大きな 政治的 動きがありますように
米新政権にチベット政策継続期待 亡命政府首相
02/12 19:05、02/12 19:10 更新
チベット亡命政府(インド北部ダラムサラ)のロブサン・センゲ首相は12日、東京都内で記者会見し、チベットの高度の自治を求めるチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の穏健策「中道のアプローチ」を支持してきた米国の立場が、トランプ政権の下で継続されるとの期待を示した。
インド北部ダラムサラに本拠を置くチベット亡命政府のロブサン・サンガイ首相が11日、東京都内で朝日新聞のインタビューに応じ、「ダライ・ラマ14世はトランプ米大統領との会談を望んでいる」と語った。これまで歴代の米大統領と会談してきたといい、「その伝統を受け継ぎ、中国との対話を支援してほしい」と述べた。
ただ、サンガイ氏は「習近平(シーチンピン)国家主席の父、習仲勲氏はチベットを擁護するリベラルな政策をとっていた」とした上で「習近平氏はそれをよく知っている。習氏の2期目が始まる今秋以降、政治的な遺産を求める可能性がある」と述べ、チベットへの対応の軟化に期待を示した。
日本に対しては、「尖閣諸島の領土問題も南シナ海問題も、チベットで何十年も前にあったことと同じだ。 日本のサポートによって、基本的人権や民主主義の重要性を中国人が考えるようになることを望んでいる」と話した。
ウイグル民族運動リーダー、チベット亡命政府と連携方針
2017年2月12日18時31分 朝日新聞
亡命ウイグル人の民族運動のリーダー、ラビア・カーディルさん(70)が来日し、12日に朝日新聞の単独インタビューに応じた。中国政府によるウイグル族への締め付けが強まり、国内で不満が高まっていると指摘。チベット自治区の民主化を求めて中国当局との対話を探るチベット亡命政府(インド・ダラムサラ)と連携する考えも示した。
ラビア氏はタイ・バンコクの「エラワン廟(びょう)」や、キルギスの中国大使館の爆発テロなどで、ウイグル人の関与が指摘されていることについて、「私は平和的な対話路線を取っており、犯罪者とは関係がない」とした。
http://www.asahicom.jp/images/asahicom/hand.pngラビア氏は米国在住だが、中国には子供や親族が残り、当局の監視下にあるという。「何げない国際電話をした後も、すぐに当局が内容を聞き取りに来る。少数民族への同化政策や宗教施設の破壊、弾圧も強化されている」と憤った。
今回の来日は、人権団体の招きで実現。滞在中には自民党幹部との面会も予定している。12日は、都内であったチベット亡命政府のロブサン・サンガイ首相の講演会に出席し、亡命チベット人らとの連携をアピール。「ダライ・ラマ14世とは連絡を取り合っている。サンガイ首相とも協力していきたい」と語った。
47都道府県では共同新聞の配信で 同様の記事が出ているようである
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