パルデンの会

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「打倒共産党」掲げた青年 拘禁


新唐人2013年3月13日付ニュース】言論の自由のない中国で、最近、街頭でプラカードを掲げるブームがひそかに巻き起こっています。3月10日、“プラカード五君子”の一人と呼ばれる黄文勛さんが、深セン市の街頭で“打倒共産党”のプラカードを掲げたところ、10分もしないうちに警察に強制連行されました。
 
12日、黄文勛さんの友人・余剛さんによると、今回で4回目の拘束になるそうです。
 
黄文勛の友人 余剛さん
「2月1日からプラカードを掲げたことで、4回拘束されました。長くても翌日には釈放され、24時間は超えなかったです。今回は起訴の可能性があり、1ヶ月後に裁判所に提訴するか釈放されるかです」
 
余さんによると、黄さんは今までは“打倒共産党”と叫ぶだけで、プラカードを掲げたのは今回が初めてだそうです。地元の民主活動家らは、この方法は急進的すぎるとして現場には行かず、あるいは現場に行ったとしても写真を撮っただけだそうです。
警察の暴力で負傷した黄文勛さん
 
黄文勛の友人 余剛さん
「彼にはずっと中国を変えたいという夢がありました。やはり敬服します」
 
別の友人・柴金元さんも、黄さんは自分の行動でもっと多くの人を呼び覚まそうとしていたといいます。
 
友人 柴金元さん
「彼は言っていました。『刑務所に入る用意もできている。これでもっと多くの人を怖がらないようにと呼び起こす』と」
 
深センの弁護士・範標文さんは、全人代期間中に起こした黄さんの行動およびその内容は、中国当局にとっては敏感なことであると述べます。
 
プラカードの内容
「恐れないで」
打倒共産党
民主自由憲政人権平等万歳
民主中国を打ち立ててこそ
我々は国家の主人になれる
 
広東省深セン市 範標文弁護士
「何の罪で彼を拘束しているかまだわかっていません。二つの可能性があります。一つは『公共秩序かく乱罪』、もっと深刻だと、『国家政権転覆扇動罪』」
 
範弁護士によると、具体的な拘禁場所はまだ分かっておらず、黄さんとは連絡が取れないそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)