パルデンの会

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12人目の焼身抗議が インドで発生、死亡はしていない模様



チベットNOW@ルンタより 転載

<速報>今朝、ニューデリー中国大使館前でチベット人が抗議の焼身 今年12人目/仙台で法王「焼身自殺は絶望の印」「政策の直しを」と

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Tibet Times チベット語http://p.tl/-yKLによれば、今朝10時頃、ニューデリーの中国大使館前で元TYCチベット青年会議)デリー支部執行部員シェラップ・ツェドル氏(25/26)が中国政府のチベット弾圧政策に対する抗議の焼身自殺を行った。

彼は1人で中国大使館前に向かい焼身した。現場にはインドの警官とチベット人数人がいた。彼らが駆けつけ火を消し、病院(Ram Manhor Lhoiya Hospital )に急送したという。現在の容態は不明。

彼 は中国大使館に向かう前にFacebookの中に遺書を残している。その中には「今日を含め、この何年間私はすべての行動をチベット大義ダライ・ラマ 法王のために行って来た。過去に過ちがあったならば、これを許してもらいたい。再びチベットの家族の下に生まれ変わる事を祈ってもらいたい。再びチベット 人として生まれ、チベット大義のために働きたい。中国政府がチベットの人権を踏みにじっていることに対し抗議する。特にダライ・ラマ法王がチベットに帰 還されることを祈願する」と書かれていたという。

デリーでチベット人焼身自殺したのはこれで2人目。1998年のトゥプテン・ゴドゥップ氏以来である。



チベットnow@ルンタより転載

絶望的状況が焼身自殺の原因 中国はチベット政策を見直すべきだ」と今日、仙台で法王

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Photo by Tenzin Choejor/OHHDL

4日付けTibet Net 
http://p.tl/oX8R
仙台/日本:ダライ・ラマ法王は今日、「力を行使することは逆効果だ。それにより平和と安定をもたらすことはできない」と述べ、中国指導部に対し60年間続くチベット政策の見直しを求めた。

法王は日本の仙台で行われた記者会見の席上、メディアからチベットで相継ぐ焼身自殺に対する質問を受けこのように発言された。

「今年の3月以来、私が持っていた政治的権限はすべて選挙で選ばれたチベットのリーダーに引き渡した。チベット人の政治的首長は今ワシントンを訪問中だ。焼身自殺の件も彼に聞くべきだ」と前置きする法王。

「しかし、一般の1人のチベット人として、このような事件はとても、とても悲しいことだ。北京の指導者たちはこのような悲劇的事件の根本的原因は何なのか を見るべきだ。このようなチベット人たちは厳しい絶望的状況に直面していたのだ。そうでなければ、誰もあのような劇的な行動を行ったりはしないはずだ」

法王はさらに「2009年、広東省のある党幹部が『中央政府はその少数民族政策を見直すべきだ』と発言した。このアプローチは正しく、科学的で現実的だ。60年が立ちチベット政策を見直す時が来たのだ」

温家宝首相は公に『中国には政治改革が必要だ。西洋スタイルの民主主義が必要だ』と話した。中国指導部は真剣にこのことを考えるべきだ。力を行使する時 代は去り、もう時代遅れとなっている。力に頼ることは逆効果であり、決して団結と安定をもたらすことはない」と法王は付け加えられた。

あるイタリアの記者が「ベトナム人僧侶たちが同じような行動を行った時のようには、なぜ国際メディアはこれらの(焼身)事件を大々的に報じないのか?」と これに対する法王の意見を尋ねた。法王は「きっと色んな要因があるだろう。しかし、チベット焼身自殺については少なからず報道されていると思う。チベッ トの危機については中国の人々を含め、世界の様々な地域から強い共感と支持を得ている」と答えられる。

法王はさらに「70年代と80年代におけるソビエトの人権侵害に対し、西欧は大々的にこれを報じた。しかし、アジアで同じようなひどい人権侵害が起こっていてもこちらは大して報道されない。人権問題に関し差別があってはならないと思っている」とも述べられた。

この記者会見は仙台と石巻の仏教協会及び仙台プレスクラブが主催したものである。法王は明日行われる石巻での法要を皮切りに、地震津波の被害を受け、さらに放射能漏れからくる危険に晒される人々の下を訪れられる。

記者会見で法王は「一仏教徒として、日本の人々の友人として、彼らの下を訪問し悲しみを分かち合うのは私の責任だ。日本は仏教国であり、私も仏教徒だ。何度も日本を訪問し友人も沢山できた。だから、友人として友の下を訪れ、悲しみを共有することは私の義務だ」と話された。

法王は先の4月、アメリカへの道すがら日本に立寄り、悲劇が起こった後の49日法要を行ったときの事を思い起こされ「4月の訪問の時、東京の護国寺で法要 を行った。その時の雰囲気は非常に感動的で悲しいものであった。法要が終った後、被災地から来た一人の日本人に対し、被災地を訪れ人々に会うことを約束し た。だから、こうして今来たのだ。約束が果たせ私は大変嬉しく思っている」と話された。

仙台の人々へのメッセージを求められ、法王は「悲劇はすでに起こってしまったのだから、意気消沈しても何にもならない。逆にその悲劇を熱狂に昇華し、地域を再生すべきだ」と述べられた。