パルデンの会

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鳩山さんのパスポートだけでなく日本国籍もとりあげて下さい


勝谷誠彦の××な日々。より転載

 2016年6月27日号。<鳩山さんのパスポートだけでなく日本国籍もとりあげて下さい


前略

 さきほどもちょっと触れたが「仲良しごっこ
をやっていた欧州が大英帝国の離脱でホンネが出てきたことがまことに面白い。こうでなくては。EUは壊れるかも知れないと私は思う。「大英帝国も入っているからのEU」なのである。それが「や~めた」と言われるとあとの国々は呆然とするほかはない。「軍事を知らない」日本国の大マスコミは誰も気づいていないが「核を持っている」イギリスとフランスが、ここで別れたのだ。アメリカは焦っているだろう。そういう安全保障での戦略的な話がこの国では一切報じられないのが驚きだ。こういうケンカが起きると「仲良し組」でコソコソと話す。
 <EU離脱交渉の早期開始求める/英外相は反論>
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160627/k10010573061000.html
 <イギリスがEU[(ヨーロッパ連合)
からの離脱を決めたことを受け、EU側が離脱に向けた交渉の早期開始を求めるなか、イギリスのハモンド外相は「離脱に向けた手続き開始の時期を決めるのはイギリスだ」と反論する一方、経済的な影響を最小限に抑えたい思いをにじませています。
 イギリスが国民投票EUヨーロッパ連合
からの離脱を選択したことを受け、EU側は不透明な状況を長引かせて加盟国の間に「離脱の連鎖」が起きるのを防ぐため、イギリスに離脱に向けた交渉の早期開始を求めています。
これに対し、イギリスのキャメロン首相は、
離脱交渉は次の首相に任せる考えを示し、EUとイギリスの思惑の違いが鮮明になっています。>
 デーヴィッド・キャメロンというひとはたいしたものである。
これも日本の大マスコミは書かないね。民主主義の手順に従って決められていた国民投票をやった。負けた。であれば自分が主張していた残留に殉じて辞任するのである。その一方で、EUとのさまざまな交渉は次の首相に任せるという。時間稼ぎだ。EU側は不快感をあらわにしているが交渉としてはこの手順は正しい。イギリスにも準備の期間が必要なのだから。みずからを犠牲にして時間をかせぐという政治家としてはあるべき姿だ。参院選の最中だが、こういうことができる政治家がどれだけいるのかを、ぜひ考えていただきたい。

 売国奴と何度も書いてきた。また書くのも嫌だがこれ、何?
 <鳩山元首相が顧問/中国、日本取り込み狙うAIIB>
 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062600184&g=eco
 <中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、
世界各国の首脳経験者10人程度で構成する顧問チームを設置し、鳩山由紀夫元首相がその一人として就任する。金立群総裁が25日、時事通信の取材に対して確認した。日本は米国とともにAIIB参加を見送ったが、日米を取り込みたい中国側は、日本参加を訴え続けている鳩山氏に白羽の矢を立てた。
 AIIBが設置するのは「国際諮問委員会」(
インターナショナル・アドバイザリー・パネル)で、今秋に初会合を開く。第三者の立場で、金総裁らAIIB幹部に、運営上の助言を行う。
 鳩山氏は昨年11月、
当時AIIBの設立準備事務局長だった金総裁と北京で会った際、「役割を果たしてほしい」と就任を要請された。もともと「日本も参加すべきだ」とAIIBに前向きな立場だった鳩山氏は、その場で要請を受け入れた。>
 何度も言ってきた。「鳩山由紀夫のパスポートをとりあげろ」と。
ある種の「白痴」である。おそらく国際関係のことなど何もわかっていないのだろう。私も不勉強なので海外で何人かの金融関係者に聞いてきた。AIIB。「それ、なに?」である。支那の戦略は国連におけるそれと同じだ。オノレの賄賂で国家を乗っ取っている「失敗国家」の独裁者にカネを渡して「加盟」をさせているのである。バッタもんの集まりだ。
 なのに大マスコミは加盟数で日本国がていねいに作り上げてきたA
DBと比較をする。まったく違うものである。ADBの本部はマニラにあって、だから私もしきりに行っていた。いまの総裁とのインタビューの話もある。もうそういうことは卒業したが支那がこんなアホなするならやってみようか。とにかくAIIBというものがどれほどのバッタもんかは、ずっと見ていて欲しいと願う。

後略


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