パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

子ども殺しに後味のいいも悪いもないことは承知だが、 では敢えていうと「不可解な」事件だと私は感じている


テレビ映像で 草むらを 捜索する 県警の戦闘服の人々が 軍手だけで草を掻き分けて
いたのが 非常に不可解であった。
普通は 2mほどの 警棒を持って探すはずが、素手だけでは奥まで見えてない。
その映像が 彼女の遺棄された 林であった場合 見つけていないのかも??????


勝谷誠彦氏の有料ブログより転載

子ども殺しに後味のいいも悪いもないことは承知だが、
では敢えていうと「不可解な」事件だと私は感じている。

 <近所の47歳男を逮捕/遺体切断され複数のポリ袋に>


http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140924/crm14092412440012-n1.htm
<神戸市長田区長田天神町1丁目の茂みでポリ袋に入った遺体が見つかった事件で、兵庫県警は24日、遺体を11日から行方不明になっていた市立名倉小1年、生田美玲さん(6)と確認し、死体遺棄容疑で近所に住む君野康弘容疑者(47)を逮捕した。
県警によると、ポリ袋は複数あり、切断されたとみられる頭部など体の一部が分けて入れられていた。複数枚を重ねてしばった状態で、茂みの半径数メートルの範囲に置いてあった。袋からは君野容疑者の診察券や美玲さんが身に着けていたものと同一とみられるワンピースやサンダルも見つかった。>
まずは捜査についてである。なぜ遺体をもっと早く発見できなかったのか。兵庫県警は比較的早くから男に目をつけ、自宅の立ち入りまでしている。その時に被害者はいなかったのだから、すでに現場に遺棄されていた可能性が高い。あるニュースでちらりと「あの場所は捜索していなかった」というコメントが流れたが、だとすれば県警の失態だ。あれほど棒で薮を突つく映像を撮らせていながら、肝心な場所を見逃していたことになる。
県警が抜けているなら、男はもっとわけがわからない。診察券やタバコの吸殻など「見つけてくれ」といわんばかりのものをなぜ同梱していたのか。バラバラにするのは遺体を遺棄しやすくするためだというのが、通常の動機である。であればいくらでも見つからない場所は考えられるだろうに、なぜ自宅の横に捨てたのか。
事件そのものの全容解明も待たれるが、私は敢えてひとつのポイントを指摘して、問題提議しておきたい。この男、どうやって食っていたと思います?実はなかなか「優雅」な生活をしているのだ。

<神戸/女児遺棄事件/容疑者、孤独な人物像浮かぶ>

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201409/0007361953.shtml
<君野容疑者の自宅は美玲さんの家から約150メートルの2階建て文化住宅。同住宅の関係者によると、生活困窮者を支援する神戸市内のNPOから紹介され、昨年6月に入居した。契約時、同容疑者は「身内はいない」と説明したという。
家賃は毎月、期日までに振り込んでいたが、部屋の水漏れを注意すると大声で怒鳴り返すなど「よく困らされた」と振り返った。
近くでスーパーを経営する男性(63)は「いつも日中に来店し、カップ酒を2、3個買った。常に酔っている感じ。最近、金髪にし、ふらふらしていた」。
焼き肉店を経営する夫婦によると春先から数回来店。「『これいくら』と1品ずつ値段を尋ね、たいてい850円のランチと焼酎を頼んだ。ぼそぼそ話し、おとなしい感じで、昼間から外をぶらついていた」と話した。>
これで<孤独な人物像>だったら、私なんて交流サイトをやっていない分、もっと<孤独な人物>だ(苦笑)。昼間から酔っぱらい、猫を飼い、安からぬ焼肉定食を食べる。金髪にするのだってタダではあるまい。

