パルデンの会

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(追加) 中国鉄道事故の真相?????




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事故で家族5人をなくした楊峰さん。特別警察の監視の中でメディアに無念さを訴えた(明報よりスクリーンショット

<中国高速鉄道事故>「残骸処理は人命より大事か」 遺族ら、怒号をあげる



 【大紀元日本7月27日】「なぜ5時間で捜索を打ち切ったのか」。高速鉄道事故で家族を亡くした遺族らは泣き叫んだ。

香港・明報によると、浙江省温州市の高速鉄道事故で犠牲者の遺族らは25日、温州市政府庁舎の前に集まり、政府の事故対応に対して抗議活動を行った。遺族らは、救助活動の早期打ち切りに強い不満を持っており、事故真相の解明を政府に求めた。

「叔母の頭が半分に」

浙江省紹興市から来た男性・楊峰さんは事故で、妊娠7カ月の妻(28)と義母(52)ら家族5人を亡くした。「車両にまだ人がいるのに、(重機による)現場整理を始めていた。残骸処理は人の命よりも大事なのか」と明報に訴えた。

楊さんが家族が事故に巻き込まれたことを知ったのは、事故後30分が過ぎた23日午後9時ごろ。紹興市から事故現場近くまで車で駆け付けたのは夜中の1時。「特別警察の2重の封鎖を突き破り、やっと現場に辿り着いた僕が見たものは、消防隊員らが並んで指示を待つ光景だった。だれも救助する人はいなかった」

「僕は自分で事故車両に入った。人の手や足が見えていた。しかし、だれも運び出そうとしなかった」。消防隊員らは楊さんに、救助活動はすでに終了したと告げ、朝5時には現場整理が始まるとも伝えた。

多くの「遺体」を車両に残したままの現場整理は人の手でなく、重機を使って行われたという。「妻の顔は無残な姿になっている。叔母の頭部は半分しか残っていない」と楊さんは涙ながらに訴えた。「これは追突で負ったけがなのか、重機で潰されたからなのか誰か教えてくれ」。人の命は鉄道部の幹部には、取るに足らないちっぽけなものに過ぎないと楊さんは非難した。また、事故車両をむりやり引き降ろしたことについて、「中にいる被害者のことなんてまったく考慮していない」と咎めた。

「鉄道部にとって人命よりも運転再開のほうが大事だった」。声を荒げた楊さんは、「なぜ鉄道部が介入すると、消防隊がすぐ引き揚げたのか」と鉄道部の対応への怒りをあらわにした。

怒りが広がり、温州市民が追悼集会

その怒りは温州市民にも広がっている。
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25日夜、温州市内の世紀広場で行われた追悼集会(ネット写真)
25日夜、市民ら数千人が市内の世紀広場で追悼集会を行った。ミニブログの呼び掛けから広まった今回の集会に20代の若者が多く参加したという。中には事故で命を落とした中学生・朱さんの同級生らおよそ100人も追悼集会に参加した。

ロウソクを手に持った市民らは犠牲者の冥福を祈り、「市政府へ行こう、真相を求めよう」というスローガンを口々に叫んだという。

また、今回の事故犠牲者について、「集団火葬」が行われるとの情報が流れている。追悼集会の参加者から「集団火葬に反対!すべての死者を公表しろ」と怒号があがったという。ペンネーム「大鵬看天下」のネットユーザーは同25日夜7時にミニブログで、福建省の遺族らが温州市政府庁舎に集まり、犠牲者の集団火葬に抗議したと写真付きで書き込んだ。「死者に安息を」と訴える遺族らに警戒するかのように、市政府の敷地内に特別警察の車両が待機していたという。

一方で、26日未明には、今回の事故による死者の数は39人に訂正された。政府が公表した数字に対して、上海東方衛星テレビ24日の報道では、現場情報として死者は63人だと報じられている。なお、インターネット上では、死者は179人に上るとの生命保険会社の情報も流れている。

(翻訳編集・張凛音)


 (11/07/27 06:44)
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世界を驚かせた中国高速鉄道の事故処理(Getty Images)

