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★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2023.11.26)国民大集会開催、決議文全文

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2023.11.26)国民大集会開催、決議文全文

■国民大集会開催、決議文全文

 11月26日、今年2回目の国民大集会を都内で開催した。家族連絡会メン
バー、岸田文雄総理大臣、松野博一官房長官、多数の国会議員、地方議員、黒
岩祐治神奈川県知事をはじめとする各都道府県代表などが約800人が出席し
た。詳しいことは後日お伝えする。採択された決議全文は以下の通りだ。

決 議 案

今年5月の国民大集会の後も、拉致被害者を取り戻すことが出来なかった。慙
愧に堪えないが、絶対に諦めることは出来ない。その上、北朝鮮数日前に弾
道ミサイル技術を使って軍事偵察衛星を発射した。強い怒りを覚える。

 岸田文雄首相は昨年10月の国民大集会で、「拉致問題は時間的制約のある人
権問題」として拉致問題を核・ミサイル問題とは別次元で扱うというメッセー
ジを初めて発信した。今年5月27日の国民大集会では、「現在の状況が長引
けば長引くほど、日朝が新しい関係を築こうとしても、その実現は困難なもの
になってしまいかねない」と親の世代の被害者家族が存命のうちに被害者を返
さないと日朝関係改善は不可能になると伝えた上で、「首脳会談を早期に実現
すべく、私直轄のハイレベルで協議を行っていきたい」と述べた。
 すると、北朝鮮は僅か2日後の29日、パク・サンギル外務次官名の談話を
出して、「朝日両国が互いに会えない理由がない」と応えた。
 このやりとりにより、日朝間で拉致問題を巡り一定のコミュニケーションが
できていたことがうかがえる。そのやりとりはその後表面に出てきていないが、
水面下で続いているはずだ。北朝鮮は最近にいたるまで、「拉致は解決済み」
との従来の立場を繰り返しているが、金正恩委員長の対日接近への関心を否定
するものではない。
 金正恩委員長の関心の背景には、ロシアや中国からの大規模な食糧支援が実
現していないため、依然として体制維持のため岸田政権からの人道支援に頼ら
ざるを得ない苦境が続いていることがある。
ただし、人道支援には「親の世代の被害者家族が存命中」という譲れない期限
がある。拉致被害者の親の世代の家族が拉致被害者本人と抱き合うことなしに
人道支援はありえない。
ここで再度金正恩委員長に伝えたい。私たちは、親の世代の家族が存命のうち
に全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことに反
対しない。金委員長の決断を強く促すものだ。

以下決議する。
1.政府は、全拉致被害者の即時一括帰国を早急に実現せよ。
2.北朝鮮は、全拉致被害者一括帰国を早急に決断せよ。
3.閣僚、国会議員、地方首長、地方議員、国民の全員がブルーリボンをつけ
て、北朝鮮に対し救出への意思を示そう。

令和5年11月26日
「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」参加者一同




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救う会全国協議会ニュース

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