パルデンの会

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 中国共産党の馬英九評価は、「利用価値の高いイディオット」(役に立つ馬鹿) バイデンと岸田首相の今の現状と一緒

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)4月11日(木曜日)
         通巻第8212号  
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 中国共産党馬英九評価は、「利用価値の高いイディオット」(役に立つ馬鹿)
   馬英九(元台湾総統)が習近平と北京で会談
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 4月1日から中国を訪問していた馬英九(元台湾総統)は、広州か西安を巡り、北京に入るとまっさきに盧溝橋にある「反日記念館」を訪問した。北京大学も訪問し、引率した台湾の学生たちと「親善の旅」を続けた。

 習近平との会談は当初、4月8日に予定されていた。急遽、10日に延期された理由は単純明快、日米首脳会談の直前にぶつける演出である。

 馬英九は前回の会談で習を「さん」づけで呼んだが、こんどは「主席」と呼びかけた。会談では「92年合意」の尊重、「お互いが中華民族」であり、いずれ「統一」を目ざすなど。また習は国民党主席の朱立倫の訪中を呼びかけたという。

 第一に「92年合意」なるものは存在しない。李登輝総統が現職時代であり、李総統自身が「そんな合意はない」と断言している。
 所謂『92年合意』とは中国の王道函と台湾の辜振甫が合意したとされるもので、内容は「台湾と大陸はひとつ、国民は統合され、台湾独立には反対」などとされたが、台湾政府は公式とは認めていないし、多くの政治学者はフェイクとする。

 第二に「同じ中華民族」というのは間違いであり、文化人類学駅に中華民族」なるものは存在しない。孫文あたりが言い出した架空の物語である。台湾人は台湾人である。外省人の一部がまだ「中国人」と認識しているが、本省人からすれば「外来政権の残党」でしかない。

 第三に馬英九の本当の目的は何なのか。台湾経済界と中国とのビジネス関係は深くその利権を連戦(元副総統、国民党名誉主席)が持っていたが、禅譲を受けた。
筆者は総統就任直前に馬英九とインタビューしているが「わたしはトラブルメーカーにはならない。ピースメーカーを目ざす」と勢いよく語っていた。このインタビュー記事は当時の『週刊朝日』に書いた。このモチーフはかわらず、馬英九は十日間に亘った中国旅行を『平和の旅』だと強調した。

 第四に米国は明らかに台湾擁護、中国敵視である。台湾への武器供与も加速度的に増加し、米軍が台湾兵を訓練している現実と、その対極にある「習v馬会談」は、おそろしく現実離れしている。

 第五に台湾の政治情勢がからむ。1月の選挙では国民党が第一党に返り咲き、議長は韓国瑜となった。かれは親中派のチャンピオンである。
台湾国会のねじれという情勢をみて習は台湾政治を掻きあらせると判断したのだ。

かくして中国共産党にとって馬英九は、「利用価値の高いイディオット」(役に立つ馬鹿)として手のひらで弄ばれたのである。

 ◎◎み○☆や◎☆ざ○☆き◎☆◎ま○☆さ◎☆ひ◎◎ろ○☆ 

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【速報】岸田首相スピーチでジョーク連発に笑いと拍手「誰が主賓なのかと…」豪華ゲスト出席の晩餐会で日米の絆を強調

配信

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

アメリカを国賓待遇で訪問中の岸田首相は、日本時間11日午前、ホワイトハウスで行われた日米首脳公式晩餐会でスピーチし、ジョークをふんだんに織り交ぜて笑いを誘うと共に、日米の絆の重要さを強く訴え大きな拍手を受けた。 【画像】晩さん会での岸田首相、バイデン大統領、「YOASOBI」のikuraさん、Ayaseさんの様子はこちら 晩餐会には、日本の音楽ユニットYOASOBI、ソフトボール上野由岐子選手、車椅子テニスの国枝慎吾さん、宇宙飛行士の星出彰彦さん、米俳優のロバート・デニーロさんほか、日米の政治・経済・文化など各界の著名人が招かれた。 岸田首相のスピーチは以下の通り。 大統領、バイデン博士(学者であるジル・バイデン夫人)、ご来賓の皆様、このような素晴らしい夕食会を主催していただいたこと、そして温かい歓迎とおもてなしに心から感謝の意を表したいと思います。 私がここに来る前に、私のスタッフは、私のスピーチが短すぎると文句を言った人は誰もいなかったと私に言いました。(会場笑)これはおそらく良いアドバイスです。 したがって、私のスピーチは短くしておきます。(会場笑) 何よりもまず、正直に言うと、これほど多くの日米の著名なゲストを前に、息を呑み、言葉を失いました。 私の妻の裕子も、言葉を失うくらいで、主賓が誰なのか見分けるのは難しいと私に言いました(会場笑)。それで大統領の隣の席に案内されたときは安心しました。(会場爆笑) 昨年、バイデン大統領とバイデン博士は、G7首脳会議に出席するため、私の故郷である広島を訪れました。 米国への日本人移民の中で最も多くの人が広島から来たことはあまり知られていません。多くの広島の人が、新たな世界、より良い未来、より高みを求めてアメリカへ向かいました。 大統領、故ダニエル・イノウエ上院議員が大統領の良き友人だったことは知っています。彼の母親も広島出身でした。 日米両国の長い歴史を振り返ると、先人たちは両国を行き来しながら、ビジネス、学術、芸術、スポーツなどのさまざまな分野で道を切り開いてきました。 「太平洋は日本と米国を隔てているわけではありません。むしろ、それは私たちを団結させます」。これは、約60年前、ホワイトハウスで開かれた国賓昼食会で、ケネディ大統領が同じく広島出身の池田首相に贈った言葉です。 私はこのセリフが気に入りました。私はこの言葉を何度も使用したため、スタッフはこのフレーズがスピーチ原稿に出てくるたびに、それを削除しようとしました。(会場笑) しかし、私たちの関係をこれほど目に見える形で表現したものはなく、今日ほどこの言葉に意味があることはありません。日本と米国はこれまで以上に団結しています。(会場拍手) 太平洋が日本と米国を結びつけ、これほど近づけたのは、私たちの先人たちの開拓者精神と、私たち全員が共通に持つフロンティア精神のおかげだと私は信じています。フロンティアに立つ彼らの成功は、個人の努力だけではなく、チームとしての総合的な努力の結果でもあります。 これは国家間でも当てはまります。私たちの共同の取り組みは多様であり、私たちの明るい未来と世界の平和と安定にとって不可欠です。 私たちは今、揺るぎない日米関係をさらに高め、次世代に引き継いでいくための新たな境地に踏み出す歴史の転換点に立っています。 最後に皆さんご存知のスタートレック(米国のSFドラマ)のセリフ「誰も行ったことのないところへ果敢に行く」で締めくくりたいと思います。(会場笑いと拍手) ちなみに、USSエンタープライズスタートレックに登場する宇宙艦)の操舵手ヒカル・スールーを演じたジョージ・タケイも広島にルーツを持っています。(会場笑いと拍手) 大統領、バイデン博士、ご来賓の皆様、そして紳士淑女の皆様、私たちのフロンティアへの航海に乾杯したいと思います。 日米関係のこの言葉、Boldly Go!(人類未到の地へ果敢に旅立とう!)。乾杯! 岸田首相のスピーチに対し、バイデン大統領は「グッドジョブ!」と称賛し、岸田首相も謝意を示して、晩餐会は歓談の時間に移った。

 

「 恥ずかしいマスコミ 

ヨイショシテどうなる!!」