「台湾の声」今こそ行動を!-
佐藤誉司・自由インド太平洋連盟日本代表のスピーチ
在日台湾同郷会(岡山文章会長)は昨日、長くウイグル支援に携わ り、自由と民主主義を求める世界の人々に関心を寄せてきた、佐藤 誉司・自由インド太平洋連盟日本代表をオンラインで行われた理事 会に招き交流を行った。佐藤代表は概ね次のように在日ウイグル人 の運動について紹介し、在日台湾人へのメッセージを伝えた:
日本ウイグル協会の活動は当初はウイグル人が少なく、日本人が多 かった。これが世界のウイグル人を驚かし、2012年には世界ウ イグル会議が日本で開催されるに至った。
2017年からは強制収容所の問題で、家族と連絡が取れなくなっ たウイグル人が大勢参加するようになった。 海外に家族がいるとか、イスラム教に熱心だというだけで収容され ている。
これまでは証言しかなかったため、日本のある政党の党首は「証拠 がない」と言っていたが、2週間前にハッキングで流出したカシュ ガルの収容者の資料が、これまでの証言と一致している。
2008年の北京オリンピックの聖火リレーが日本で行われた際に 抗議活動を行い、その後、マスコミなどで「チベット・ウイグル問 題」とウイグル問題を認知させることに成功した。
現在、チベット・南モンゴル・香港の人々とも共に活動しているが 、香港の人たちは、雨傘運動のころからチベット・ウイグルの人た ちとも連携しておくべきだった、今では自分たちも同じ境遇に置か れている。「目覚めるのが遅かった」と悔やんでいる。
南モンゴル(中国は「内モンゴル」と呼ぶ)は、「蒙古聯合自治政 府」を通じて「日本統治」を経験している。
日本と台湾の支援があれば、彼らを勇気づけることができる。
ウクライナ支援には、ベラルーシ人や反プーチンのロシア人も集ま っている。広くスラブ系の人々も関心を寄せている。 ウクライナはユーロ・マイダン運動によって2014年に親ロシア 派の大統領を追放し、西側の価値観を選んだ。自由な国家と専制主 義の戦いの最前線となっているが、台湾も同様の構図を共有してい る。
なお、当日の理事会の記録(文書)は次のURLに掲載予定:
http://taiwannokoe.com/ml/list s/lt.php?tid=mnqBALeX8R+LWRlJh wc3zWpIzteKF1fJhUgI/igR46VNlI5 DUaJlA6nIJPgZKqv4
日本ウイグル協会の活動は当初はウイグル人が少なく、日本人が多
2017年からは強制収容所の問題で、家族と連絡が取れなくなっ
これまでは証言しかなかったため、日本のある政党の党首は「証拠
2008年の北京オリンピックの聖火リレーが日本で行われた際に
現在、チベット・南モンゴル・香港の人々とも共に活動しているが
南モンゴル(中国は「内モンゴル」と呼ぶ)は、「蒙古聯合自治政
日本と台湾の支援があれば、彼らを勇気づけることができる。
ウクライナ支援には、ベラルーシ人や反プーチンのロシア人も集ま
なお、当日の理事会の記録(文書)は次のURLに掲載予定:
http://taiwannokoe.com/ml/list