パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

偽慰安婦ショー その続き

 勝谷誠彦氏の有料ブログから

 橋下徹大阪市長と意気揚々と会うはずだった自称・元売春婦が突然キャンセルしたのはここでも少し触れた通りである。まさに水に落ちた犬を叩く、あの連中にとっては絶好のチャンスだったというのに。
 <橋下氏との面会中止に/元慰安婦側が意向「市長に嫌悪感がある」>
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130524/stt13052410090003-n1.htm
 <日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長24日に面会する予定だった元慰安婦の韓国人女性2人が同日午前、支援団体を通じて市側に面会中止の意向を伝えてきたことが市への取材で分かった。面会は、この元慰安婦側が申し込んでいたものだが、支援団体によると「市長への嫌悪感がある」などとして、面会中止を決めたという。>
 言っていることのムチャクチャさをどうして大マスコミは取り上げないのか。<「嫌悪感がある」>のならばますます面会してそのことを伝えるべきではないか。そもそも売春婦であると名乗りをあげているのは、それなりの覚悟があるからでしょう。まさにその覚悟が試される時に<「嫌悪感」>はないだろう。ばあさんたちを担ぎあげてきた左巻き人権屋の連中は、いまこそちゃんと本人たちを説得しなきゃいけないんじゃないですか。
 ところが面白いことがわかってきた。私も首をひねってはいたが、あまたの工作員諸君が全国各地からそれぞれ地元のメディアなどの不勉強な報道内容に気付いて、私のもとに報告してくれたのである。
 さまざまな地方紙などがあるが、ここはやはりいつも私と仲良しの沖縄の極左反日新聞が「自爆」したのを紹介するのがもっとも面白いだろう。
 <社説[元「慰安婦」証言]「私の存在が証拠です」>
 http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-20_49450
 <尊厳が傷つけられた過酷な体験を当事者自らが証言する言葉の意味は重い。
 旧日本軍「慰安婦」で韓国人の金福童(キムボクトン)さん(87)が18日来沖、西原町内で大学生らとの交流集会に臨んだ。その後の記者会見などで金さんは、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の一連の慰安婦発言を批判し、謝罪を求めた。>
 どこからカネが出ているんだろうね。売春婦が過去を語るならば、東京か橋下さんのお膝元の大阪でしょうよ。なんでわざわざ沖縄までいって、反日集団を煽るのさ。あんたらがやりたいのは、カネが欲しいのか、日本人の中の売国奴を煽りたいのか、どっちなんだ。わけのわからない行動だ。しかし、これが墓穴を掘った(爆笑)。
 <金さんは14歳のころ、旧日本軍に「軍服を作るために日本へ行く」と日本統治下の韓国から連行された。アジア各地の前線を転々とし、8年間、「慰安婦」を強いられた。
 橋下氏が強制連行の証拠はない、と繰り返していることに「血の涙がにじむ経験をした本人がいるのに、どうして証拠がないと言えるのか。私がここに生きている。それ以上の証拠がいったいどこにあるのか」と批判した。>
 あんたの存在が詐欺師であることをまさに暴露してしまいましたよ。
 85歳の老父を持っていると、こういう時に瞬間的に換算ができて嘘がすぐにわかる。ばあさん、今年で満年齢88歳として生まれは1925年だ。となれば1939年に売春婦になったことになる。大東亜戦争の勃発は194112月8日なので、それまではどこで売春婦をしていたのか。第二次世界大戦は確かに39年に始まっている。ひょっとして世界史年表を見てその年に、大東亜戦争も始まったと「嘘」の基準年にしてしまったのかな(笑)。
 そこから8年間、売春婦をなさっていたそうである。ということは、日本が残念ながら負けてからも2年間やっておられた、と。誰を相手だったのかね。焼け跡ヤミ市で日本人相手ならば、売春婦としても最低の階層だったろう。それともヤンキー相手にいい商売をしていたのか。いずれにせよ、もう戦争はないので「従軍慰安婦」ではない。ただの「売春婦」だ。ばあさん、それを自慢しに沖縄くんだりまで来たのか。ご苦労さん。 

 極左反日紙、沖縄タイムスが気の毒なのは、こんな簡単な時系列の計算もできずに出張売春婦の営業にまんまとのせられていることである。
 <当事者の証言は証拠である。史資料と比べ価値が低いわけではない。オーラル・ヒストリー(口述史資料)を重要視する学会の動向を見れば明らかだ。
 沖縄戦における「集団自決(強制集団死)」訴訟で、司法側が住民のオーラル・ヒストリーを証拠として採用したことともつながる。>

