さて、ほとんどの方がご覧になれなかった昨日の『たかじんNOマネーBLACK』だが、支那の暴虐についてがテーマであった。観られなかった方にはそのエッセンスを、観て下さった方には補足として少し語っておきたい。あっ、ちなみにさきほど貼ったリンクはなぜか切れています。番組名で検索してください。そうすると、来週のメンバーの顔だけはもう出ています。
ざっくりと言うと「支那は世界を征服する」というようなテーマだった。これは評論家の石平さんの主張である。もちろん彼は今回の番組のメインゲストとして出ている。『カツヤマサヒコSHOW』ももうすぐ登場していただくのでお楽しみに。私もその「方向性」には異論はない。でもね「できるかできないか」と言うと「できない」なんですね。だいたいオノレの王朝が300年ごとに交代しているのである。自分の国も守れない奴が、海外に出られるわけはない。
そう主張すると誰かが「300年も待たなきゃダメなんですか」と聞いてきたので「いや、ドッグイヤー、マウスイヤーの時代だから、もっと早いでしょう。古代は口コミだったけど、今はウェブなんですから」と私はお答えした。しかし、支那人というのは「檄」の時代から「ウェブ」の時代まで、まことにプロパガンダについては優秀なのである。
そうでなければ生き残ってこられなくて、優秀な人々だけの系譜があるのだろうか。一方で島国の大和民族は「和をもって貴しとす」だから、プロパガンダなどは下品だと考えてきた。この差が、いま出てしまっていることは自覚した方がいい。この自覚は「差別」ではなく「区別」である。陸続きの欧州などではそうした価値観が早くから発達した。しかし日本と支那の間では、人の行き来がさかんになった最近になって、ようやくこの問題に直面して、戸惑っている。私の主張奴らを「謝絶せよ」だ。ちゃんとしたお客さんとして来てくれる分にはいいが、無制限を支那人との交流はやめた方がいい。
「支那は世界を征服」するか。プロパガンダについては私は語った。世界を征服する野望はあるだろうが、できるわけがない」と述べた。一方で「そのプロパガンダ力はあなどるべきではない」とも。毛沢東なんてそれだけで生き延びたようなものですからね。
私と石平さんで一致したのは、おそらくこれから収録してオンエアする『カツヤマサヒコSHOW』でも再確認していただくことになると思うが「日本史において支那と近づいた時は不幸になり、離れると幸せになる」という不思議な歴史的な原理である。それは、まず彼のこの本を読んでいただくのがいい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4569816215
古代から始めて、あの国に近づくとヤケドをし、離れるとコツコツとだが、いい文化が日本国内に育っていく。その通りだと思う。別に交流するなとはいわない。お好きな方はどうぞ。でも「触れたくない」という人たちを邪険にしないで欲しい。
ところが客引きかT-1君の好きなキャバクラの黒服のような奴がいる。もちろん朝日新聞だ。昨日の夕刊。
<日中雪解け、「言葉」から/若者、討論で変化>
http://www.asahi.com/articles/DA3S11675996.html
<少しずつ改善に向かっている日中関係。とはいえ、政府間の厳しいやりとりを反映して、わだかまりを感じる国民もいる。どうすれば理解し合えるか、日中の学生がひざを交えた。4月には中国語教育の「最高峰」とされる大学が東京に進出する。日中の雪解けに向け、若者たちを中心に、まずはコミュニケーションを深めることから動き始めた。>
まずは、せっかく支那政府の意向を受けて情報工作に協力しているんだから、これくらいタダで読ませればどうかね、と言っておく。いや、しかしこれほど露骨なプロパガンダはないですね。<少しずつ改善に向かっている日中関係。>と冒頭に置くのはこうした場合の基本である。「そうなんだ」と「天下の朝日新聞」が言い切ると凡人は洗脳されるのである。ちっとも改善していないし、したくもないという安倍晋三首相の意図をみごとに踏みにじっている。以下、まんまと支那の情報工作に乗らされているのか、乗っているのかという朝日。
<「爆買いをどう思う」。上海にある東華大外国語学院大学院1年の馬羽潔さん(23)が聞くと日本側は「何となく悪い印象」。
「爆買い」は中国人が日本で大量に買い物することで、日本への経済効果は大きいとされる。さっそく理由を話し合うと「否定的に報じるニュースの影響では」。議論は中国の抗日ドラマで描かれるステレオタイプの日本人像にも及び、「マスメディアが報じる姿をうのみにせず、自分の目で見て感じたことを周りに広めよう」とうなずき合った。>
あそこはオンエアされたのかなあ。『NOマネー』で石平さんはここの仕組みについて解説して、私が補足している。「爆買い」(何という下品な日本語だ)は支那政府にコントロールされた「オペレーション」であって、日本国の弱小産業(たとえばデパート)に対して行われていること。その人数は工作部署の制御下にあり、ひょっとするとカネも渡されていること。などなど、知らずに朝日はこういう記事を…おっと、おたくもそのコントロールの一部なのを忘れていました。
しかし、メディアに乏しい場所ではこんな朝日新聞を、唯一の外への窓として読んでいるのである。怖いですねえ。私は朝日新聞はちゃんと存続して欲しいと思っている。しかし内部の上級工作員からは(いえいえ、みなさん平等なんですが、よほどリスクを背負っている人は高等と。って、こういう言い訳がいかにも朝日的・笑)「今期の赤字は300億円。慶弔費、出張手当て廃止」などという情報も寄せられている。なんとか頑張ってくださいね。
