で追及する構えだ。

 また、みんなの党の渡辺代表「明白な外交的敗北だ。菅内閣の弱腰外交を糾弾しなければならない」と述べた。たちあがれ日本の平沼代表「遺憾だ。中国の(尖閣諸島の)領有権を日本が暗に認めたことにもなりかねない」と語った。

 与党でも今回の対応を批判する声が出ている。

 民主党松原仁中津川博郷衆院議員ら有志議員5人は「我が国の法秩序をじゅうりんするもので、容認できない」として、検察当局に釈放決定の撤回を求める抗議文を発表した。一部の民主党議員の事務所には、抗議の電話やファクスが届いているという。

 国民新党亀井亜紀子政調会長「釈放には政治的判断が働いたと考えざるを得ないが、検察の仕事ではなく、おかしなことだ」と指摘した。

 これに対し、民主党の岡田幹事長は24日、党本部で記者団に「(検察が)総合的に判断することは現行制度上、あり得ることで、政府、政治家がいちいちコメントするのは避けるべきだ。司法の独立、検察が自ら判断したことが重要だ」と述べ、冷静に受け止めるべきだと強調した。

 野党でも、公明党の山口代表「釈放は一つの転機になる。法的な主張をぶつけ合うより、政治的な解決をしていく場面に転じた。(釈放判断は)必ずしも否定するべきではない」と述べ、今回の対応に理解を示した。社民党の福島党首「地検の処分を尊重するしかない」と語った。
最終更新:9月24日(金)20時31分




現在の情報では 保安庁公務執行妨害で捕まえた中国船を送致したあと、裁判所にて決定をする前に検察庁が 「今後の日中関係を考慮した」と述べ 中国船を放免したのが 流れ。

検察官がどういう法律にしたがって放免したか? これがなぞである。
この決定に対して 仙谷官房長官が関与しておれば 大変なことである。
8月に 韓国に対して「日韓併合に関する談話」でわかった彼の誤った 日本歴史観であり反日思想であった。 それを野放しにした結果である。

今回の決定は 禍根を残すと思う、粛々という結果が 「日本の国益の為に」として 恫喝している
中国の言うとおりに従ったんであれば、警察も 裁判所も 必要ない。
中国共産党に根ざす 反日左翼政権が 日本人の政府とは到底思えない。

もし フジタの囚われている4人と 中国漁船とが バーターであったら腹立たしいことである。
これを機に 「中国からの 脱出」を かんがえてはどうであろうか?

今回の中国の「レアーメタル 輸出停止」にしても、やれば WTO に違反するので、国レベルでは
なにも動きは無いはずであるが、実際停止になれば それを WTOに持ち込めばよい。

「最低、最悪、検察幹部」  非国民