仙台市のジャイアントパンダ招致も、恩賜上野動物園で冷凍保存されているパンダの赤ちゃんの標本の返還も、尖閣諸島の影響で話し合いが座礁しています。
日本も中国も、そのように報じてきました。
しかし、「尖閣の影響」というのは、中国側の真っ赤な嘘だったことが、12月18日のニュースで明らかになりました。
下記、サーチナからの記事引用です。
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和歌山県の双子パンダが中国へ帰国、繁殖を目指す
http://livedoor.blogimg.jp/sendaipanda/imgs/f/a/fa86e64c.jpg
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されていた双子のジャイアントパンダ「愛浜(あいひん)」と「明浜(めいひん)」が14日、中国国際航空の飛行機で中国に帰国した。愛浜と明浜は今後、四川省成都市にあるパンダ研究基地で新しい生活を開始、繁殖を目指す。中国新聞社が14日付で報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)
白浜アドベンチャーワールドは1993年に中国動物園協会と日中共同パンダ繁殖研究協議を締結した。2000年には成都パンダ繁殖研究基地よりメスのパンダ「梅梅」が送られ、2006年12月23日に「愛浜」と「明浜」が誕生した。
愛浜と明浜は、梅梅と日中両国の専門家の愛情を受けてすくすくと成長。2頭とも体重が100キロを超えるなど繁殖可能となったことから、協議に基づいて中国に帰国することとなった。
パンダはワシントン条約で守られており、学術研究目的以外での取引は不可能だ。動物園などが中国からパンダを受け入れるためには、中国にお金を払って「レンタル」する必要があり、パンダの国籍はあくまでも中国籍であることが原則だ。また国外で生まれたパンダについても、片親が中国籍の場合は自動的に子どもも中国籍となり、レンタル料金が発生する。
中国に帰国した愛浜と明浜は長旅で疲れた様子だったが、健康状態は良好だという。愛浜と明浜は今後、3カ月ほどかけて研究基地で検疫を受け、検疫の終了後はお見合いを行い、繁殖に取り組む計画だ。赤ちゃんパンダの誕生に期待が集まるが、残念ながら愛浜と明浜が日本へ戻ってくる予定はないという。
(情報提供:ULOCO/編集担当:畠山トキ)
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引用終わり。
パンダの赤ちゃんだけは、尖閣と関係なく日本からさっさと持ち帰る。
中国の無礼、ここに極まれりです。
本当に尖閣諸島の関係で何もかも座礁・凍結していたのなら、アドベンチャーワールドの2頭の赤ちゃんパンダの返却も延期されるはずですが、予定に何一つの狂いもなく、アドベンチャーワールドは赤ちゃんパンダを返却し、中国はそれを受け入れました。
仙台市の公式発表によれば、尖閣諸島の影響があり、中国側から「何の連絡もない」状態が続いていますが、それは、中国の野生動物保護局なり動物園協会なりが、「政治的背景で仕方なく連絡できない状態になっている」のではなく、「政治的動機で意図的に連絡していない」ことが、明らかになった訳です。
仙台市の「外交問題とは無関係にパンダを招致する」という方針は、完全に中国に馬鹿にされた、「卑屈」以外の何物でもありません。
絶滅危惧種の野生動物の保護繁殖研究という名目において、こうした政治的な取引を露骨に行う中国の現在の体制のままで、冷え込んだ日中関係が和らいだからといって、仙台市はジャイアントパンダの招致の交渉を継続するのでしょうか?