今日も額に汗して働く、良民常民であれば、ここでハタと思いつくでしょう。「そのカネはどこから出ているの?」と。驚くなかれ。あなたや、あなたの税金だ。

<捜索の「盲点」草むらから遺体/残る不可解な謎の数々>

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140924/waf14092412250020-n1.htm
<捜査関係者などによると、取り調べを受けている男は、鹿児島県出身で、遺体が見つかった現場のすぐ近くのアパートに一人で住んでいる。定職を持たず、生活保護を受けているという。>
九州にいた時に自衛官をしていたという報道もあったので、年金のようなものでも出ているのかと、最初は私も考えた。しかし年齢もまだ若いし、とまさかと思いつつ「生活保護」と名前でクロス検索をかけると、ビンゴ!この産経新聞がひっかかってきたのだ。
 <生活困窮者を支援する神戸市内のNPOやらは殺人者の生活基盤を整えてやり、神戸市は税金でこいつを養っていたことになる。やりきれないですね。わが精強なる自衛隊がいちどは採用した人物ですよ。どこか肉体的な欠陥があるわけではあるまい。敢えていえばアル中ということか。そんな奴がなぜ生活保護が受けられるのか。産経新聞はその価値に気づいていないかも知れないが、生活保護受給を見つけたのは、ある意味でスクープである。大マスコミはこのことについて、行政などをぜひ追及して欲しい。
なぜならば、これは日本国の最暗部につながるものだからだ。景気が回復し、人手が足りなくて現場が困っているというのに、生活保護の受給者が増え続けているというのは、どう考えてもおかしいでしょう。
君野康弘がどういう経緯で生活保護を受給するようになったのか。支援していたNPO法人とはどこなのか。まさかと思うがいわゆる「貧困ビジネス」じゃないでしょうね。上手に受給させて住居を与え、生活保護費からピンハネをするあの商売。ここからが真の報道ですよ、大マスコミ各社よ。
報道といえば。今回も私は「被害者の人権」はいったいどこにあるのかと、頭に来ている。NHKは少女の入学式の動画を流していた。亡くなった今、それを流して遺族や関係者の目にいれる意味がどこにあるのか。もっと酷かったのが、近所の人物のコメントだ。ホッとしています」。そりゃ、犯人がわかってあんたのガキへの心配は減るだろうが、ひとひとり亡くなっているのに、これはないだろう。いや、そういうことを素人が口にする気持ちはわからなくはない。正直な人なのだろう問題は、垂れ流すメディアである。リテラシーも糞もない。どうですか?「みなさまのNHKさんよ。

書き切れなかった岩国での体験を少し拾っておく。昨日は同じテーブルのメンバーの凄さで紙幅が尽きてしまったので。
嬉しかったひとつは、若き蔵元たちと再会できたことだ。加えて「日本酒業界のトップ広報マン」といっていい『南部美人
http://www.nanbubijin.co.jp/
の久慈浩介君が新たなメンバーも次々と紹介してくれる。私は私で弘兼憲史さんを連れてきて引き合わせたので、やがて『島耕作』に、世界にはばたく、若き日本酒の麒麟児たちが登場するかも知れない。
政治家も大勢来ていたが、密談できてよかったのは岸信夫外務副大臣。この日記に、名前だけは何度も登場していますね。就任した時から私は「拉致被害者を取り戻す、秘密兵器」だと書いてきた。「身びいき」との批判を覚悟で、機密保持のために兄の安倍晋三首相が閣内に入れた、と。そのご本人が目の前にいるのである。ゴニョゴニョといろいろ話すとともに、安倍さんへのメッセージも託しておいた。拉致された同胞の奪還、遅々としてではあるが前へ進んでいると、お伝えしておこう。決して後退はしておらず、だから私たちが悲観してしまってはいけない。背中を支え続けよう。
岩国市長の福田良彦さんと話せたのもよかった。岩国基地は空中給油機KC130Kの普天間基地からの移駐を受け入れたばかりである。今後、沖縄の基地負担を軽減する大きな役割を担う。なのにもう「反対派」がわあわあ騒ぎ始めている。地元の工作員の方々から、ここでもそんな声は市民の気持ちではないという詳細な報告をずっといただいていた。改めて市長に確認するとはたしてその通りだ。
沖縄を飯の種にしていた商売左翼が、大挙して岩国にやって来る可能性が今後、あるだろう。はたして「天下の」もとい「世界に恥をさらしている」朝日新聞は「岩国の沖縄化」などと社説で書いたりしはじめている。
一方で沖縄の負担を軽くしろと言い、一方で岩国には来るなという。要するに米軍そのものに出ていけと言いたいんでょうね。いいですよ。私も賛成だ。そのためには国防軍の圧倒的な強化をしなきゃ。朝日さん、それで手を組みましょうか(笑)。

その福田市長に「あれは素晴らしい」と私が絶賛を伝えた施設があった。披露宴までの間、岩国の城下を歩いた。錦帯橋はもちろんだが、ふらりと入った「吉川史料館」が思わぬ拾い物だったのだ。外に展示品は30数点とあり「少ないな」と思ったが、これがことごとく重要文化財。国宝の「狐ヶ崎太刀」もある。重文は吉川家の文書がほとんどだが、内容が実に面白い。広家の戦場からの報告書など、戦国の息吹が伝わって来る。もともと私は広家と小早川隆景の「毛利の両川」が大好きなのだ。
古文書そのものをスラスラと読めるわけではない。現代文が添えられているのだが、これがまことにこなれていてうまい。帰り際に受付で「誰に依頼したんですか?」と聞くと入場券を売っていた高校生のような(失礼!)女性が「私です」とおずおずと。名刺を下さった。学芸員の原田史子さん。史料館に相応しいお名前だが、意外とひとは親がつけてくれたその名前に人生が引っ張られたりするので、それもあるのかな。さっき悪口を書いたNHKさん、大河に『両川』ありかもよ。

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