パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

辛坊さんの船に衝突したのは 某国の潜水艦か?クジラか?

勝谷誠彦氏の有料ブログより


辛坊さん、よかったなあ。
辛坊治郎さん/声つまらせ救助に感謝「
この国の国民で良かった」>
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/06/21/kiji/K20130621006060390.html
<ニュースキャスター辛坊治郎さん(57)と全盲のセーラー岩本光弘さん(46)の乗った小型ヨットが太平洋横断中に遭難した事故で、海上自衛隊の航空機に救助された2人が午後10時半ごろ、神奈川県の海自厚木基地に着き、会見を行った。>
たかじんのそこまで言って委員会』はあれは「作品」である。あの中で私と辛坊さんがやりあっているところばかり流されるので仲が悪いなどと言われるが、楽屋で最新の情報についてまず囁きに来てくれるのが彼だった。何ていうかなあ、そういう仲ってあるでしょう。ベタベタと楽屋話をするのではない。ひとことで相手が察するようなことを話せる仲が。番組内でのケンカはあれは本気ですよ。スタンスやイデオロギーや人生観はまったく違うんだから。だが、彼は私にとって大事な人で、だからここしばらくは気が気ではなかった。無事に帰って来たなら、その時こそここに書こうと思っていた。よかった。
御存知のように辛坊さんや私は自衛隊のことを、あの大震災での獅子奮迅の活躍の前からずっと応援してきた。その自衛隊の「世界一」の飛行艇US-2が彼らを救出できたことは何か運命のような思いがする。ここはひとつ、軍事を知らない大マスコミでも声を大きくして海上自衛隊の精強さとその装備の素晴らしさを世界に伝えて欲しい。それが辛坊さんが命をかけた末のひとつのメッセージだとも思えるからだ。辛坊さん、おそらく意識して言っている。さすがはキャスターだと思ったのは私だけだろうか。
<辛坊さんはまず「本当にたくさんの方にご迷惑をおかけいたしました。たった二人の命を何百人で救ってくれた。本当に海上自衛隊海上保安庁の皆様には感謝しています。4メートルの波の中を助けていただいて本当にありがとうございました」と感謝と謝罪を口にした。>
<4メートルの波の中>を着水して救助できるのは世界中にわがUS-2以外にない。そしてそのUS-2は武器輸出3原則などというくだらない、いつも私が言っている「法にのっとらない奇妙な現場ルール」を壊す先兵となりつつあるのだ。まさに出たばかりの記事だが、辛坊さん救助とあわせて報じるともっと注目されたのになあ。しかし私が注目させてあげます。
<世界が欲しがる救難飛行艇「US-2」/民間転用による輸出で日本経済が活気づく>
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36025
このサイトも後半はカネを払わなくてはいけないが、朝日新聞とちがってちゃんとまっとうな商売だと思うので頑張って下さい。しかし肝心なところは読ませてくれる。
<US-2の魅力は、何と言ってもUS-1Aでは成し得なかった波高3メートルでも運用可能な能力だ。木の葉のように揺れる荒波の中でもエンジンを止めずに海面を航行することができるようになった。>
3メートルです。しかし今回の波高は4メートルあった。最初の飛行艇は引き返している。それほどの状況だったのだ。にもかかわらずあと1メートルの壁を乗り越えたのはわが防人たちの日々の鍛練と海軍精神である。我らが辛坊さんを救ってくれた、精強なる海上自衛隊の防人諸君に敬礼っ!

もうひとつ。さきほど一般紙ではなくスポニチの記事を敢えてリンクしたのはここだけが浸水の時の具体的な状況をリアルに書いていたからである。
<船内に海水が浸入した状況について、「(午前)5時までウォッチで、8時くらいまで寝ようと思ったらゴーンゴーンゴーンと3回右舷の方で、下から突き上げるような感じ」(岩本さん)「もしかしたらクジラだったかも」(辛坊さん)と船底が障害物に当たったという。>
現場は岩礁などありえない場所ですよ。そこで「ゴーンゴーンゴーン」と突き上げられた。これが感触なのか音なのか私は知りたい。クジラなら「ゴーン」という音はしないだろう。しかしそれが「ゴーンと突き上げられたような感触」なら別だ。以下、妄想です。しかしこんな妄想ができるのは私くらいなので笑ってやって下さいね。
たかじんのそこまで言って委員会』は「反支番組」を公言してきた。日本人に支那がいかに常軌を逸した国家であるかを伝えるに、あれほど効果があった番組はないだろう。辛坊さんはいつも「止め役」を演じつつも実はいちばん辛辣なことを言っていた。
「突き上げ」たの、まさか支那の潜水艦だったんじゃないですよね。ゴーンゴーンゴーンだ。日本国からほどほど離れたところというのもミソだ。わが精強なる海自の探知にひっかからない場所を狙って、アシがつく魚雷などではなく、下から突き上げた。クジラじゃ船殻は壊れないでしょうよ。
海自が意地の着水を見せて救出したのもこれが「目に見えぬ戦争」だと悟ったからではないのか。辛坊さん、厚木基地でそのあたり、ひょっとして囁かれているかも。
もう一度言っておきますが、これはあくまでも妄想です。あまたのヨットが外洋に出ている中で今回のような事故はあまり聞いたことがない。しかし、工作機関の立場になれば、考えなくはないのである。あのヒトたちはそれこそ妄想の世界で生きていますからね。壊れたヨットの船体はどうなっているのか。ぜひともコストをかけても回収して何がぶつかったのかを調査していただきたい。
電話もメールも知らないので「よかったね」と言えないからここで言っておく。辛坊さん、おかえりなさい。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
(c)2013 勝谷誠彦katsuyamasahiko.jp All Rights Reserved.
問合せ:info@katsuyamasahiko.jp
情報提供・感想:stealth@katsuyamasahiko.jp
発行:株式会社 世論社