パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

ブータン国王、福島の子どもたち励ます


ブータン国王の来日で 我々の被災地への思いも 政府に対する不信も すこしお休みと言う感がある。 とくに ヒマラヤの小さい国の 仏教を守りながら 王政を続けて行く中で、我々仏教徒の心の中に共通点を我々が見出そうとしているのかもしれない。
ブータン国王も 隣国ネパールで毛沢東派が王政を倒し、ネパール国民が中国によって 『金の亡者』になっていくのを見るにつけ、大国と接する小国の将来の中に、天皇制を続ける わが国の 国民と民度天皇制と 西洋民主主義的価値観の現状を ブータン将来を見据えて おられるに違いない。
横におられる 通訳が ペマさんであれば 裏表をみた日本感が伝わると思う。ペマさんが押す ヒマラヤ文化圏。。。。。。。。。うまく世界にはまって開花してほしい。



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ブータン国旗 1960制定


勝谷誠彦の有料ブログより

悲劇はひとの賢愚をまことに鮮やかに浮かび上がらせる。
シェイクスピアはそのことを教えてくれた。東日本大震災福島原発の事故からも私たちはそれを学びつつある。海を越えてやってこられた貴人にもまた。
TBSのこのニュースは原稿を書いた記者がなかなかの手だれであるらしく、現場への愛情が伝わってくる。
ブータン国王、福島の子どもたち励ます>
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4881335.html
<来日しているブータンワンチュク国王夫妻は東日本大震災の被災地を訪れました。震災の爪あとの残る町で市民と交流。そして、小学校訪問で小学生に語ったこととは。
静かに祈りを捧げるブータンワンチュク国王夫妻。福島県相馬市を訪れました。被災地の訪問は国王自身が強く希望したものだといいます。
「ここを訪れてよかったです。犠牲者のために祈り続けます」(ブータン ワンチュク国王)
ちょうど同じ場所で、震災から2か月後に天皇皇后両陛下が雨の中、犠牲者の冥福を祈られていました。>
国王陛下は明らかに天皇皇后両陛下のことを意識されている。今回、お目にかかれなかったこともあって、あるいは、天皇陛下のご快癒をも祈られたのではないか。
私はいつも記事をリンクさせてもらう時には活字を優先しているが、今回はこのTBSの映像がなかなか素晴らしいので、ぜひあなたや、あなたに観ていただきたかった。文字に起こした記事もなかなかのものだが、映像からだけ伝わって来るものもある。
<最後にはみんなで記念撮影。
Q.ワンチュク国王様は?
「かっこいい」
Q.ペマ王妃様は?
「美しい」(子どもたち)>
これだけだとなぜこういう経緯になったのかわからない。しかし映像を観ると、どうやら撮影する写真家が子供たちに話しかけているのがわかる。私もその端くれとしてときどきやるが、撮る相手に白い歯を見せてもらいたいのである。だから語尾が「イーッ」となることを言ってもらう。あらかじめ「こう言ってね」とは頼んでおいたのであろう。「かっこいい」「美しい」という言葉の語尾で「イーッ」を言わせたこの写真家の想像力と優しさは素晴らしい。
国王陛下はこういうことも言われた。
<「竜が存在していると思いますか。私は竜を見たことがあります」(ブータン ワンチュク国王)
ブータンとは「竜の国」という意味で、国旗や国の紋章にも竜が描かれています。国王はブータンの子どもたちに「竜は心の中に住んでいる。自分の竜を育てなさい」と普段から話しています。>
子供たちはこの言葉を一生忘れないで欲しい。「竜は心の中に住んでいる。自分の竜を育てなさい」。これは私が嫌悪してやまない「自分探し」や「世界で一つだけの花」の対極にある言葉だ。自分が乗って楽して天に昇ろうという竜を探していてもそんなものはやっては来ない。竜は自分の中にあるのである。その竜を学んだり苦しんだりして育てて、やがて天駆ける存在にするしかないと国王陛下はおっしゃっているのだと思う。
ブータンは竜の国である。竜のことをドゥルックという。私がかの国に行った時にカトマンドゥから乗った飛行機はドゥルック・エアのものだった。
陛下は「竜を見たことがあります」とおっしゃった。実は私もある。
チベットで苦しい旅を続けている時に、それは空にいた。4500メートルの標高から見上げた岩山の向こうに。
地学の徒として冷静に分析するならばあるいは雲か虹であったかも知れない。しかし薄い空気の中で気が遠くなるような蒼にかかるそれは私には竜としか思えなかったのである。小説『ディアスポラ』(新たに読まれた方、どんどんアマゾンの書評など書いて下さいね)
http://www.amazon.co.jp/dp/4163807500
で私はそれを天空にかかる虹として書いた。その虹の名を叫ぶチベット青年の名は「ナムゲル」だ。先日も触れたが、同じ名前を私はワンチュク国王陛下のお名前の中に見つけて、感動したのである。