 ええ、ええ、オーラルヒストリーとやらも大切でしょうよ。しかし子どもでもわかる時系列の裏付けはちゃんと小学校の教科書の年表とでも照らし合わせてみればいい。気の毒に、商売ネタの「集団自決」の信用性まで、今回のこの社説は怪しさ大爆発にしてしまっている。オーラルヒストリー、信用できませんねえ。
 この社説、誰が書いているのかな。書けば書くほどドツボにはまっている。次に登場するのは、もうちゃんとした近代史を知ってい人々ならば苦笑するしかない詐欺師だ。
 慰安婦問題が沈黙から告発へと大転換したのは1991年だった。故金学順(キムハクスン)さんら韓国人元「慰安婦」3人が初めて、日本政府を相手に謝罪と個人補償を求める裁判を東京地裁に起こしてからである。戦時の性暴力が問われることになった。>
 金学順を世に出したのは朝日新聞記者だが、彼が金とそれを支援する勢力と血縁を含む深い関係であることは、もうとうに知られた事実だ。こういうところに持ちだすと、主張の怪しさを強調しちゃうのになあ。

 しかし、この社説を書いた時点では、風は左側から吹いていた(笑)。橋下さんがヘタ打って、まさに反日キャンペーンの「時は来たれり」だったのだろう。沖縄タイムスは最後に大見得を切る。
 <慰安婦問題の真実を伝えようと、韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会は来月初めまで各地で証言集会を開く。金さんはその一環として来沖した。同じく韓国人元「慰安婦」の吉元玉(キルウォンオク)さん(84)も来日しており、2人は24日に橋下氏と面会する。
 慰安婦問題は決して過去の話ではない。私たちが向き合い、克服しなければならない現在の問題である。>
 だから、会って下さいってば(爆笑)。なんでやめたのさ。簡単な足し算引き算が間違っていたことに気付いたから?<「私の存在が詐欺です」>になっちゃったから?

 「朝鮮人は呼吸をするように嘘を吐く」と書いたのは『悪韓論』の室谷克実さんだが、いやあ、笑わせてくれる。この売春婦のおばあちゃんたちの窮地を朝鮮のメディアがどう報じるのかと楽しみにしていたが、こう来たか。
 <元慰安婦「橋下は面会対象でなく審判対象」>
 http://japanese.joins.com/article/007/172007.html?servcode=A00§code=A10
 <この日の大阪市役所周辺の緊張と騒ぎは、橋下市長の慰安婦妄言が生み出した日本社会の葛藤の縮小版だった。結局、この日、金さんと吉さんは橋下市長との面会を拒否した。
 2人は韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊対策協)を通じて伝えた「私たちの立場」で、「橋下市長の仕組まれた謝罪パフォーマンスには合わせられない。橋下は面会の対象でなく審判の対象」と面会拒否の理由を明らかにした。
 また「橋下が自分の発言を撤回して謝罪をするために会うものと理解して会おうとした」とし「しかし発言を撤回せず強制性を否定する立場を表したことに胸が裂けるほど痛んだし、裂ける胸で彼に会うのが恐ろしかった」と明らかにした。さらに「日本の記者を通して、国際社会の批判で窮地に追い込まれた橋下がこの日、面会でひざまずいて一過性のパフォーマンスを準備したという話も聞いた」と述べた。>
 もしもし?何を言っているんですか?橋下さん、ここでひざまずくわけがないでしょうが。そうしたらもう政治生命は終わりで、タフな彼がそれを知らないわかがない。そもそも「ひざまずく」というのは朝鮮文化だ。オノレの乏しい脳味噌からしか出てこない嘘はすぐにバレるよ。
 それにしても。沖縄タイムスといい中央日報といい、私が指摘するまでもなく、まっとうな知識を持った日本人ならばすぐに狂った記事だとわかる。なぜ大マスコミはそういう相互批判をしないのか。いや、できないとわかっているから、こういう嘘つきどもが堂々と輪転機を回しているのである。
 橋下さんの発言の戦略的デメリットは確かに大きい。しかし一方で、だからといってこういう嘘を放置しておくわけにはいかない。だから私はここできっちりと総括しておくのである。


 昨日お約束したので一昨日について書き残したことを。灘校での祝宴を終えてミナミに出てまだ17時なんですよ。同期会は18時半から。ふらふらと法善寺横丁あたりを歩いていてピンと来る店を見つけてしまったのだ。
 「上かん屋 久佐久」
 http://www.jyoukanya-kyusaku.com//03.html
 正しい浪速のたたずまいの店でしたね。浪文化というのは根底にあきんど魂があると私は思うのだが、居酒屋でありながらそれがピンと背中に通っている。開け放した扉から路地の空気が入ってきて、客もまたそれを自覚して背筋をのばしている感触。
 これは日本酒を常温でしょう、と呑んだあと同級生であり『天国のいちばん底』ではグフとして登場している倉本久昭君が営む「ホテルくら本」で同期会。
 http://www.kuramoto-hotel.co.jp/
 うう。昨日も書いたがあまり良く覚えていない。同じ話を何度もして叱られた記憶だけがある。楽しかった記憶だけがある。
 さて、過去への郷愁はこのくらいにして、今週もまずは『スッキリ!!』から張り切っていきましょう。

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