パルデンの会

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「ゼレンスキー大統領は鬱陶しい存在」に、 G7をふくめて 表の情報と 裏の情報が十分にマスコミで伝えられていない

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)5月23日(火曜日)弐
       通巻第7761号  
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 セーモア・ハーシェの暴露レポート第三弾
   欧米の舞台裏で、「ゼレンスキー大統領は鬱陶しい存在」に
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 NATO諸国の間にウクライナ戦争停戦交渉にむけて伝えられない動きがある。
 「ノルドストリームはCIA特殊部隊の仕業」「ゼランスキーに不正なカネの流れ」など、次々と暴露レポートを続けるセーモア・ハーシェの暴露レポート第三弾である。

 主として停戦をめぐってのNATO舞台裏の動きで、かれらの提言に耳を傾けないゼレンスキー大統領は、もはや「鬱陶しい存在」になっているという。
日本のメディアは、こうした水面下の動きをまったく伝えないが、アイゼンハワーメディアセンターのような軍事専門家のシンクタンクが、NYタイムズに「停戦提言」の意見広告をだしていることでも、表舞台とは異なる動きがあることがわかる。

 第一にバルト三国ハンガリーチェコ等が水面下でゼレンスキー大統領に具体的な停戦を進言してきたが、ゼレンスキー大統領はまったく聞く耳を持たないという。

 第二にこれらの国々は熱心なウクライナ支援国であり、まとめ役はポーランドだ。
いずれもウクライナ難民を抱えている。難民への食糧、宿泊施設から、とくに子連れの女性が多いために学校の支援など膨大な費用が大きな負担。どのくにも援助疲れが目立つ。

 第三にF16は訓練が遅れており、たとえ戦線に投入されても未熟パイロットではロシアに撃墜されるだろう。

 第四に凄まじいほどの武器援助が西側諸国からなされてきたが、弾丸から砲弾まで口径や仕様が異なり、円滑な操作が出来ないためウクライナ軍、じつは各地で劣勢にある。

 第五に「停戦」をいうとゼレンスキー大統領は「将軍らと納得させるにはカネがいる」と最後はカネに問題が流れる。

 第六にCIAはかなり精密な報告を日々、ホワイトハウスにあげているがバイデンはそれらを読んでいない。

 米国内ではウクライナ支援継続に疑問の声、反対論が強くなった。デフォルトに陥るかどうかの議会の議論は根っこに、このウクライナ問題がある。
      ◎☆□☆み□☆☆□や☆◎☆□ざ☆□☆◎き☆□☆◎