パルデンの会

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カム地方タウでダライ・ラマ法王の誕生日を祝う集会が開かれた

チベットnowルンタ より転載
ダラムサラ通信 by中原一博(www.lung-ta.org)

カム地方タウでダライ・ラマ法王の誕生日を祝う集会が開かれた

http://livedoor.blogimg.jp/rftibet/imgs/d/0/d0fcbc39-s.jpg写真左:2006年、リタンで行われた競馬祭(RFA)

7月9日付、RFAチベット語版:
http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/tibetans-in-kham-region-celebrated-the-birthday-of-the-dalai-lama-07102010022308.html

ダライ・ラマ法王の誕生日、カム、(カンゼチベット族自治州)タウ(རྟའུ་རྫོང )地区のチベット人僧侶、俗人は集まり、祝典を行なった。

http://livedoor.blogimg.jp/rftibet/imgs/8/a/8aa7a601-s.jpg写真左:集会が行われたタウのナムギャル仏塔。高さ30m(旅行人ノートより)。

今月6日、中国政府による厳しい監視にも関わらず、カム、タウ地区ダルギェリン僧院(དར་རྒྱས་གླིང་དགོན་པ)の僧侶400人を中心に、当僧院にチベット人1000人余りが集まった。
そして、僧院から、見るだけで解放されるとされるダライ・ラマ法王の写真を掲げ、2キロほど離れたナムギェル仏塔のお堂まで運び、お堂の玉座の上にその写真を飾った。
その上で集まった僧俗チベット人は全員でマンダラ供養(三回)等の仏教儀式を行なった。

その後、歌、踊りの供宴や伝統的馬術競技も行なわれ、その日一日、盛大にダライ・ラマ法王75歳の誕生日を祝ったという。

これらの情報はインドに亡命している同地区出身のゲシェ・ツェワン・チュダックが現地と連絡を取り伝えたものだ。

ダライ・ラマ法王の写真を掲げ仏塔に向かう途中、一行は地区政府庁舎の前を通った。
しかし、当局は全くこれに反応せず、止めることもなかったという。
チベット人が大勢集まっており、これを阻止しようとすれば、大きな騒動に発展すると危惧し、当局が行動を控えたと見られている。

この日、一日中地区のチベット人たちは誕生日の儀式とその後の宴会を楽しみ、ビデオやカメラの撮影会も行なわれていたという。



パンチェンラマ11世が政治的に動き始めた
もちろん ダライラマ14世のこれからの転生を睨んでの行動であるが、何から何まで偽者の氾濫する中国で 偽者のパンチェンラマ も 世界が放置するわけが無いであろう。 


ダライ・ラマ14世ゲンドゥン・チューキ・ニマ少年をパンチェン・ラマ11世として公式に認めたのは、1995年5月14日のことだった。その日からすでに7年以上が経過している。少年は、認定発表の日から何日もたたない5月17日、両親とともに姿を消した。中国の警察に拘引されたといわれている。

チベット仏教の伝統によれば、パンチェン・ラマはタシ・ルンポ寺で養育され、適切な宗教教育を受けることになっている。しかしゲンドゥン・チューキ・ニマ君は、いまだ極秘裏に拘留されたままである。


http://www.tibethouse.jp/panchen_lama/images/hh_nima.jpg
唯一存在するニマ少年の写真を手にする
ダライ・ラマ法王。


 
パンチェン・ラマが活仏転生選定=ダライ後継見据え実績

チベット
7月4日16時49分配信 時事通信

【北京時事】新華社電によると、中国政府によって認定されたチベット仏教第2の高位者パンチェン・ラマ11世(20)がチベット仏教の活仏の転生(生まれ 変わり)を選定する儀式が4日、チベット自治区ラサ市のジョカン寺(大昭寺)で行われた。同仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(74)がインドに亡命して不在の中、活仏転生儀式で重要な役割を果たすことで、同14世の後継選びに向けて実績を積み上げている。
儀式は2000年3月に死去した第5世徳珠の転生を選定するもので、あらかじめ2人に絞り込まれた候補者の中から、同11世がくじ引きをした結果、ロサ ン・ドジェ少年(4)が選ばれた。同自治区政府の承認を経て第6世徳珠となる。
新華社電は、転生の手続きが中国政府のチベット仏教活仏転生管理規則に従って実施され、出席した仏教関係者が「宗教儀式、歴史的な制度に完全に合致してい る」と手続きの正当性を強調したと伝えた。
パンチェン・ラマ10世の後継をめぐっては、ダライ・ラマ側と中国政府がそれぞれ転生を認定した経緯がある。ダライ・ラマ14世の後継でも同様の事態が予 想される。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100704-00000052-jij-int

上の 続報。↓

11世パンチェン、ドジュプ活仏の転生児童へ儀式を行う
7月6日15時32分配信 サー チナ

4日、チベットの大昭寺のシャカ像の前で、中国仏教協会の第11世パンチェン・ラマは、第5世ドジュプ活仏が転生した児童を剃髪し、法名を授けた。中国国際放送局が伝えた。


ドジュプ活仏はチベット仏教信者から厚い信頼を受けている。第5世ドジュプ活仏は中国仏教協会理事、中国仏教協会チベット支部会長などの職を担当していた が、2000年3月11日ラサで円寂した。

第5世ドジュプ活仏の円寂後、チベットチベット仏教の活仏転生に関する規定に基づき、山南地区の高僧からなるチームを作り、転生児童を探しはじめた。こ のチームは数年かけて、占い、秘密訪問など宗教や歴史の儀礼を通じて、数名の児童から2人を候補に選び、05年11月30日生まれの山南地区隆子県の男の子、ロサンドジェが第5世ドジュプ活仏となることが決まった。(編集担当:村山健二)