私事ながら。心配して下さっている読者の方々が多いので。老父が転院しました。ICUは本当にその時に必要なひとのためにあけなくてはいけないので。まあ、どこでもあの父ならば「来てくれ」という病院が多い中で、近くのところに移った。「いい気持ちで寝ているよ」と弟。いい気持ちなのかどうなのかは私にはわからないが、さて今後、どうなるか。戻ってくることはないだろうけれども、いい夢を見ているならば、それはいい。私と同じ夢もたまには見てくれることを。
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そう主張すると誰かが「300年も待たなきゃダメなんですか」と聞いてきたので「いや、ドッグイヤー、マウスイヤーの時代だから、もっと早いでしょう。古代は口コミだったけど、今はウェブなんですから」と私はお答えした。しかし、支那人というのは「檄」の時代から「ウェブ」の時代まで、まことにプロパガンダについては優秀なのである。
そうでなければ生き残ってこられなくて、優秀な人々だけの系譜があるのだろうか。一方で島国の大和民族は「和をもって貴しとす」だから、プロパガンダなどは下品だと考えてきた。この差が、いま出てしまっていることは自覚した方がいい。この自覚は「差別」ではなく「区別」である。陸続きの欧州などではそうした価値観が早くから発達した。しかし日本と支那の間では、人の行き来がさかんになった最近になって、ようやくこの問題に直面して、戸惑っている。私の主張奴らを「謝絶せよ」だ。ちゃんとしたお客さんとして来てくれる分にはいいが、無制限を支那人との交流はやめた方がいい。
「支那は世界を征服」するか。プロパガンダについては私は語った。世界を征服する野望はあるだろうが、できるわけがない」と述べた。一方で「そのプロパガンダ力はあなどるべきではない」とも。毛沢東なんてそれだけで生き延びたようなものですからね。
私と石平さんで一致したのは、おそらくこれから収録してオンエアする『カツヤマサヒコSHOW』でも再確認していただくことになると思うが「日本史において支那と近づいた時は不幸になり、離れると幸せになる」という不思議な歴史的な原理である。それは、まず彼のこの本を読んでいただくのがいい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4569816215
古代から始めて、あの国に近づくとヤケドをし、離れるとコツコツとだが、いい文化が日本国内に育っていく。その通りだと思う。別に交流するなとはいわない。お好きな方はどうぞ。でも「触れたくない」という人たちを邪険にしないで欲しい。
ところが客引きかT-1君の好きなキャバクラの黒服のような奴がいる。もちろん朝日新聞だ。昨日の夕刊。
<日中雪解け、「言葉」から/若者、討論で変化>
http://www.asahi.com/articles/DA3S11675996.html
<少しずつ改善に向かっている日中関係。とはいえ、政府間の厳しいやりとりを反映して、わだかまりを感じる国民もいる。どうすれば理解し合えるか、日中の学生がひざを交えた。4月には中国語教育の「最高峰」とされる大学が東京に進出する。日中の雪解けに向け、若者たちを中心に、まずはコミュニケーションを深めることから動き始めた。>
まずは、せっかく支那政府の意向を受けて情報工作に協力しているんだから、これくらいタダで読ませればどうかね、と言っておく。いや、しかしこれほど露骨なプロパガンダはないですね。<少しずつ改善に向かっている日中関係。>と冒頭に置くのはこうした場合の基本である。「そうなんだ」と「天下の朝日新聞」が言い切ると凡人は洗脳されるのである。ちっとも改善していないし、したくもないという安倍晋三首相の意図をみごとに踏みにじっている。以下、まんまと支那の情報工作に乗らされているのか、乗っているのかという朝日。
<「爆買いをどう思う」。上海にある東華大外国語学院大学院1年の馬羽潔さん(23)が聞くと日本側は「何となく悪い印象」。
「爆買い」は中国人が日本で大量に買い物することで、日本への経済効果は大きいとされる。さっそく理由を話し合うと「否定的に報じるニュースの影響では」。議論は中国の抗日ドラマで描かれるステレオタイプの日本人像にも及び、「マスメディアが報じる姿をうのみにせず、自分の目で見て感じたことを周りに広めよう」とうなずき合った。>
あそこはオンエアされたのかなあ。『NOマネー』で石平さんはここの仕組みについて解説して、私が補足している。「爆買い」(何という下品な日本語だ)は支那政府にコントロールされた「オペレーション」であって、日本国の弱小産業(たとえばデパート)に対して行われていること。その人数は工作部署の制御下にあり、ひょっとするとカネも渡されていること。などなど、知らずに朝日はこういう記事を…おっと、おたくもそのコントロールの一部なのを忘れていました。
しかし、メディアに乏しい場所ではこんな朝日新聞を、唯一の外への窓として読んでいるのである。怖いですねえ。私は朝日新聞はちゃんと存続して欲しいと思っている。しかし内部の上級工作員からは(いえいえ、みなさん平等なんですが、よほどリスクを背負っている人は高等と。って、こういう言い訳がいかにも朝日的・笑)「今期の赤字は300億円。慶弔費、出張手当て廃止」などという情報も寄せられている。なんとか頑張ってくださいね。
私事ながら。心配して下さっている読者の方々が多いので。老父が転院しました。ICUは本当にその時に必要なひとのためにあけなくてはいけないので。まあ、どこでもあの父ならば「来てくれ」という病院が多い中で、近くのところに移った。「いい気持ちで寝ているよ」と弟。いい気持ちなのかどうなのかは私にはわからないが、さて今後、どうなるか。戻ってくることはないだろうけれども、いい夢を見ているならば、それはいい。私と同じ夢もたまには見てくれることを。
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