パルデンの会

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インド北部で亡命生活を続ける、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世がことし7月に89歳を迎え、健康が気遣われる中、長寿を願う法要が、現地で行われました。



ダライ・ラマ14世の長寿を願う法要 インド北部で亡命生活

中国の弾圧から逃れ、インド北部で亡命生活を続ける、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世がことし7月に89歳を迎え、健康が気遣われる中、長寿を願う法要が、現地で行われました。

チベット亡命政権があるインド北部のダラムサラの寺院で3日行われた法要には、5000人以上のチベット仏教の信者が集まりました。

法要では、ダライ・ラマ14世が両脇を支えられながら歩いて姿をあらわし、法要のあと「自分の医師には健康状態に問題はないと言われています。長生きできるでしょう」と笑顔で語りかけていました。

信者の1人は「長生きされることは世界平和にとってもよいことです」と話していました。

中国の弾圧から逃れ、亡命生活を続けるダライ・ラマ14世は、ことし7月に89歳を迎え、健康が気遣われる中、その後継者選びが世界的な注目を集めています。

チベット仏教では、地位の高い僧侶が亡くなったあと生まれ変わりを探す伝統的な制度があり、ダライ・ラマ14世は、来年、90歳になったとき、ほかの僧侶と相談して、後継者選びをめぐる重要な判断を行うとしています。

一方、ダライ・ラマ14世を中国からの独立を目指す「分裂主義者」だと批判する中国は、ダライ・ラマの後継者を選ぶ権限は中国側にあると主張して中国政府主導で決める構えをみせていて、チベット亡命政権側が反発しています。