インパクトがないな!!頑張れ日本
習主席の改革に期待=ダライ・ラマが国会内で講演
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が20日午前、参院議員会館で与野党の国会議員を前に講演した。中国の習近平国家主席について「現実的な考え方をする人で、ビジョンを述べるだけでなく、実行する勇気と行動力を持っているのではないか。これからどうなるか見ていきたい」と述べ、習氏が進める国内改革に期待を示した。
ダライ・ラマは「私たちはチベット独立を求めてはいない。中国の枠内にとどまると明言しており、分裂主義の思想は持っていない」と強調。中国で相次ぐチベット族の焼身自殺に関しては「非常に悲しいことだ。中国高官は私たちがその原因をつくり、あおっていると批判するが、中国当局は彼らを焼身自殺へ追い詰めている原因を究明してほしい」と訴えた。(2013/11/20-13:15)
昨年の初めての国会での対応
自民・安倍総裁:ダライ・ラマ支援を表明、「チベットで弾圧
11月13日(ブルームバーグ): チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世の国会議員向け特別講演会が13日午前、参院議員会館で行われた。講演に出席した自民党の安倍晋三総裁はチベットで「人権が弾圧されている現状」を変えていくために全力を尽くす、と表明した。
民主党の牧野聖修前経済産業副大臣、自民党で安倍氏に近い下村博文衆院議員(元官房副長官)ら超党派の国会議員有志が主催した。下村氏によると、ダライ・ラマが日本の国会施設で講演するのは初めてで、講演には衆参の国会議員計134人が参加したという。
安倍氏は冒頭あいさつで「ここに集った議員は一日も早くチベットの人々が自由を勝ち取るために自らの命を絶つ、こういうことが起こらないように協力していきたいということでは完全に一致している」と指摘。「これからもチベットに対して声援を送っていくこと、協力をしていくこと、なんとかチベットが今の現状、人権が弾圧されている現状、これを変えていくために全力を尽くしていくことを誓う」と明言した。
ダライ・ラマとの関係については「完全に自由と民主主義を目指す、この価値で私たちと一致している」とも指摘した。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 広川高史