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―― 仙台人の、誇りを示せ。
中国のパンダは仙台にいらない!4/20デモ行進


日時:平成25年4月20日(土)
(当日は桜の満開が予想されています。)

場所:勝山公園
仙台市地下鉄南北線北四番丁駅」より徒歩10分

主催:仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会

共催:頑張れ日本!全国行動委員会


デモ行進ルート:
勝山公園NHK仙台前→宮城県庁前→仙台市役所・仙台市議会前→定禅寺通→一番町通→青葉通→肴町公園

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告知用チラシ
(画像をクリックするとPDF形式でダウンロードできます。配布にご協力いただければ幸いです。)
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仙台市は1,877万円の復興予算をジャイアントパンダ誘致に投入決定しました。
仙台市は平成25年度予算において、中国からのジャイアントパンダの誘致に、1,877万円の市税を復興費用として投入することを決定しました。
昨年、仙台市は中国と何一つ協議しない中で、ジャイアントパンダ誘致に約800万円を浪費しました。そして、協議開始の見込みもない中で、市税の復興費用をあてたのです。
その理由は「中国側が協議を開始する際に迅速に対応するため」であり、用途は「旅費」です。
これは明らかな市税と復興費の悪用です。

仙台市の「震災復興のシンボル」は、中国のパンダですか?
仙台市は「震災復興のシンボル」として、「東北全体の子どもたちに元気と希望を届けるため」に、中国からパンダを借用しようとしています。
東日本大震災は、死者・行方不明者・震災後の死者あわせて2万人以上が犠牲になりました。
2万人死んだから中国からパンダを借り、震災復興のシンボルとし、子どもたちに元気と希望を届ける。
そこには決して人倫があるとは言えません。

年間1億円以上のコストには、仙台市税があてられます。
ジャニーズエンターテイメントが主体となる民間財団MarchingJ財団による資金援助は5年間だけで、仙台市は10年間の借用を考えています。
ジャイアントパンダのコストは年間1億円以上。仙台市の市税が、そのまま中国に送金されます。
子どものパンダが2頭生まれたら、さらに年間1億円のコストが加算されます。
パンダはあくまで中国からの借用であり、子どものパンダは2年で中国に返却する必要があります。
パンダが死んだ場合にかけられる高額なペナルティ金も、市税から中国に支払われます。
10年契約した場合、任期4年の仙台市長も仙台市議会議員も、全員、責任逃れしてしまいます。

仙台市は、仙台市民へのヒアリングもアンケートも拒否しています。
本来であれば、東日本大震災で2万人死んだから、中国に年間100万ドルを支払ってパンダを借り、子どもたちの見せ物にする計画、昨年は800万円浪費したが何の進展もなかった報告、今年度も約1900万円の「旅費」を復興費にあてる計画、これらを仙台市民、特に被災地の人々にヒアリングしアンケートを行うのが当然なのですが、仙台市はそれをかたくなに拒否しています。
一方で、「市民には丁寧に説明する」という言葉を繰り返しています。
仙台市の嘘・デタラメ・ごまかしを、決して許すわけにはいきません。

日中関係は日本政府に丸投げ。仙台市はパンダ借用を継続!
奥山恵美子仙台市長は、中国に対して日本政府は毅然とした態度を取るべきだと主張する一方、パンダ誘致は継続し、交渉開始の際は迅速に対応するための「旅費」を、復興費用からあてました。
東北の主要な地方自治体のひとつの長としての責任感もプライドも、そこには微塵もありません。

ワシントン条約完全に違反しています
ジャイアントパンダワシントン条約によって、商業目的の取引が禁止されている、絶滅危惧種の野生動物です。また、借用目的はあくまで、繁殖研究のためでなければいけません。
しかし、仙台市のパンダ誘致は「震災復興のシンボル」「子どもに元気と希望を与える」「経済波及効果が期待できる」などを実質的な目的としています。パンダの餌となる竹に含まれる放射性物質のサンプリング調査と中国への報告も、仙台市は拒否しました。中国からの借用が決まってから行うという、中国に対しても非常に不誠実な答弁を行っているのです。
仙台市は、ワシントン条約に完全に違反しているのです。

パンダの生息地におけるチベット人の悲劇を、完全に無視しています。
八木山動物公園の遠藤源一郎園長は、ジャイアントパンダの最大の生息地であるアバ・チベット族チャン族自治州を中心に、現在にいたるまで100人以上のチベット人が中国政府に抗議する焼身自殺を行ったことに対して、仙台市のパンダ誘致とは全く無関係であることを、当会の公開質問状に文書で回答しています。
加えて奥山恵美子仙台市長は、ジャイアントパンダを誘致する中、慰霊に訪れたダライ・ラマ14世の面会の依頼を市の窓口で拒否するという無礼を働いています。
ジャイアントパンダの生息地で起きているチベット人の悲劇を無視してパンダ誘致を継続することには、人間としての慈悲の欠片もない非道な行為です。

中国からのジャイアントパンダ誘致継続は、中国と契約するまで、仙台市民に大きく発表しない。
中国が交渉を開始するまで、予算を十分につけて誘致に備える。
これが、奥山恵美子仙台市政の、腐り切った現実です。


必要なのは、仙台市議会への働きかけです。
仙台市の中国からのジャイアントパンダ誘致を中止するには、仙台市議会で市議が中止の議案を提出し、多数決をもって中止を決定することが最善です。
幸いにも、この1年間の地道な呼びかけの中で、奥山恵美子仙台市長による中国からのジャイアントパンダ誘致に明確に「反対」の立場を取る市議さんが、一人、また一人と増えています。そして、いまや賛成している市議は事実上一人もいない状況です。
中国側が協議再開を持ちかける前に、議案を提出し、中止することを市議に呼びかけることが大切なのです。

必要なのは、仙台人が公に誇りを示すことです。
事実。仙台市民も宮城県民も、中国からのジャイアントパンダを必要としていません。
仙台人として、宮城県民として、日本人として、「中国のパンダは日本にいらない!」と意志を表示し、仙台市議会に対して中国からのジャイアントパンダ誘致の中止を求めることが、デモ行進の目的です。

ご参加・ご声援のほど、なにとぞお願い申し上げます。