パルデンの会

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「あしき隣人」「法治主義通らず」=民主・枝野氏が中国批判



「あしき隣人」「法治主義通らず」=民主・枝野氏が中国批判

時事通信 10月2日(土)19時10分配信
民主党枝野幸男幹事長代理は2日午後、さいたま市内で講演し、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐって緊張関係が続く中国を「あしき隣人」と呼び、激しく批判した。
枝野氏は「日本が中国とどういう距離感で付き合うかを確認するいい機会だった」と衝突事件を振り返る一方、「(中国は)あしき隣人だが、隣人は隣人だから、それなりの付き合いをしていかなければならない。米国や韓国のような政治体制や価値観を共有できる国とは違う」と断じた。
さらに「法治主義の通らない国だから、(フジタの社員が)突然拘束されるとかいろんなことがあり得る」と指摘、「そういう国と経済的なパートナーシップを組むという企業はよほどお人よしだ」と語った。 

中国、尖閣も「核心的利益」に=台湾・チベットと同列―香港紙

時事通信 10月2日(土)17時22分配信
【香港時事】香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは2日、北京の外交筋の話として、中国指導部が今年に入ってから、尖閣諸島(中国名・釣魚島)など東シナ海の領土・領海問題を台湾、チベット、新疆問題と同じ「核心的国家利益」と位置付けたと報じた。
尖閣近海で9月7日に起きた日本の海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で中国側がこれまでより強硬な姿勢を示したのは、この政策調整があったためとみられる。 

追稿ー
民主党よ 本当に日本を思うなら 主張をしろ。
われわれが 政権を 取らせたのは 自民党が作った利権構造を自浄できないから選んだだけ!
中国とは 自民党と違う処し方 が必要。

日中は「良き隣人」=前原外相

時事通信 10月3日(日)12時44分配信
前原誠司外相は3日、民主党枝野幸男幹事長代理が講演で中国を「あしき隣人」と呼んだことに関し、「日中間はこれから良き隣人として戦略的互恵関係をしっかり結んで、共存共栄の道をしっかり探っていくべきだと思う」と述べた。都内で記者団に語った。
菅直人首相のアジア欧州会議(ASEM)首脳会議出席については、「日本の立場をしっかりと国際社会に伝えてもらえると確信している」と期待を示した。 









民主・枝野氏 「中国に信頼関係期待する方がおかしい」

産経新聞 10月2日(土)18時26分配信
民主党枝野幸男幹事長代理は2日、さいたま市内で講演し、沖縄県尖閣諸島沖の漁船衝突事件後に中国が「報復措置」を繰り返していることについて「中国とは法治主義が通らないという前提で付き合わないといけない。そういう国と経済的パートナーシップを組む企業はお人よしだ。カントリーリスクを含め、自己責任でやってもらわなければ困る」と述べた。

さらに「中国と日本は明らかに政治体制が違う。米国、韓国との関係同様に信頼関係をもって協力して物事を進めることを期待する方がおかしい」と強調。「悪しき隣人でも隣人だ。それなりにつきあいをしていかないといけない」とも語った。

民主・枝野氏止まらず検察にも矛先 船長釈放「検察が勝手に忖度」

産経新聞 10月2日(土)19時37分配信
民主党枝野幸男幹事長代理は2日午後、さいたま市内で講演し、大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件について「論外だ。組織的に隠蔽(いんぺい)しようとした。信頼回復には個人や大阪地検特捜部の問題に限定してはいけない」と述べ、検察組織全体を見直す必要があるとの考えを示した。

一方、沖縄県尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で中国人船長が勾留期限前に釈放されたことについては「検察に政治が圧力をかけてはいけないし、圧力を受けてもいけない。官邸の意向で釈放したとすれば検事総長はクビだ。検察が勝手に(官邸側が釈放したいと)忖度(そんたく)した可能性は否定しない」と述べた。

首相の対中「弱腰外交」 なんだか悲しくなる 

産経新聞 10月2日(土)13時35分配信
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衆院予算委員会民主党長島昭久氏の質問に答える菅直人首相=30日午前、国会・衆院第一委員室(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞
【松本浩史の政界走り書き】

「あなたも外交・安保でつまずくのか」。沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる菅直人政権のあたふたぶりを目の当たりにし、鳩山由紀夫前首相が米軍普天間飛行場の移設問題で日米関係をぎくしゃくさせた迷走劇が頭をよぎり、デジャブ(既視感)にとらわれた。

