パルデンの会

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ノーベル平和賞授与をめぐる水面下の戦い あと2週間


来月開かれる 劉暁波(りゅうぎょうは)氏に対するノーベル平和賞授与にまつわる関係者や日本政府の本音がやっと見え始めた。
ノーベル平和賞授与に対しての世界の意見が 反中国に動き始めた事に対して中国の共産党政府は 全く間逆な事を行おうとしている、
チベットウイグル問題で 世界から強く打たれなかったのが災いしている。

【ちゃいな.com】中国総局長・伊藤正 反平和賞宣伝 効果に疑問

2010.11.9 03:21産経新聞

 中国の反体制活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏に対するノーベル平和賞授与をめぐり、国内の報道や通信を圧殺してきた中国当局が、反転攻勢を開始した。授賞式を1カ月後に控え、人民日報や新華社通信、中央テレビ(CCTV)など代表的な官製メディアを通じ、平和賞のネガティブキャンペーンを展開し始めたのだ。

 その主張のポイントのひとつは、中国の国内法を犯し、懲役刑を受けた劉氏への授賞は、中国の内政に対する干渉というものだ。5日付の人民日報の署名論文は、ノーベル賞委員会が授賞理由の中で中国の言論規制を批判していることについて、米国でも過去、国家制度や社会の安定を脅かす言論は制限してきたと述べ、自らを正当化した。

 また、同論文を含め、平和賞は中国の西洋化を図り、中国を分裂させる政治的道具との主張でほぼ共通している。特に、旧ソ連のサハロフ博士(1975年)、ゴルバチョフ元大統領(90年)への授賞はソ連解体のための「黒い手段」だったとし、現在は、強大化した社会主義中国が西側の標的になり、何人かの反体制人士が候補に挙がってきたのだとする。

 こうした議論は、古くて新しい。89年の天安門事件後の一時期、「和平演変」(平和的手段による体制変革)という言葉がしきりにメディアに登場した。事件前の民主化運動は、西側の中国共産党政権崩壊を目的にした陰謀というわけだ。

 その後、和平演変という言葉は、故ダレス元米国務長官が編み出したとの認識が誤りとわかり、使われなくなったが、今回の平和賞攻撃と反和平演変キャンペーンとの間に本質的な違いはない。それは、天安門事件から20年余、中国も大きく変化したにもかかわらず、人権擁護などの普遍的価値観への警戒心が依然、強いことを示している。

 天安門事件後、西側諸国の制裁を受け、国際的に孤立したとき、トウ小平氏は「われわれは孤立を恐れない」と強調した。その半面で、トウ氏は対外交渉でおごり高ぶるのを戒め、西側との関係改善に努めた。トウ氏は経済発展には西側との協調が不可欠と考えていた。

 しかし今、状況は変わった。世界金融危機で西側経済が混乱し、停滞する中で、中国はその巨大な市場と外貨準備、さらにはレアアースまで外交の武器にしている。胡錦濤国家主席の先のフランス訪問では、人権問題で再三、中国と摩擦を起こしてきたサルコジ大統領も口をつぐんだと伝えられた。ノーベル平和賞の元締めであるノルウェーに対する中国の露骨な嫌がらせも続いている。

 中国漁船衝突事件をめぐる対日強硬姿勢もそうだったが、もはや中国は当たるべからずの勢いで、鼻息は荒い。中国内部では、中国独自の平和賞を創設し、真に世界平和に貢献した人物に授与してはどうか、との提言もあるという。その最初の受賞候補は、胡錦濤氏か。彼は、中国の貧困人口を半減させ、「平和と発展」戦略を世界に広め、第三世界への無償援助を惜しまなかった、と。

 かつてのスターリン平和賞ではないが、社会主義体制の権力層が考えることは、独善的になりがちだ。中国はスターリン時代のソ連とは違って、対外開放し、人びとの価値観の西洋化が著しい。権利意識の強いネット世代は、政府の宣伝には乗らず、当局の反平和賞キャンペーンが支持を受けるか疑問だ。

Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
 

貼り付け元  <http://sankei.jp.msn.com/world/china/101109/chn1011090321001-c.htm>

 

インドネシア大使も欠席 ノーベル平和賞授賞式

2010.11.19 17:35
このニュースのトピックスノーベル賞
 インドネシアマルティ外相は19日、ノルウェーの首都オスロで来月10日に行われる中国の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞式に駐ノルウェー大使は出席できないことを明らかにした。大使欠席を表明した国はこれで少なくとも計7カ国となった。
 中国は劉氏の受賞に猛反発し、各国大使に出席を見合わせるよう要請している。マルティ外相は記者団の質問に対し、12月9、10日はバリ島で別の会議があり「駐ノルウェー大使はそれに出席しなければならない」と説明。しかし、外交筋は「中国の圧力に屈したのは残念だ」と話している。
 インドネシアは、正副大統領が10月に相次いで中国を訪問し経済関係の強化などを訴えた。一方、中国の呉邦国全国人民代表大会常務委員長が今月、ジャカルタを訪れて60億ドル(約5千億円)のインフラ支援を約束したばかりだった。(共同)
 

貼り付け元  <http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101119/asi1011191736001-n1.htm>

 