<中国人ブログ>「脱線する国」 韓寒、高速鉄道事故を斬る

 【大紀元日本7月28日】世界中が固唾を呑んで中国の高速鉄道事故を注視している中、中国当局による一連の不可解な事故対応が事故そのものよりも世界を驚かせた。言論統制の厳しい中国でも、ネットユーザーらは当局を「恥を知れ」と罵倒する。若手人気作家・韓寒さんも「新浪」サイトの自らのブログで、当局の荒唐無稽な思考回路を辛辣に風刺する。以下はその抄訳。

なお、この記事は現在、「新浪」サイトの管理者により削除されている。
※ ※ ※

ずっと不思議に思っていた、彼らはなぜこれほども無慈悲なのか
しかし彼らはすでに、自分たちは十分に慈悲深いと思っている

ずっと不思議に思っていた、彼らはなぜこれほども白黒を反転させるのか
しかし彼らはすでに、自分たちは十分に公平だと思っている

ずっと不思議に思っていた、彼らはなぜこれほども真相を隠すのか
しかし彼らはすでに、自分たちは十分に公明正大だと思っている

ずっと不思議に思っていた、彼らはなぜこれほども傲慢なのか
しかし彼らはすでに、自分たちは十分に謙虚だと思っている

やり切れないと思っているかもしれないが、彼らも「やり切れない」思いでいっぱい。彼らが考えているのは、清の時代に見られなかったテレビが、今はどの家庭にもあるではないか、大きな進歩ではないか、なにが不満なのか、ということ。

彼らの考えているのは、あれもこれも造ってあげたではないか。途中で何が起きたかは別にして、使ったことはあるだろう?昔は上海から北京まで24時間かかったけど、今は雷にさえ打たれなければ、5時間で着くだろう。なぜ感謝しないのか、なぜ疑念なんか抱くのか、ということ。

「たまたま起きた事故ではないか。最高指導者も関心を示したではないか。記者の質問にも答えたではないか。賠償金も最初に決めた17万元(205万円)から50万元(605万円)に上げたではないか。我々の仲間も左遷したではないか。ここまでやったのに、お前らはなぜ細かい所を追究するのか?お前らの考え方はなぜそんなに保守的なのか?お前らに大局観はないのか?

なぜ我々が謝罪しなければならないのか?我々は罪を犯した訳でもないし。これは『発展の代償』なのだ。遺体を迅速に処理するのは我々の慣例だ。早く(我々が示した条件に)サインをすれば多くの賠償金がもらえ、遅ければその額が下がる。これは我々の仲間がすでに強制立ち退きで有効だと実証した手だ。

車両を埋めたのは確かに計算違いだ。これはお上の命令だからしようがない。お上は、面倒なことになりそうなことに対して、とにかくその場で埋没したほうがいいと考えている。しかし、今回の計算違いは、昼間の大掛かりな作業と穴の大きさが目立ったことだ。メディア管理部門との連携も上手くいかなかった。あまりの慌ただしさに、記者全員を閉め出すには時間が足りなかった。今回の事故の最大の教訓は、何かを埋めるときにはその体積を考慮することと、情報封鎖を徹底することだ。甘く見てしまった、今回は。

我々はオリンピックも開催し、農業税も廃止した。こういう所を褒めないで、いつも枝葉末節に注目するのは、どういう下心なのか。我々はこの国を、政治上では北朝鮮よりも険悪に、経済上ではスーダンよりも貧しく、治国上ではカンボジアポルポト政権よりも残酷にできなくはない。何しろ、我々は彼らよりもっと多くの軍隊を掌握しているからだ。しかし、我々はそうしなかった。お前らは我々に感謝するどころか、謝罪させようとしている。我々はそれでやり切れない思いでいっぱいなのだ」

この社会にいる資産階級、無産階級、有権者、無権者、皆やり切れない思いをしている。このちぐはぐした国を構成したすべての社会階層は、みな慣性で動いているだけなのだ。ここで改革を行わないと、社会全体が脱線し、手遅れになってしまう。