【フォト】中国漁船との衝突で生々しい傷のついた巡視船「みずき」

思えば今年6月、丹羽宇一郎伊藤忠商事元社長が中国大使に起用された際、ある自民党幹部は、懸念を隠さなかった。中国の外交を統括する戴秉国(たいへいこく)国務委員(副首相級)とかねてより昵懇(じっこん)で知られる中国通である。

「中国のようなしたたかな国の大使に民間人を充てるなんて。民主党は、対中外交を甘く見ていないか」

そもそも平成20年5月、中国の胡錦涛(こきんとう)国家主席が当時の福田康夫首相と発表した「戦略的互恵関係」とは、経済分野でその効力を発揮するとされている。日中貿易などを通し、双方が互いにもうかれば、文字通り「互恵」になるだろう。これならば、丹羽氏の経歴からして、まさにうってつけの役回りということになる。

だが、そうだとすれば、外交・安保や歴史問題をめぐる国民感情などへの対応が相対的におろそかになるという矛盾をはらんでいる。くだんの自民党幹部の憂いもそこにあり、「一朝事あれば、民間人では荷が重いのではないか」と気をもんでいたわけだ。

不幸なことに、尖閣諸島沖で中国船が海上保安庁の巡視船に体当たりする事件が発生し、石垣海上保安部は公務執行妨害容疑で中国人船長を逮捕した。戴氏ら中国当局に呼び出された丹羽氏は「国内法に基づき粛々と対応する」とした日本側の方針をきちんと説明したものの、慣れない外交交渉にさぞ身を削る思いでぶつかったことだろう。

何も事件を受けた混乱の責任を丹羽氏に求めているのではない。東シナ海南シナ海への進出に、強い意思を持つ中国の狙いは明確であるのに、その窓口に丹羽氏を充てた民主党の外交センスのなさこそが問題なのである。

それにも増して深刻なのは、菅政権に対中外交を水面下でころがせる人材がいないという、心もとない事情もあらわになった。

日中関係筋によると、細野豪志前幹事長代理が「首相特使」として訪中したのは、前原誠司外相が細野氏に白羽の矢を立て、仙谷由人官房長官が正式に打診したという。細野氏は昨年12月、小沢一郎元幹事長を名誉団長に、民主党国会議員143人が訪中した際、事務総長を務めており、中国と太いパイプがある小沢氏の中国人脈に頼った形だ。まさにその場限りの即席対応といえる。

外交には相手があるので、ある一方の国が完勝を収めることはあり得ない。双方が譲れるところは譲って、なおかつ「自国の国益」にかなう実をどう手にするか、ひざ詰めでギリギリやって、この辺で折り合おうという着地点までもっていくのが外交力である。

レアアース(希土類)輸出規制など船長逮捕後の中国は、強硬姿勢一辺倒だった。その極めつけは、温(おん)家(か)宝(ほう)首相が9月21日、船長の「即時無条件」釈放を要求したことと、建設会社「フジタ」社員の拘束ではないか。

結果的に日本は、そうした中国の出方を受けて24日には、勾留(こうりゅう)期限だった29日を待たず、那覇地検が船長の釈放を発表した。このとき菅政権に、膠着(こうちゃく)状態に陥っていた事態を打開する見通しはあったのか。少なくともある外務省幹部は「まったく展望が見えない」と嘆いていた。

衝突事件をめぐる日中外交ゲームでは、粛々と、冷静に対処してきたはずの日本は、いつのまにか中国ペースに引き込まれてしまった感がある。こうした日本側の対応がどう国際社会に受け取られるか、ありありと目に浮かぶ。「中国の圧力に屈した」とみられても仕方あるまい。ましてや、中国の強硬姿勢にビクついて、検察当局に政治圧力をかけた事実が発覚すれば、政権はもたないだろう。

「領土問題はない」としている日本の方針は色あせ、「領土問題がある」ことも「弱腰外交」と同様に、知らしめてしまった。

首相は1日の所信表明演説で、事件について、「(日中関係は)世界にとって重要な関係だ」としたうえで、「(中国に)適切な役割と言動を期待する」と、ありきたりな内容しか発信しなかった。

政府関係者にこのところの首相の様子を聞いてみた。その関係者曰(いわ)く、首相は「人ごと」みたいな処し方が目についたそうで、頭の中は臨時国会をどう乗り切るかでいっぱいだったようだ。「何をか言わんや」と悲しくなるのである。




ここでもし 衝突した漁船の 船長から
甲板員まで すべて人民解放軍のやらせであったらどうするのか???