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中国が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以来初めて、チベット自治区を経由したエベレスト登山について外国人の利用を認めることがわかった

エベレスト登山道、外国人の利用を再開 中国
2024.04.04 Thu posted at 19:42 JST

 

(CNN)

 

中国が新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)以来初めて、チベット自治区を経由したエベレスト登山について外国人の利用を認めることがわかった。

エベレストに8度登頂した経験を持つエイドリアン・バリンガーさんは、よく知られている南からのネパールルートではなく、北からのチベットルートを好む欧米のガイドのひとり。

バリンガーさんは今年、自身の会社である「アルペングロー・エクスペディションズ」を通じて登山家のグループを先導する予定だ。

中国では「チョモランマ」として知られるエベレストを登るための中国側のルートに関して、中国チベット登山協会(CTMA)が全ての許可証を発行している。

中国政府からは許可証の発行について公式な発表がなされていない。

バリンガーさんによれば、公式発表がないことから、中国人以外の登山者がチベット側からのルートが開かれることを知るのは、CTMAがシーズンの料金表を発表するときが最善だ。これらの料金表には、登山のための装備を運ぶヤクをはじめ、地元のガイド、通訳、チベット自治区ラサからエベレストのベースキャンプまでの交通費などが含まれる。

中国の観光ビザを取得する外国人はチベットへのビザを別途取得する必要がある。CTMAがビザ取得を支援する。

中国人以外の登山者が利用できる許可証は年間300枚まで。

エベレストに登ることのできる期間は限られており、通常は4月下旬から5月中旬まで。バリンガーさんのチームは、時間の節約のために地元で事前に順応した後、4月25日に中国に到着する予定。