平和賞授賞式に6カ国大使が欠席

2010.11.18 23:00
 ノルウェー・ノーベル委員会のルンデスタッド事務局長は18日、中国の民主活動家、劉暁波氏に対するノーベル平和賞授賞式について、ノルウェー駐在の58カ国の大使のうち、日本や欧米など36カ国が出席、6カ国が欠席を表明、16カ国が出欠を留保していることを明らかにした。
 欠席を伝えたのは中国、ロシア、カザフスタンキューバモロッコイラクの各国。ルンデスタッド氏は「2008年のフィンランド前大統領、アハティサーリ氏受賞のときは10カ国が欠席だった」と述べた。
 中国政府は、劉氏が今年の同賞受賞者となったことに反発し、各国大使に授賞式に出席しないよう文書などで要請していた。しかし、ルンデスタッド氏は、欠席の6カ国がすべて中国の要請に従ったものかどうかは不明だとも述べた。(共同)
 

貼り付け元  <http://sankei.jp.msn.com/world/china/101118/chn1011182301006-n1.htm>

 
 

劉氏のノーベル平和賞授賞式、民主党牧野議員出席へ

2010.11.18 17:34
このニュースのトピックス民主党
 ノルウェーオスロで12月10日に開かれる中国の民主活動家、劉暁波氏に対するノーベル平和賞授賞式に、民主党牧野聖修衆院議員が招待されたことが18日、分かった。ノーベル研究所オスロ)から17日、授賞式と晩餐(ばんさん)会などへの招待を知らせる連絡があった。牧野氏は出席する意向だ。
 劉氏の受賞をめぐっては、中国政府が日本政府に駐ノルウェー大使の授賞式欠席を要請した経緯があるため、与党議員の出席に中国側が反発する可能性もある。
 牧野氏は、民主党国会議員有志でつくる「人権問題を市民とともに考える議員連盟」(土肥隆一会長)の幹事長として、獄中にある劉氏の早期釈放を求める活動を展開している。
 

貼り付け元  <http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101118/stt1011181736014-n1.htm>

 
 

来年の「授賞式」に期待 出席断念のスー・チーさん

2010.11.17 12:05
 ノルウェー・ノーベル委員会のルンデスタッド事務局長は16日、1991年にノーベル平和賞を受賞したものの授賞式に出られなかったミャンマー民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが軟禁を解除された後、同委が式への「招待状を再発行した」と確認、「来年のいつか(のオスロ訪問)を望んでいる」と述べた。
 同氏は、スー・チーさんが来てくれれば「壮麗な歓迎式典を行い、大ヒロインとして祝うだろう」とする一方、多忙な身であり、出席は「強要しない。来たい時に来てほしい」と付け加えた。
 スー・チーさんは91年、出国すれば軍事政権が再入国を拒む恐れがあったため授賞式出席を断念。在英の家族が代理出席し記念品や賞金を受け取ったが、恒例の受賞演説は行っていない。(共同)
 

貼り付け元  <http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/101117/acd1011171207004-n1.htm>

 

中国、日本にも平和賞授賞式欠席を要請 衆院予算委で前原外相が答弁 

2010.11.9 17:55
このニュースのトピックス日中関係
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衆院予算委員会公明党佐藤茂樹氏の質問を聞きながら資料に目を通す(右から)菅直人首相、野田佳彦財務相前原誠司外相=9日午後(撮影・酒巻俊介)
 前原誠司外相は9日の衆院予算委員会で、来月10日にノルウェーの首都オスロで開かれる中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式に関し、中国政府から日本政府に出席しないよう要請があったことを明らかにした。
 前原氏は「東京とノルウェーの外交ルートを通じて、日本政府関係者の出席を控えるよう求める申し入れがあったのは事実。駐ノルウェー大使の出席に関しては適切に判断したい」と述べた。
 菅直人首相は「平和賞は普遍的な価値を大事にした賞だ。(劉氏が)拘束を解かれて釈放が望ましいと今も考えている」と従来と同様の答弁にとどめた。
 みんなの党柿沢未途氏への答弁。
 

貼り付け元  <http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101109/plc1011091756017-n1.htm>

 

中国の欠席圧力にも、EU各国は出席の方向 ノーベル平和賞授賞式

2010.11.9 07:17
このニュースのトピックスノーベル賞
 中国が欧州各国にノーベル平和賞の授賞式に出席しないよう求めている問題について、フランスのクシュネル外相は8日、同国が欧州連合(EU)各国と協議しながら共通の対応を模索していることを明らかにした。外相は「失望する結果にはならないだろう」とも述べ、出席の方向で調整していることを示唆した。
 クシュネル外相は、同日のラジオ番組で「EU各国間で5日から協議に入っている。まだ結果は出ていないが、EU全体で一致すれば(中国への)より強い回答となる」と述べた。
 中国政府は服役中の劉暁波氏への平和賞授与に反発し、ノルウェーの首都オスロで行われる授賞式に出席しないよう欧州各国の駐ノルウェー大使に要求。先週、中国との間で総額約200億ドル(1兆6200億円)の大型商談をまとめたフランスは、出席を見合わせるとの観測も出ていた。(共同)
 

貼り付け元  <http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101109/erp1011090719004-n1.htm>