大きな報道姿勢の違いがある。
それは新聞は
事実を報道するのか?
思想を強要するのか?
すなわち沖縄2紙が何のための新聞か?
という位置づけである。
昨年の辺野古前でも新聞上では 『米軍敷地内に入った反対派指導者違法逮捕』 に関して事実と異なる報道を 何回も行っていることである。
その取材にも 基地内に不法に侵入したカメラマンが 「不法侵入の事実の証拠写真を撮っている」
にもかかわらず、
その証拠写真は報道写真として使わない 報道機関の信頼を裏切る<信頼性の欠如>が見られるのだ。
かって朝日新聞が 潜水カメラマンを使い 自らサンゴに傷をつけて サンゴ損傷の記事を 大きく報道して、その報道の信頼性や 違法性の欠如が問題されたが、 沖縄ではいまも同様な状況がつづいている。
それは 反基地、反安保、反政府を いわゆる商売にする 政治家が存在し、それを守る支援者がほとんど
沖縄県内の公務員であるからである。 すなわち公務員が議員と結託し税金を使って「反日」を標榜しているのである。 それはこの50年近くの沖縄の反日教育が 反戦教育とともに刷り込まれ、日本国旗、日本国歌を否定するような教育が行われてきた結果である。
そして「嘘をつくことはいけない」という 基本道徳観が学歴の高い沖縄人ほど全く守られていないのが今の現状である。
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■政治利用され幻の「米兵女子中学生暴行事件」
本日の沖縄タイムスも一週間連続で、女性遺体遺棄事件の政治利用で必死の様相である。
合計6面に及ぶ発狂記事をすべて網羅するのはウンザリなので、一面トップと社会面トップの発狂見出しを紹介する。
■一面トップ
海兵隊撤去 初の決議
県議会 遺棄事件に抗議
野党退席 全会一致
抗議決議 30市町村にも
■社会面トップ
沖縄差別 あらわ
女性は「買う」対象か
米兵と共存できない
言うまでもないが、シンザト容疑者が犯した今回のような残虐事件に怒りもって抗議することに反対する県民はいないだろう。
抗議は抗議として主張すべきだ。
その一方当日記は、「基地がなくなれば凶悪事件はなくなる」などと「基地撤去」を政治利用(イデオロギー利用)は、止めて欲しい、と主張してきた。
米軍基地を「悪の権化」として、全面撤去を主張するのは、「思想信条の自由」が認められるわが国では読者の勝手である。 だからと言って米軍基地の全面撤去で、凶悪事件が根絶できるはずはない。 今回のような悲しむ事件を、自分のイデオロギー(基地撤去)に利用するのはやめてほしいのだ。
ところが、当日記を読んでいないのか、或いは読んでも理解できないのか、「抗議するのが何故悪い」みたいなトンチンカンなコメントが我が物顔にコメント欄を闊歩するのには辟易する。
読解力がないコメントに対し「小学生以下」の文言が散見されるが、筆者には、何度説明しても理解できず、自分の思い込みにとらわれるコメントと議論する暇もなければ、エネルギーもない。
つまり小学生以下のコメントにお付き合いする気はないのだ。
事件に抗議することと、基地がなくても起こりうる凶悪事件を基地撤去に結びつけることは全く別問題のはず。
どなたかが例えた「クソとミソを一緒にする」レベルである。
両氏は沖縄を訪問し、一体何に謝罪したのかを知る県民は少ないだろう。
両氏が謝罪したのは2008年の「米兵女子中学生暴行事件」と「米兵比女性暴行事件」のことだ。
だがこの二つの米兵による凶悪事件が、まったくの誤報だったことを知る県民が果たして何人いるか。
両事件とも幻の婦女暴行事件であったが、特に米兵女子中学生暴行事件などは、沖縄メディアが容疑者の米兵を実名を挙げて糾弾し、約3週間にわたり県警が拘留、厳しく捜査した。(容疑者の米兵は最後まで婦女暴行を否認し続けていた)
ところが、結局婦女暴行の事実はなく「不良米兵と不良女子中学生のナンパトラブル」と判明、不起訴処分で無罪釈放で終わっている。(もう一件はフィリピン売春婦を買った米兵とのトラブル)
ケネディ駐日米大使、沖縄訪問し謝罪へ
沖縄タイムス2016年5月23日 10:37
元海兵隊員で米軍属の男による女性遺体遺棄事件で、ケネディ駐日米大使が、沖縄を訪れ、翁長雄志知事らに謝罪するとともに、再発防止策について意見交換する方向で日米両政府が調整していることが、22日分かった。政府関係者が明らかにした。
2008年2月に米兵による暴行事件が起きた際、シーファー大使とライト在日米軍司令官が3日後に県庁を訪れ、仲井真弘多知事と面談、遺憾の意を伝え、「再発防止のための手段は何でも取りたい」と約束したことがある。
☆
シーファー米国大使とライト在日司令官は、暴行事件が起きた2008年当時の沖縄2紙やクソ・ミソ一緒の「米軍基地を撤去すれば凶悪は罪は根絶できる」との(短絡的)政治利用に動かされ、幻の「婦女暴行事件」を謝罪させられたことになる。
その後、沖縄2紙は一ヶ月に及ぶ発狂報道が誤報であったことを一行の訂正もしておらず、勿論謝罪もない。
只、卑怯にもその後の「米軍関係者 凶悪事件」のリストから、ソッと外して、ありもしない事件を政治利用した件を隠蔽している。
以下は「2008年米兵女子中学生暴行事件」が凶悪事件のリストから外された沖縄タイムスの最新記事。
沖縄米軍関係者の凶悪事件 本土復帰後571件検挙
沖縄県警のまとめによると、1972年の本土復帰から2014年までの米軍人・軍属とその家族による刑法犯罪の検挙件数は5862件だった。うち、殺人、強盗、放火、強姦(ごうかん)の凶悪事件は571件で737人が検挙された。
(2008年に起きた2件の米兵婦女暴行事件は削除されている)
☆
本日も外出の予定があるので、幻の「米兵女子中学生暴行事件」に立ち入ることは出来ないが、当時のエントリをリンクしておくので、興味のある方はご参照していただきたい。
米兵が中学生暴行 沖縄タイムスは当初ナンパと誤認? 2008-02-12
沖縄米兵暴行事件のその後 2008-03-10
ちなみに同じ2008年に立て続けに起きた「米兵・比女性婦女暴行事件」も、沖縄に出稼ぎに来たフィリピン人の売春婦と客の米兵がホテルに仲良くチェックインし、翌朝米兵がチェックアウト後、支払いトラブルで女性が暴行事件と騒ぎたて、沖縄2紙が「基地あるゆえの事件」などと大騒ぎした幻の婦女暴行事件。 この「事件」も沖縄タイムスの「凶悪事件リスト」から外されている。
嘘の報道「米兵・比女性暴行」で大発狂する当時の沖縄2紙。