この国はなぜ進歩しないのか。それはこの中にいる彼らは毛沢東スターリンの時代と比べるからだ。その時代と比べると、彼らは自分たちがすでに十分に公明正大で、十分に慈悲深く、十分に謙虚で、十分に辛抱していると思ってしまう。やり切れない思いになってしまう。彼らは、科学と時代がもたらした進歩を自分たちの功績だと勘違いしている。そのため、彼らを批判すればするほど、彼らは統制を強め、毛路線に戻ろうとする。

国家幹部の友達が僕にこう言った。お前らは足るを知るべきだ、と。お前のような文人は40年前だと銃殺されているよ。だから答えてくれ、この社会は進歩したのか後退したのか。

僕はこう答えた。あなた達は足るを知るべきだ、と。あなたのような考え方は90年前(共産党政権前)だと皆に笑いものにされているよ。だから答えてくれ、この社会は進歩したのか後退したのか。

(翻訳編集・張凛音)


 (11/07/28 08:01)

<中国高速鉄道事故>指令ミスか 魔の7分間が浮上

 【大紀元日本7月27日】中国当局浙江省で起きた高速鉄道事故の原因について、落雷による設備故障との見解を発表したが、新華社通信は24日付の記事で、乗客の証言として「決して天災ではない」と報じた。また、インターネットに事故列車の運転記録らしきものが投稿され、新華社通信に紹介された事故当時の状況と酷似しているという。さらに、事故発生までの「魔の7分間」の存在も浮上した。

追突事故を起こした温州南駅-永嘉駅間。新華社の記事では、後続列車D301の乗客は、列車が永嘉駅に入る前にすでに25分の遅延が出ており、時速も100キロ未満だったと証言した。長嘉駅は停車駅ではないが、同列車はしばらく停車した後、8時24分にスピードを上げて運転再開したという。

追突されたD3115の乗客によると、天候の影響で永嘉駅に停車していたが、8時15分に同駅を出発し、ゆっくりと徐行していたという。約10分間の差で永嘉駅をそれぞれ出た二つの列車だが、後続列車に停車指令が出されれば、事故が免れた可能性は高いと記事は指摘した

一方、インターネットに投稿された列車の運転記録によると、永嘉駅の指令員は8時06分に後続のD301に、前方区間でD3115が運行していると通達した。8時31分にD3115の運転手から列車が停電し、目視モードに切り替えるとの連絡が入った。

しかし、8時37分になって、中央制御室がようやく温州南駅を通じてD301に連絡したが、時すでに遅く、1分後に事故が発生した。

香港の明報は専門家の話として、インターネットに投稿された文書は本物の可能性が高いと伝えた。専門家によると、先発のD3115から8時31分に停車したとの連絡が入った時点で、後続列車に減速停車の指示を出せば、事故発生までの7分間で十分停車できたはずと話す。なんらかの原因で、中央制御室、駅員と二つの列車の運転手の間で情報伝達が十分に行き渡っていなかったと見ている。

ある匿名希望の専門家は大紀元の取材に対して、「列車が万が一停車した場合、情報システムや人工操作で情報が後続列車に伝達される。列車間で無線通信もできるはずで、設備の故障のほか、人的ミスによるものも考えられる」と述べた。

新京報も「自動事故防止システムが雷で故障した可能性は極めて低い」と指摘した。

(翻訳編集・高遠)


 (11/07/27 07:17)

高速鉄道脱線事故>信号機に設計上の重大な欠陥、誤って「緑」に―上海鉄道局

Record China 7月28日(木)12時23分配信
http://amd.c.yimg.jp/amd/20110728-00000007-rcdc-000-0-thumb.jpg
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28日、中国国営メディアは、浙江省温州で23日に起きた高速鉄道の追突脱線事故で、事故のあった区間を管轄する上海鉄道局の話として「信号設備に設計上の重大な欠陥があった」と報じた。写真は事故現場。
2011年7月28日、中国国営新華社通信(電子版)は、浙江省温州で23日に起きた高速鉄道の追突脱線事故で、事故のあった区間を管轄する上海鉄道局の話として「信号設備に設計上の重大な欠陥があった」と報じた。