パルデンの会

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台湾代表を指名献花に」震災追悼式典で政府が表明


勝谷誠彦氏の有料ブログより

 <「台湾代表を指名献花に」震災追悼式典で政府が表明>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130306/dst13030613470004-n1.htm
加藤勝信官房副長官は6日午前の記者会見で、
11日に都内で開催される政府主催の東日本大震災追悼式で、各国代表が献花する際に国名を読み上げる「指名献花」に台湾を加える方針を明らかにした。昨年の民主党政権下の式典では指名がなく、当時の野田佳彦首相が国会答弁で陳謝した経緯がある。
加藤氏は「
昨年の式典で台湾の方々の気持ちを傷つけるようなことがあったとすれば政府としてまったく本意ではない。今年はぜひ指名献花をお願いしたい」と述べた。>
ああ、
これだけでも極左内紛集団を追放した価値があると私は胸をなで下ろした。
去年の3月16日の日記で私は産経新聞のこの記事を引用している

<政府が主催した東日本大震災の一周年追悼式典で、
台湾の代表が指名献花から外されるという扱いを受けた。
震災で93の国・地域、
国際機関から寄せられた義援金や救援物資は集計分で計175億円だが、これに含まれない台湾は単独で200億円超もの義援金を寄せた。日本政府の対応は、人から受けた恩を忘れない日本的精神からも恥ずべきものである。
これに対する私のコメント。
<「天皇皇后両陛下に対して起立しない、
台湾の献花にちゃんとした接遇をしないことと、被災地に血が通った復興支援が出来ていない」ことと、増税を一気にやろうとしていることは通底している。こういう視点で見ると、いろいろなことがわかって来る。>
こうした外道どものふるまいに対して、
では陛下はどうなされたか。同年4月20日の日記で私はウォールストリート・ジャーナルのこの記事を引いている。
<台湾代表を初招待/陛下、震災支援に感謝のお言葉/
春の園遊会
見出しだけでいいだろう。ここで「背中で叱られた」
ことへの返事を、政権交代がなってようやく政府はなし得たのだ。細々と書いてきたものとしては嬉しくてならない。
そして。
またこのことに呼応するような出来事が台湾では起きている。
<震災支援への感謝広告、台湾の「公民」教科書に>
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130309-OYT1T00838.htm?from=ylist
東日本大震災の際に台湾から寄せられた支援に感謝するため、
日本の対台湾交流窓口機関、交流協会が昨年3月に台湾の新聞などに掲載した感謝広告が、来年2月から使われる台湾の中学校用教科書で紹介されることになった。
紹介されるのは、
宮城県石巻市の中学生らの太鼓演奏を撮影した写真に、「元気です。ありがとう台湾」と中国語で記された感謝広告。震災1年後の昨年3月、台湾の新聞などに掲載され、台湾で反響を呼んだ。
感謝広告は、台湾の中学3年生向け「公民」教科書の「
世界公民の基本素養」の項目で、国際問題に関心を持つ必要性を説く部分の資料にされる。>
実はこれ、昨年に打診があったものの、
信じがたいことに日本側が難色を示したらしい。大陸支那の顔色をうかがったのだろう。いかにも極左売国奴どもがやりそうなことである。まあ、しかし、終わったことはいい。今の政権に、関係の回復を期待するばかりである。
そういえば、
やはりこの日記で国際教養大学からの留学生たちが台湾で謝意を示す勇気ある行動をとってくれたことを紹介したことを覚えておられますか。先日逝かれた、学長の中嶋峯雄先生も、さぞかし今回の政府の方針転換を喜んで下さっていることだろう。
明日は、追悼の日。

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