パルデンの会

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根本的に 間違っている事に気付かなかった 元請け側の技術者

みんなそれなりに対応したはず、
しかし根本的に 間違っている事に気付かなかった 元請け側の技術者が だめ!


多摩5人死亡火災

引火のウレタン 床下に敷き詰められ


火災の起きた建物(奥)に集まる消防車=東京都多摩市唐木田で2018年7月26日午後3時17分、本社ヘリから
東京都多摩市のオフィスビル工事現場で作業員5人が死亡した火災で、ガスバーナーから引火したとみられる断熱材のウレタンは、地下3階の床下に敷き詰められていたことが捜査関係者への取材で明らかになった。警視庁は床板の隙間(すきま)から火花が入ったとみて調べている。

同課によると、今回の多摩市の火災では、作業員3人は地下3階で、鉄骨の柱をガスバーナーで切断していた。その際に飛んだ火花が、床下に敷き詰められていたウレタンの断熱材に着火したとみられる。火花がウレタンに着火しないように、シートやベニヤ板を敷いていたが、床の隙間(すきま)から火花が入り込んだ可能性がある。

 作業員3人のうち、バーナーで切断していたのは1人で、他の1人は飛び散った火花を水で消す担当、もう1人は1・5メートル下の地下4階から火花が火災にならないように作業を見張っていた。火が付いた直後、水や消火器で消火活動に当たったが、火の回りが早かったという。

東京・多摩市の建設中のビルから火が出て5人が死亡した火災で、現場の作業員はすぐに消火器を使わず、コップの水で火を消そうとしていたことが分かりました。

 建設中のビルで26日に起きた火災では作業員の男性5人が死亡し、42人がけがをしました。ビルの鉄骨をガスバーナーで切断していて、火花が床に落ちてウレタンに引火したとみられています。捜査関係者によりますと、当時、切断工事に作業員3人が関わっていましたが、出火直後に作業員2人がコップに水を入れて火を消そうとしていたことが分かりました。その後に消火器を使いましたが、間に合わず、火はあっという間に燃え広がったということです。警視庁は業務上過失致死傷の疑いで詳しい経緯を捜査する方針です。



捜査関係者によると、火元となった地下3階では、複数の作業員が鉄骨の作業台を解体するため、アセチレンガスのバーナーで焼き切る作業をしていた。ウレタンは地下3階の床と4階の天井の間に断熱材として設置されていたが、床の隙間からバーナーの火花が入って引火したとみられる。東京消防庁によると、約5000平方メートルが燃えたが、大半は地下3階と4階の間の断熱材だった。
火災では男性作業員5人が死亡。地上3階と地下4階から1人ずつ、他の3人は地下から見つかった。複数の作業員によると、現場にあった照明が出火直後に消えたといい、停電が避難を難しくした可能性もある。
警視庁捜査1課は業務上過失致死傷容疑で現場検証し、出火時の詳細を調べる。【春増翔太、山本佳孝、土江洋範】
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尊い人命がなくなってしまった。
現場の元請けの社員も下請けの社員もみんな、ウレタンの敷かれたその上部でガストーチを使い鋼材を切断する事の、火災発生の恐ろしさはある程度理解できていたようだ。 
そして床の隙間から火花が散って飛ぶ、それを消すため、の人も用意したようであるが それがそもそも有効であったのか?
もちろん警察の状況調査がまたれるが、なぜ落ちないように すべて不燃材のシートとか  鉄板(トタン板)で床を覆う、」対応をしなかったのだろうか?  たぶん切断作業が1週間も2週間もかかるわけではなく、その日1日、あるいは数日で終わる仕事に そこまで用意できていなかったのであろう。  
それがこの頃の現場ではないだろうか? 
たった数十万円の安全対策費用をケチって、最終的にはこのビルを1棟立て直すかもしれないわけなのだ。   
もちろん発注者には責任はないだろう! 
しかし仕事をもらって 働く 建設業者は 元請け、下請け関係なく、災害に対しての知識と経験と十分に活用して安全に作業が終了できることを確認してほしい。          
下請けに間違った安全対策を指示するなら  安衛法などいらぬ。
オンマニペメホン記