パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

南京市書記、規律違反で取り調べ>

勝谷誠彦氏の有料ブログより転載
深夜、東京に着いた。
空港からのタクシーだけは自分の中でひとつ律する意味で禁じているのたが、さすがに乗った。あまりに消耗していて、これで朝の番組に齟齬をきたすと本末転倒だ。おかげで、一瞬だけ眠れて、今朝も日本テレビで元気にお目にかかれることと思う。
帰宅して驚いたのはあまりの新聞の薄さだ。いえ、
ボリュームではない。内容である。ボリュームはあるんですよ。エコエコと言うならば,まずこのページを減らすがいい。ほとんど「ページのためにページを作っている」無内容だ。夜明け前から、朝日新聞がいつも憐憫をもって書いている外国人や勤労学生の配達の負担をもっと減らしてげればいい。というか、ざっと目を通して思ったが、昨日までの新聞は「いらなけい」。いっそ、みんなで一斉に休めばどうか。休刊日の談合はもっとも得意とするところでしょうが。
平等を期するためにいえば『週刊文春』『週刊新調』
の年末年始合併号もいらない。インクと紙代がもったいない。もっと平等を期するために言えば(笑)新聞広告しか見ていないが、今朝に売りに出されている『週刊ポスト』『週刊現代小学館講談社の赤字を増やすためだけなので、やめた方がいい。もう取材力も何もないんだから。何のための頑張っているのかわからない。70代の勃起力(朝からごめんね)のためであれば、そういう雑誌を作ればいい。
いえ、サボっているというわけではないのである。
きっと現場の若い記者は正月に当直をさせられて頑張っているのだろう。私もそういう兵隊だった。でもね、デスクの目がどうなのかなあ、と思うのだ。記事の「強弱」が狂っている。たとえば朝日新聞には「朝鮮人と日本人はもっと仲良くせえよ」というような記事が延々と載っている

<戦後70年/明太子、韓国に里帰り 味が国境を溶かす

 http://www.asahi.com/articles/ASGDZ53V9GDZUCLV008.html
<昨年暮れ、ソウル。百貨店の食品売り場で、辛子明太子(
めんたいこ)店に人だかりができていた。店員が呼びかける。「日本の家庭の味です」>
このネタで2面ほぼすべてまで引っ張るのである。頭、
おかしいのか。記者は何ヶ月か専任で取材したんでしょうね。いい商売だ。アホかと言いたい。すみませんね、連日の朝日ネタで。しかしあまりに『築地をどりが華やかなので。まあ正月だし。
朝鮮人と明太子で仲良しだという記事、読みたいか?
だったら竹島に行ってこいよ。それが記者というものでしょう。あるいは戦後70年と銘打つのなら、もっとマジメな記事を書け。私はずっとこの年の重要性をここで訴えている。「戦勝国の心の底に訴えるような記事を書け。「敗戦国」としてだ。国内に向けては「なぜ敗れたのか」を真摯に訴えていけ。
サッカーや野球では、
スポーツ記者がちゃんとそういう分析をする。なぜ、国家の運命を左右した戦争でできないのか。アホか。それはね「軍事を知らない」からなんですよ。かなりいい記録を書いている人々はいる。しかしメディアがその価値に気づいていない。軍記が「昭和英雄伝」か「昭和国賊伝」のどちらかになっている。情け無いというほかはない。『天国のいちばん底』を終えたことでこれほどの慨嘆をいただくとは、作家冥利につきるが、私はできればそうしたことを書いて行きたいのです。許して欲しい。

帰国してチェックしたニュースをふたつ。
なんでこれが大きく扱われないのかが、さきほどちょっと「日本の大マスコミはアホか」とムカッときた原因である。私がデスクなら双方とも1面トップを検討する。しかし、この国では「数行」なんだよなあ。仰天。おっとNHKはさすがにいいセンスか。

<独政府/ギリシャのユーロ圏離脱容認か>

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150104/k10014427641000.html
これはでかいです。<容認か>とNHKは優しいが「捨てる」
ということだね。「貧乏人はEUから出ていけ」だ。いやあ、大東亜共栄圏なんて作らないでよかったですよ。支那朝鮮が中にいるんだぜ?なかなか切りきれないでしょうよ。「盟主」としては。ここで再三書いているようにメルケルさんというのは、いま「世界最強」の指導者だ。だからできるのである。怖い女だが、賢い。安倍晋三さんもそうだ。だから、その力があるうちに、何ができるか。もうひとつ。これも今日、読んでおくべき記事。

 <南京市書記、規律違反で取り調べ>


http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H6B_U5A100C1FF8000/
中国共産党の中央規律検査委員会は4日、
江蘇省南京市トップの楊衛沢党委員会書記を重大な規律違反と違法行為の疑いで取り調べていると発表した。調査の具体的な内容は不明だが、楊氏には失脚した周永康前政治局常務委員に便宜を供与するなど、親密な関係がかねて取りざたされていた。
楊氏は日本企業も多く進出する同省蘇州市の市長や無錫市の党委書
記を歴任。2011年3月から南京市書記。>
いや、これは実は「世界的なトップニュース」だと私は思う。
明日にはそうなるかも知れない。習近平の権力闘争が「本気モード」に入っている。ちょっと私は甘く見ていたかも知れないですね。習さん、なかなかのタマのようである。残念ながら支那の権力掌握はかなりまで進んでいるのかも。どんな「残念」や(自分ツッコミ)。
敢えて日本経済新聞を引いたのは、
こうした強権を対日に使ってくる可能性があるからだ。最後の2行に注目。
楊氏は日本企業も多く進出する同省蘇州市の市長や無錫市の党委書記を歴任。>
日経はさすがによくわかっている。
薄汚さについては支那の企業ほどのものはないのだが、ここから「日本企業は汚い」というキャンペーンが始まる可能性はありますね。プロパガンダである。プロパガンダにはプロパガンダを持って対抗するしかない。その能力がいまの日本のいわば「財界」にあるかといえば、難しい。何しろ、日本国大使の公用車から国旗を盗まれたあとに「日支盆踊り」で経団連会長が踊り狂っているようなセンスである。そういえば、あのおっさん、いま何をやっているんでしょうね。「財界総理」と言われるポジションをつとめた奴が、そのあとは天然自然のように暮らしているというのは、凄い国だなあ。
ともあれ。年のはじめの2発。ギリシア支那には注目である。
大マスコミが寝ている間に、大きな活字で書いておきたい。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
(c)2014 勝谷誠彦katsuyamasahiko.jp All Rights Reserved.
問合せ:info@katsuyamasahiko.jp
情報提供・感想:stealth@katsuyamasahiko.jp
購読解除:http://katsuyamasahiko.jp/procedure/dissolve
発行:株式会社 世論社