これが反対の立場であったならば、中国は仙台市長と日本大使を中国に呼びつけ、公式な謝罪を要求してもおかしくないレベルです。
恩賜上野動物園も八木山動物公園も、中国に抗議の意思を明確に伝え、それを公にすべきです。
パンダが欲しくて無礼者に卑屈な態度を取り続けることは許せません。
なぜなら、そうした卑屈な人間は、仙台人ではないからです。
仙台にパンダはいらないのです。
参照Web:
和歌山県の双子パンダが中国へ帰国、繁殖を目指す
サーチナ(2012.12.18)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1218&f=column_1218_011.shtml
赤ちゃんパンダ、いつまで冷凍庫に… 中国と調整つかず
朝日新聞デジタル(2012.09.20)
http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY201209200245.html
日本も中国も、そのように報じてきました。
しかし、「尖閣の影響」というのは、中国側の真っ赤な嘘だったことが、12月18日のニュースで明らかになりました。
下記、サーチナからの記事引用です。
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和歌山県の双子パンダが中国へ帰国、繁殖を目指す
http://livedoor.blogimg.jp/sendaipanda/imgs/f/a/fa86e64c.jpg
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されていた双子のジャイアントパンダ「愛浜(あいひん)」と「明浜(めいひん)」が14日、中国国際航空の飛行機で中国に帰国した。愛浜と明浜は今後、四川省成都市にあるパンダ研究基地で新しい生活を開始、繁殖を目指す。中国新聞社が14日付で報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)
白浜アドベンチャーワールドは1993年に中国動物園協会と日中共同パンダ繁殖研究協議を締結した。2000年には成都パンダ繁殖研究基地よりメスのパンダ「梅梅」が送られ、2006年12月23日に「愛浜」と「明浜」が誕生した。
愛浜と明浜は、梅梅と日中両国の専門家の愛情を受けてすくすくと成長。2頭とも体重が100キロを超えるなど繁殖可能となったことから、協議に基づいて中国に帰国することとなった。
パンダはワシントン条約で守られており、学術研究目的以外での取引は不可能だ。動物園などが中国からパンダを受け入れるためには、中国にお金を払って「レンタル」する必要があり、パンダの国籍はあくまでも中国籍であることが原則だ。また国外で生まれたパンダについても、片親が中国籍の場合は自動的に子どもも中国籍となり、レンタル料金が発生する。
中国に帰国した愛浜と明浜は長旅で疲れた様子だったが、健康状態は良好だという。愛浜と明浜は今後、3カ月ほどかけて研究基地で検疫を受け、検疫の終了後はお見合いを行い、繁殖に取り組む計画だ。赤ちゃんパンダの誕生に期待が集まるが、残念ながら愛浜と明浜が日本へ戻ってくる予定はないという。
(情報提供:ULOCO/編集担当:畠山トキ)
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引用終わり。
パンダの赤ちゃんだけは、尖閣と関係なく日本からさっさと持ち帰る。
中国の無礼、ここに極まれりです。
本当に尖閣諸島の関係で何もかも座礁・凍結していたのなら、アドベンチャーワールドの2頭の赤ちゃんパンダの返却も延期されるはずですが、予定に何一つの狂いもなく、アドベンチャーワールドは赤ちゃんパンダを返却し、中国はそれを受け入れました。
仙台市の公式発表によれば、尖閣諸島の影響があり、中国側から「何の連絡もない」状態が続いていますが、それは、中国の野生動物保護局なり動物園協会なりが、「政治的背景で仕方なく連絡できない状態になっている」のではなく、「政治的動機で意図的に連絡していない」ことが、明らかになった訳です。
仙台市の「外交問題とは無関係にパンダを招致する」という方針は、完全に中国に馬鹿にされた、「卑屈」以外の何物でもありません。
絶滅危惧種の野生動物の保護繁殖研究という名目において、こうした政治的な取引を露骨に行う中国の現在の体制のままで、冷え込んだ日中関係が和らいだからといって、仙台市はジャイアントパンダの招致の交渉を継続するのでしょうか?
これが反対の立場であったならば、中国は仙台市長と日本大使を中国に呼びつけ、公式な謝罪を要求してもおかしくないレベルです。
恩賜上野動物園も八木山動物公園も、中国に抗議の意思を明確に伝え、それを公にすべきです。
パンダが欲しくて無礼者に卑屈な態度を取り続けることは許せません。
なぜなら、そうした卑屈な人間は、仙台人ではないからです。
仙台にパンダはいらないのです。
参照Web:
和歌山県の双子パンダが中国へ帰国、繁殖を目指す
サーチナ(2012.12.18)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1218&f=column_1218_011.shtml
赤ちゃんパンダ、いつまで冷凍庫に… 中国と調整つかず
朝日新聞デジタル(2012.09.20)
http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY201209200245.html