パルデンの会

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神奈川県における 新しい歴史教科書の選定状況

6月から7月にかけての掲示の後の各教育委員会の判断が決まり始めています。


横浜市育鵬社の歴史教科書採択 全国最多の中学147校


47NEWSより転載


http://img.47news.jp/PN/201108/PN2011080401000658.-.-.CI0003.jpg
 中学校の教科書を採択する定例会に臨む横浜市教育委員=4日午前、横浜市役所
 横浜市10 件教育委員会は4日、定例会を開き、来春から4年間、市内147校の市立中学などで使用する歴史と公民の教科書として、育鵬社(東京)の教科書を採択した。
 育鵬社は、かつて「新しい歴史教科書をつくる会」と協力した扶桑社(東京)の教科書を継承する子会社で、国を愛する心の育成などを重視する編集方針を掲げる。横浜市10 件によると、市立中の全生徒数は1学年約2万7千人と、同一教科書を使う人数では全国最多。
 育鵬社版に反対する市民団体は「戦争を正当化する教科書を多くの学校現場に押しつけるのは許せない」と反発している。

【エディターズEye】尊徳より韓国を選んだ小田原市

2011.7.10 11:22 産経新聞
 教科書採択の熱い夏がやってきた。来春から使われる中学校の教科書が8月31日の期限までに全国の教育委員会や国立中、私立中で選ばれる。
 大阪府橋下徹知事が代表を務める地域政党大阪維新の会」の大阪市議団は、愛国心の育成が盛り込まれた改正教育基本法と新学習指導要領に沿った教科書を採択するよう市教委に求める。具体的には育鵬社自由社を指しているという。
 育鵬社は平成14年度から発行されている扶桑社の歴史・公民教科書を継承したフジサンケイグループの教科書会社で、教科書改善の会屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆。自由社扶桑社教科書から分かれた「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書だ。
 大阪府内では昨年から私立浪速中(大阪市住吉区)で扶桑社の教科書を使用しているが、公立中では採択されておらず、教育委員会の判断が注目される。
  一方、神奈川県小田原市議会は6月16日の本会議で、育鵬社自由社の歴史教科書を採択しないよう求める在日本大韓民国民団湘西支部の陳情を賛成多数で採 択した。朝日新聞によると、審議では育鵬社などが「反韓国、反中国の感情をあおり立てている」という意見が大勢を占めたという。
 こういう問題では、自分の意見と議会の意思が合っているかいないかでダブルスタンダードになりがちだが、私は教育委員会は住民の意見を聞いた上で採択の権限と責任を果たすべきだと考えているので、育鵬社などを排除せよという議会の意思が示されれば尊重すべきだと思う。
 ただし、今回の陳情を行ったのは民団湘西支部という外国人団体であり、教育への内政干渉だ。教育基本法は「国民の育成」をうたっており、外国人より前に国民の意見を聞くべきだろう。
 長く教科書問題を取材しているが、過去にこんな陳情が通った例はない。恥をかくのは、そんな議員たちを選んだ小田原市民だ。
 育鵬社などを除く5社の教科書には小田原が生んだ二宮尊徳が載っていない。小田原市民は郷土の偉人より内政干渉受け入れを選んだことになるのだ。(渡辺浩)


中学校歴史教科書 自由社育鵬社は外れる              市教委が最終候補を選定

タウンニュースより転載
最新号:20118月 6日号

 来春から使用される市立中学校の教科書選定が大詰めを迎えようとしている。歴史認識を巡り、自由社育鵬社の歴史・公民の教科書の採択が全国的に焦点だ が、小田原市教育委員会和田重宏教育委員長)では、7月28日に歴史・公民の教科書の協議を行い、歴史は教育出版、帝国書院の2社、公民は教育出版、東 京書籍、帝国書院の3社を最終候補に絞り込んだ。自由社育鵬社は候補から外れた。12日に開かれる臨時会で1社に決定する。両教科とも7社の教科書の中 から協議された。

  小田原市では、在日韓国人で構成される在日本大韓民国民団神奈川県湘西支部が「偏ったアジアの歴史認識を与える」として自由社育鵬社の歴史教科書を採 択しないよう求める陳情を市議会に提出。6月定例会で賛成多数で採択され、注目を浴びていた。一部メディアからは「外国人の教育への内政干渉を議会が受け 入れた」として批判されていた。なお、教育委員会にも教科書採択に対する請願が多数あったが、「教科書採択は公平・中立の立場で行う」との理由でいずれも 不採択だった。

市議会が「ノー」、育鵬社自由社の教科書

神奈川小田原市議会は2011616日の本会議で、育鵬社自由社の公民・歴史教科書を不採択にするよう求めた陳情を賛成多数で採択した。陳情は「誤った価値観を植え付ける」として、在日本大韓民国民団県湘西支部が出していた。
市議会では「反韓国、反中国の感情をあおり立てており、採択すべきでない」という意見が大勢を占めた。一方、「教科書の是非はともかく議会で審議することが、教育委員会の中立性を侵すことになる」とする意見もあり、本会議での採決を棄権する議員も出た。
民団湘西支部白海秦団長は「教育委員会に圧力をかけるつもりの陳情ではない。議会に問題の認識をもってほしい」と話す。
これに対し、教育委員会事務局は「市議会の陳情採択で教科書選びが左右されることはない」という。

中学校 歴史教科書 採択やり直しを求め、街頭活動 港南区教科書採択連絡会

タウンニュースより転載
20108月 5日号
街頭で教科書問題を訴えた
 今年4月から港南区を含む8区の市立中学校で使用されている「新編新しい歴史教科書」(自由社)について、採択のやり直しなどを求めている「港南区教科書採択連絡会」は725日、上永谷駅前で署名活動やチラシ配りを実施した。

  活動を行った田崎秀一郎さんは「自由社の教科書は歴史の事実をゆがめ、侵略戦争を美化している」と教科書自体の問題点を指摘。さらに、教科書の採択は教 科書取扱審議会の答申を無視して行われたなど採択の経緯についても言及し、採択のやり直しを求めている。また、市内1採択地区となったため、2年後に市内 全校でこの教科書になる恐れがあるとアピールしている。

  同団体によると、この教科書の採択率は全国で11%(56日時点)。そのほとんどが横浜市8区分だという。田崎さんは「採択にあたっては教科書を使う学校・教職員の意見を十分に尊重してほしい。また、次回の採択には反対をしていく」と話している。