パルデンの会

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航空機墜落事故で台湾版“おくりびと”がボランティア

事故の対応一つ見ても 台湾と支那
根本から違う。台湾には心がある。
 

「安らかに眠ってほしい」 航空機墜落事故で台湾版“おくりびと”がボランティア

中央社フォーカス台湾 7月26日(土)18時1分配信
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台北 26日 中央社)澎湖・馬公空港付近で23日夜起きたトランスアジア航空(復興航空)機の墜落事故から3日目に入り、飛行機の残骸が散乱する現場では事故原因の調 査が進められる一方、死者・行方不明者の身元確定作業が続いている。このような中、現地では台湾各地から自発的に集まった葬儀専門の化粧師らが犠牲者の遺 体に化粧を施した。また、台北市内では白い花を手向け、遠く澎湖に向かって祈りを捧げる市民による追悼活動が始まっている。台湾複数メディアが伝えた。

報道によると飛行機が墜落した際、2度にわたって起きたとされる爆発などで遺体の損傷は激しく、DNA検査による照合も合わせて行い、26日午後、犠牲者 48人のうち44人の身元が確定した。遺体は軍の輸送機による搬送が一部始まっており、交通部の求めに応じて海運会社が保管用のコンテナを準備している。

また、台湾本島の各地から自発的に連絡を取り合い、自費で澎湖に赴いた葬儀専門の化粧師27人がボランティアで損傷した遺体や傷口を縫合し、人生最後の門 出を飾って「きれいなお顔で旅立ってほしい」と犠牲者にエンゼルメイクを施した。化粧師らはほとんどが20~30歳台の若手だが、いずれも経験は豊富。遺 族の中には彼らに参考にしてほしいと犠牲者の生前の写真を取り出して見せる人もいた。

この日はカトリック教会台南教区の司教も、遺体が安置されている澎湖の葬儀場を訪れ哀悼の意を示すとともに、フランシスコ・ローマ法王からの遺族らや被害者への見舞いのメッセージが伝えられた。

一方、台北では白いバラなどを持って犠牲者を追悼する行事がインターネット上で呼びかけられ、雨降る中、市内の台北メトロ・松山空港駅入り口に花が手向け られ、メッセージカードが添えられた。中には事故を起こしたトランスアジア航空の客室乗務員が書いたものもあった。夜に入ると、キキョウの花束を携えた家 族連れが訪れ涙する姿もあった。この追悼行事は8月10日まで続けられるという。

(編集:谷口一康)

台湾機墜落 遭難の新人客室乗務員、最後まで任務を全う

【社会】 2014/07/25 17:18
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(澎 湖 25日 中央社)トランスアジア(復興)航空の旅客機が23日、澎湖県・馬公空港付近に墜落・炎上、48人が死亡した惨事で犠牲者のうち4人は同社の乗務員だっ た。このうち、新人の女性客室乗務員が持ち場を離れることなくシートベルトを締めたまま亡くなっているのが発見された。

この客室乗務員は大学を卒業後入社し、フライト勤務に入ってまだ7カ月の呉姿瑩さん(24)。呉さんの遺体は瓦礫の中の幾重にも重なった座席の下から見つかった。救助隊に発見された時、制服姿の呉さんは機内の担当場所でシートベルトを締めたままの姿だったという。

事故の第一報が入った当時、会員制交流サイトのフェイスブックは奇跡が起こるよう祈る声であふれたが、結局、微かな望みは完全に断ち切られた。そ の後は次々と追悼の言葉が寄せられ、中には呉さんが離陸直前の出発空港の様子について「高雄は暴風雨でとても恐ろしい状況だ」とメッセージを送っていたと 振り返り悲しむ声や、来世でも“天使”でいてほしいなどの書き込みが多く寄せられた。

呉さんは生前、フェイスブック上で「機内食を出したり免税品を売ったりする時ではなく、緊急事態発生時に乗客を脱出避難させる時こそ客室乗務員と しての真価が問われる」、「全ての乗員・乗客にとって一回一回のフライトが良い旅となることを願う」という先輩乗務員の話を紹介。「私も全く同感です」と の感想を付け加えていた。

(編集:谷口一康)