パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

被災地で、チベット独立を叫ぶ者に対しては、発砲してもよろしい

被災地で、チベット独立を叫ぶ者に対しては、発砲してもよろしい

チベット NOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by中原一博(www.lung-ta.org)より
現地には一昨日から雪が降り始め、今日は積雪3cm。
まだ、数日この悪天候は続くとの予報。
寒い日が続く。


RFAチベット語版、4月22日:
http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/tibet-independence-activists-could-be-shot-in-earthquake

-zone-04222010222934.html

<チベット独立の声に発砲許可>

被災地のジェクンドでは、兵士は、チベット独立を叫ぶチベット人と衝突した場合、上官の許可なしに

発砲してもよい、と言い渡された。

14日に起こった大地震によりジェクンドとその周辺で数千人の人が亡くなり、一万人以上が負傷し、

今も数百人が行方不明のままだ。
そんな中、20日にはチベットの各地から集まった僧侶数千人による、初七日の法要が行なわれた。

Epoch Times(大紀元)の記者に現地の兵士が話したところによれば、「もしも兵士が、チベットの独

立を叫ぶ者達に突然鉢合せたり、彼らと衝突した時には、直属上官の許可を得ずに、即発砲し、銃殺し

てもよい」と言い渡されたそうだ。

さらに同紙によれば、現地のチベット人たちの間には、ダライ・ラマ法王が本当に現地に来るという噂

が広がるにつれ、法王に会うことができるという期待が膨らんでいる、ということに対し、共産党の幹

部たちは警戒心を高めているという。

このような状況の中で、今まで救援活動の中心的役割を担っていた僧侶たちに対し、当局は被災地から

出て行くようにと命令を出した。
ロサンと呼ばれるジェクンド出身の僧侶によれば、「地震の後、周辺の僧院から総勢4万人の僧侶が救

援のため駆け付けた。20日に当局の役人が2日以内にそれぞれの僧院に帰るようにと命令してきた。

その日の午後4時前に出ていけと言われた僧侶もたくさんいる」という。

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jyekundこの僧侶たちを追い出す、という当局の決定に対し、現地のチベット人たちの間に怒りの声が

上がっている。
ある現地の人は電話で「これは、自分たちに自由がないという象徴だ!悲しいことだ!中国こそ出て行

ってくれ」と涙ながらに
訴えた。

ウーセルさんも「今まだ、ガレキの中に遺体は残っている。これからも葬儀を行なったり、人々を癒す

ために僧侶たちは被災地のみんなに必要とされている。今、僧侶たちを追い出すというのは間違った決

定だ」とコメントしている。

このような状態では、中国が救援物資によりチベット人にありがたがられようとしても、期待通りには

いかないであろう。
チベット人がここで不満の声を上げれば、中国人は「この恩知らずめが」とののしり、最悪銃殺しても

いいと言ってるのだから。
チベットのデモ隊に向かって発砲してもいいという命令は、今までの慣例通りであり、驚くにあたらな

いが、この悲劇の最中にあるチベット人に対してもこれを適用するというところが、恐ろしい。

これが、カンゼなら今頃大暴動が起こっていてもおかしくない。