キーボードが腐るが「賢愚」と書いた以上「愚」の方にも触れなくてはなるまい。
こいつら、全員クビだろう。
またまたテレビのFNNニーュースをリンクさせてもらうのは映像が素晴らしいからではなく、愛国フジサンケイグループの舌鋒がなかなか鋭いから(苦笑)。
ブータン国王夫妻の晩さん会欠席は4閣僚/川端総務相、「公務優先」も内容明かさず>
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00211826.html
ブータン国王夫妻を歓迎する宮中晩さん会の閣僚欠席問題で、波紋が広がっている。 午後1時すぎ、JR福島駅で盛大な歓声を浴びるのは、来日中のブータンワンチュク国王夫妻。18日は、東京駅から東北新幹線に乗り込み、震災と原発事故に揺れる福島県を訪問した。
一方、永田町では、16日にブータン国王夫妻を歓迎する宮中晩さん会を欠席し、民主党の同僚議員の政治資金パーティーで、「私は、こちらの方が大事」とあいさつしていた一川防衛相が、ワンチュク国王とは対照的に罵声を浴びせられていた。
一夜明けた18日、一川防衛相は「官房長官から『厳重に注意するように』という、注意を受けていますので、そのことは、その段階で、しっかりとこれから反省したいと(伝えた)」と述べた。そして、一川防衛相と同様、宮中晩さん会を欠席していたことが明らかになった川端総務相や、細野環境相、山岡国家公安委員長らも、公務や先に交わしていた約束を優先して欠席したと釈明に追われた。山岡国家公安委員長は「拉致問題などで、面談や協議が立て込んでいたから」、細野環境相は「ごみの広域処理問題を優先した」、川端総務相は「前から予定していた公務があったから」としている。しかし、川端総務相の公務の内容は明らかになっていない。>
こいつら、日本人じゃねえ。しかもたとえば一川保夫防衛相は「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロールだ」といった馬鹿だ。山岡賢次国家公安委員長(嘲)はパチンコ屋の手先でマルチ商法の親玉だ。なるほど皇室や相手の王室の存在の重さなど屁ほども感じていない奴らがもともとの育ちの悪さに従って行動したわけである。こういう連中には言ってきかせてもなおるものではない。とっとと次の選挙で落とすことだ。それぞれの選挙区のみなさん、たのみますよ。
それにしても。「死の街だ」という私から見ればまことにもっともな発言をした大臣のクビをとって喜んでいる大マスコミは、一川防衛相が東日本大震災勃発直後に外務省の女性職員にキスを迫るなどのセクハラをしていたと『週刊新潮』に暴露された民主党議員のパーティに出て「ブータン国王が来て宮中で催し物があるが、私はこちらの方が大事だ」と言ったことをなぜ問題にしないのか。
皇室とブータンをないがしろにしてセクハラ議員を持ち上げたこの発言の方が、ごく自然に出た「死の街」のそれよりもはるかに問題ではないか。
まあいい。これも私たちが決めることだ。糞議員どもを落とすのと同じく、そういう大マスコミにカネを払うことを、だんだんとやめていけばいいのである。そのかわりに『勝谷誠彦の××な日々。』を…。いやいや。
ホント、私は月である。大マスコミという阿呆な太陽があるからこそ、読んでいただけるわけであって。わはははは。



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ブータン国王、被災地に激励と鎮魂 福島県訪問

産経新聞 11月18日(金)17時24分配信
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ータン国王と王妃が被災地の小学校を視察。子どもたちとふれあう国王と王妃=18日午後、福島県相馬市の桜丘小学校(桐原正道撮影)(写真:産経新聞
 国賓として来日中のブータンジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻は18日、東日本大震災で被災した福島県相馬市を訪れた。国王夫妻は市内の小学校や漁港などを訪問し「ブータン国、国民を代表して親愛の情と励ましの気持ちを持っています」などと激励、津波で大きく被災した地区では鎮魂の祈りをささげた。

 ワンチュク国王夫妻は18日午後、沿道で市民約300人が歓迎する中、原発事故の避難のため転校してきた生徒も通う相馬市の桜丘小学校に到着。同小6年の後藤香純さん(11)が「今は困難がありますが、ブータンの人たちのようにみんなで力を合わせて乗り越えていきます」と、歓迎のあいさつをした。

 生徒らは校歌合唱やよさこい踊りなどを披露し、国王夫妻は真剣に耳を傾け、笑顔で拍手を送っていた。国王は生徒らに対し龍の小話を引き合いに「1人1人の人格を養ってください」と諭し、「今日の絆を大切にして、またこの学校に戻ってきたい。そのときは日本語を勉強してもっとたくさんの話をしたい」と話した。

 国王夫妻はその後、津波被害で復旧途中の相馬港などを訪問。天皇皇后両陛下も5月に訪れ、黙礼された相馬港原釜・尾浜地区では、手を合わせ慰霊の祈願を行った。





“イケメン国王”国王に拝謁 質問攻めに

2011/11/17 10:16更新

記事本文

 【外信コラム・ガンジスのほとりで】
 先日、ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王にニューデリー市内で拝謁する機会に恵まれた。そう、あの“イケメン国王”。先月行われた国王結婚式の取材のためブータン入りしたニューデリー駐在の日本人記者に、「国王自身が直接謝意を伝えたい」(ブータン大使館)ということでお声がかかったのだ。
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記事本文の続き その通り、31歳の国王は、「私と王妃の結婚式のためにブータンに来ていただきありがとうございました」と頭を深々と下げられた。約30分の懇談では、国王は自身の話を最小限にとどめ、専ら私たちをインドでの生活や仕事について質問攻めにされた。取材する側とされる側が逆になったような展開だったが、偉ぶらず、人の話に真摯(しんし)に耳を傾ける姿勢に好印象を受けた。
 途中、国王はこうおっしゃった。「父親の先代国王から、私は特別な存在ではなく、私の仕事は国民のため、国に尽くすことなのだと言われました」
 国王は15日から結婚したばかりの王妃を伴って国賓として初訪日中だ。国会演説や、東日本大震災の被災地の福島県などを訪問される。先代国王と同様、日本を尊敬していらっしゃるという国王に「日本はやっぱり素晴らしい国だった」との確信を得て、帰国していただければと思う。(田北真樹子)