やはり チベット仏教容認は 共産党の虚構であった。
中国共産党の最高指導部、政治局常務委員の兪正声全国政治協商会議主席は、このほどチベット自治区の仏教寺院などを訪れ、チベット仏教最高指導 者、ダライ・ラマ14世が求める「高度な自治」は中国の憲法に違反し、チベット仏教界の利益にも反すると述べた。7日付の中国共産党機関紙、人民日報が伝 えた。
兪氏は今月1~6日に自治区に滞在。仏教施設などで僧侶らと会談した際に「祖国が強大になり大衆の生活が改善する以外に、チベット仏教の健全発展の道はな い」と強調。チベット仏教界は中国を分裂させようとするダライ・ラマ14世の本質をはっきり認識しなければいけないと述べた。
(共同)